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災害ボランティア 〜三重県紀宝町

  • ジャンル:日記/一般

台風12号の影響で甚大なる被害が出てしまったうちの一つである紀伊半島。

ボクが10年以上ヒラスズキを追い求めて通ったフィールド。多い年には年間100日近く・・・今までに何百日通ったのだろう。おそらく圏外アングラーとしてはトップクラスだと思う。

そんなボクなので、この災害が起きたとき、友人、知人、親戚の安否を確認後、すぐにお手伝いに行ける準備をし、受け入れ態勢が整ったので、この土日に現地入った。

三重県紀宝町。人口1万人強の小さな町で、山に囲まれた普段はのんびりとした地域で町内には熊野川という大きな川と、今回9m以上もある堤防が決壊してしまった相野谷川等の支流が流れています。よくある田舎町と同じく高齢者がとても多い地域なのです。被災された方は老夫婦が多く、復旧作業もなかなか進まないというのが現状でした。

↓正面に見えるのが決壊した堤防です。


ボクがお手伝いさせてもらった4件のお宅でも3件が老夫婦の自宅で、農作業をしながらひっそりと暮らしていたというご自宅です。

ニーズとしては浸水してしまった家財道具の運び出しや泥にまみれた住居の清掃が主でした。

ほとんどが2階近くまで浸水してしまい、中には二階の窓から船で救出された方もみえました。

控えめなご老人が多く、「若い人(ボランティア)の手を煩わすのは申し訳ないから・・・」といいながら、泥の堆積した床を雑巾で拭いたり・・・

自宅を離れ避難所で生活するのは不安もあるからと、乾いていない泥だらけの床に布団を敷いて寝られている被災者もいると聞きました。

7月に訪問させてもらった福島・宮城でも感じたことでしたが、被災したままの状態では前を向こうにも向けないと思うのです。

ボクたちの役割というのは、被災した状態から早く片づけをして前を向ける準備をしてあげること、そしてたくさんお話しを聞いてあげることかと思います。(「あげる、あげる」って言うと、どこから目線なの?って言われてしまいそうですが・・・(汗))
また、現地では火事場泥棒の大バカ野郎も現れていて治安も悪くなっているようですので、そういう意味でも早めに動いていきたいものです。

さて、当日は真夏と思わせるような酷暑で作業も困難な状態でしたが、怪我もなく無事に帰ってきました。

ただし、ここ最近、感じたことのない筋肉痛に悲鳴を上げていますが(笑)しかし、9.11テロの10年後、東北の震災から半年のこの日に南紀で復旧作業をしているとは夢にも思いませんでした。

ボランティアの参加者さんも、多方面からいらっしゃってました。ボクが一緒に組んだグループの人は三重、岐阜、京都、神奈川、大分の参加者さん。東北経験者もたくさんいて、手際が良いのが印象的でした。

また、ボランティアセンターにはスニーカーやクロックス。半袖、半ズボンで来ちゃってる人もチラホラ。地元の学生さんとかは特にそうかも・・・

以前のボクなら「最低限の準備をしておくことが必須」と思っていましたが、少し考え方が変わったのか、それでも現地に行ける人は行った方が良いのかと。

ボクが高校生の頃なんて、被災地にボランティアに行くなんて、お恥ずかしながら頭にはなかったですもんね。

現地に行きたくても、行けない事情の方もたくさんいて、そういう方たちからの義捐金が直接動いているとは現状思いませんが、ボランティアセンターには作業に必要な道具や、ミネラルウォーター、バナナなどの食べ物など、暖かい厚意がたくさん寄せられています。有効に使ってもらう為の物資です。
その物資をレンタルして作業をしてもらえば、次に何を用意してきたら良いのかもわかります。
シャットアウトしてしまえば次はありませんもんね。

自分で情報を見たり、聞いたりして準備は必要かと思いますが、「迷惑を掛けてしまうのでは・・・」と躊躇する必要はないかと個人的には感じています。

畳を数枚運び出すだけの作業もありました。これでも、必要とされ、大変喜ばれます。
小さなことでも必要とされているんですよね。

まだ復旧は始まったばかりで、しばらくはボランティアのニーズは続くとは思います。
現地に行ける人は是非お手伝いに行ってもらえたらと思います。

まだ、県外ボランティアの受入が始まっていない所もあるので、確認は取られてほうが良いと思います。

現地災害ボランティアセンター一覧 

と、まぁ柄にもなくボランティアな年になってますが、そろそろ始動したいなぁなんて思ってます。

やるのか??やれんのか???何から行きますかねぇ・・・とにかく竿振りてぇ(笑)


↓こちらも、引き続きヨロシクです。

「WATERSIDE CONTROL Vol.7参加希望」
 

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