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シリンダーブロックカラーチェック

浦安マリンサポート成田です。

今月も色々な作業があったのですが、カラーチェックの際、浸透液に染まったシリンダーブロックがとてつもなくカッコいい色してたので今月はこのネタでブログ書いていきたいと思います( ̄▽+ ̄*)

まずはじめにカラーチェックとは、エンジンパーツにクラック、ギズなどが入っていないか調べる作業のことです。
作業内容としては、4工程です。簡単なように思えてものすごく油を嫌うので意外とシビアな作業です。

1、洗浄→2、浸透液吹付け→3、浸透液拭き取り※重要!(しっかり拭き取らないとカラーチェックの意味なし)→4、現像液吹付け

ではでは、メタリックレッドに染まったシリンダーブロックです!


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真っ赤に染めるこの作業が2番の浸透液吹付け状態です。この真っ赤な塗料が傷やクラックにジワジワ浸透していくのを20分ほど待ちます。

そして浸透液を拭き取り、第4工程の現像液の吹き付けです。(拭き取りの際直接洗浄剤をシリンダーブロックに吹き付けるのではなくウエスなどに洗浄液を吹きつけ間接的に洗浄剤を使います。※直接洗浄剤を吹き付けてしまうと、傷口にはいった浸透液まで拭き取ってしまうため!)

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この写真が第四工程の現像液吹付け5分後の写真です。

今度は真っ白です 笑
そして、白の中に赤い塗料が浮いてきます。
現像液は粉のような塗料でこの粉が浸透液を吸収し傷やクラックが浮き出てくる仕組みです。

このエンジンは状態がとてもひどく、シリンダーに水分が入り、腐食を起こしてしまっていたためこのような状態になってしまいました。゚(T^T)゚。長い間水分が入ったまま放置されていたということもありこのシリンダーブロックは使用不可能な状況です。


そして入社後早くも1年がたち、僕にとって今年はとても色々なことを学ぶことのできた一年となりました。
来年もさらに技術力の向上を目指し、お客様からの修理依頼をより多くこなすことのできるよう、日々努力していきたいと思いますので、2015年もよろしくお願いします。



 

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