プライスレスで竿が増えましたw

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先に云っておきますが、ポッキリ折って増えたわけぢゃ在りませんからね?(笑)

先日
震災後、初のパトロール中に朽ち果てた竿とリールを釣り上げました。

竿は『アルファタックル·船の達人シロギス180』
リールは『リョービ·サイノス』

元が貧乏性なので、部材にでも使えそうだから連れて帰ってきました(笑)

竿のコルクグリップは、何年漬かったか判りませんが…モツ鍋のモツみたいな状態w

ガイドは金属部分が錆びて折れ、プラスチックガイドもリングが脱落···

でもブランクのダメージは軽微でリールシートが生きていたので、暇つぶしがてら再生してみました。


まず固着した継ぎ目をドライヤーで温めながら、浸透潤滑油とパーツクリーナーを交互にスプレーします。

そして竿を水平にしてから継ぎ目を支点に上下に軽く振ります。

オイルが染み込んだ頃合いを見計らって足を延ばして座り、グリップを両足の踵で挟み固定して…

『フンッ!!』スポン♪

抜けましたw

しかしココで予期せぬトラブル発生

#2番の中に古くなった海水が貯まっていて…股間を直撃(爆)

ジョロジョロ……

『冷てえぇーッ!!

エンドグリップのコルクキャップが老朽化して浸透していたようです。

とりあえず、ガイドの残骸をブランクから外し…一日目は終了。

翌日。

ガイドを外した跡を#1000の耐水ペーパーで研ぎコンパウンドで処理ました。

モツと化したグリップの凸凹をペーパーで軽く馴らし、溝の汚れはスコッチブライトでゴシゴシします。

腐っていたエンドキャップの代わりにEVAでキャップを作ります。

昔ブチ折ってしまった安竿から中間ガイドを外し、磯で拾った磯竿の折れたトップからガイドを外します。

ゼリー状瞬間接着剤でガイドを仮止めして、スレッドを巻き巻きします。

巻き巻きし過ぎて左手の親指付け根が攣ってしまったので二日目終了。

今日。
前日巻いたスレッドに¥100エポキシ接着剤でコーティング。

EVAのエンドキャップを着ける前に、ガイドで重くなってしまったバランスを修正するため…

サインペンにアルミホイルを巻き付けパイプを作り、そこに鉛を鋳込んでウエイトを作ります。

竿『尻の穴』に、ヌルヌルのエポキシ接着剤を塗り…棒状のウエイトを挿入していきます(爆)

そしてウエイトが落ちないようにEVAキャップも接着します。



とりあえず…再生終了♪

http://a.pic.to/14hmnf

リールは、とりあえずカーディナルC3。
実戦にはダイワの2000が4台有るので、その辺になるでしょう。

竿の重さは85g→97gと、ガイドを取った安竿と同じ重さになりましたw
おもり負荷は6~15号と少々硬めですが、ソリッドティップなのでバスロッドよりは使い易いかも知れないですね。

出番が来るかは判りませんが、ルアー以外にもチョイ投げで使えそうだから…まぁ、良いかな···と(´·ω·`)

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