夢のような話

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その日はルアーを少し休んで、餌釣りの為いつものホームポイントとは違う場所をチョイスした。

外海に面した大きめの堤防で不法と知りながらもフェンスを越え、一段下のケーソン足場に釣り座を構える。
(ちなみに警備員黙認w)

たまにはカサゴの顔でも拝もうかと、ズーム47→53の磯竿にハリスは2.5号30cmオモリは中通しの3号で…餌はイカの短冊を付けてキャスト。

以前は岩礁の底質だったが、潮に運ばれてきた砂が積もり年々埋まっているようだ。

釣り初めてすぐ。

軽めのバイトからユックリ走り出すアタリを合わせると…

上がって来たのは40cmくらいのマゴチw

(^_^;)どんだけ砂質よw
出来たばっかりの頃はキントキダイだって釣れてたのに…


とは云え、マゴチが居るなら捕ってやろうじゃぁ~ありませんかw

先ほどと同じ場所にキャストし、今度はテンションフォールさせてみる。
着底したらテキサスリグの要領でピョンピョン誘ってみる…と


ブルン!!


一気に竿先を絞め込む強いアタリ!!

え?チヌ?…にしちゃすごい首振るよ?

レバーブレーキで去なしつつ、上がって来たのは…

でか

昔風に云えば『腹太』と言える立派なランカーシーバス…いや、それ以上か?

狙ってる時に来いよオマエは(苦笑)

ただ足場が4mほどと高く、54のタモなのでランディングは一瞬のチャンスしかない。

しくじると足元のケーソンのスリットから、足場の中に走られてしまうのだ。


レバーブレーキを強く掛け、水面に2/3ほど浸けた60cmのタモに誘導する。

暴れんなよ…暴れんなよ

ダチョウ倶楽部のネタじゃねえからなw

周りの釣り人も息を呑む中、ユックリ右前から魚を寄せる。


入った!!


でも尻尾が入ってない!!

すぐにベールを開きラインをフリーにしながら竿を股に挟み込んで、タモを引き揚げる。

重い!!

デカい!!


軍手をはめた指を口を入れ持ち上げてみると…自分の股間に頭が来て、やっと尻尾が床を離れる。

周りはギャラリーの人だかり。

ベストのポケットから1mメジャーを出して当てるが…足りない!!


あぁ…ルアー用のカバンだったら5mメジャーを入れてあるのに!!



・・・・ってトコで目が覚めました(爆)


夢のような…ではなく

本当に夢の話

私の見る夢は、時々リアルさに手加減がないwww

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