鵜渡根沖へ夏マサ&カンパチジギング Second Stage セカンドステージ クナイ

  • ジャンル:釣行記
原田です。
春のヒラマサシーズンも終わり、すっかり夏真っ盛り。
去年の7月頃に自己記録のヒラマサを南房総で釣った経験が後押して、今年も夏マサ釣りたいぞ!と思っていた所、学生時代の友人からお誘いを受け、ここ最近青物が好調と聞いていた南伊豆沖にある鵜渡根島へプチ遠征へ行って来ました。

1 ジグのチョイス
あらかじめフィールドの情報を収集した所、
①基本的にジギングメイン(シャクっている時間が長い)
②狙う水深は150mから90m位
③船の流しはスパンカー立てのバーチカル
④アングラーが多用しているジグは、300g〜400g(スローピッチ?)
とのこと。
初めてのフィールドだったので上記の情報から自分の経験則と照らし合わせてタックルバランスを導き出して行くと、ジグの条件として

① 潮が速い時用
求める要素として、、、
○確実な着底を最優先
○引き抵抗を出来るだけ軽減できるジグ形状(集中力を継続させるため)
というイメージが直ぐに思いついた為、今年リリースされたリア重視のクナイがドンピシャなのでは?と思い、潮を切る様にハイピッチで探る用に200グラムのクナイをメインに使う事にしました。(本来なら220gが最適ですが、今回は用意が出来ず)

②潮が緩い時用
求める要素として、、、
○ボトム付近で潮を噛ませ、浮遊する様に動かせる面形状のタイプ
○ジャークの入力に対してボトム付近のアクションレスポンスが高いタイプ
◯ジグの移動距離は短く
が思いつきます。
外房の釣りでも同じですが、潮が動かない時はジグにアクションを起こさせる為に、積極的に潮を噛ませる方向性でジギングを組み立てます。
しかし、今回のフィールドでは水深が深い事からラインがいつもより出る。
ラインが大量に出る=潮の干渉をより受ける為、ジャークした力をラインの先にあるジグに伝える事が難しくなるし、面形状のジグのデメリットとして、着底が遅いという事があります。
そこで、ボトムまでなるべく早く着底出来るようにある程度のウエイトが必要と考え、ヤイバ320g(プロト)をチョイスしました。

スロージギング的な観点で言えば、水深が深いほどジャークで上げてからのフォールでジグをアクションさせた方が効率良くない?という意見があるのは重々承知ですが、極端な程のディープエリアでは無いと思ったので、スピニングタックルで何処までやれるか考察したかった事から、スピニング&上げのスタイルにこだわってみました。

2 釣行における答え合わせ
自宅から約4時間かけて港に到着し、午前2時下田港を出船し、約時間の航海で午前4時頃には鵜渡根島沖に到着。
到着した時の鵜渡根島の迫力は圧巻!!月明かりの下に巨大な岩石の様な島が現れ、強烈に波が当たり砕ける様は近海では中々見る事が出来ない光景。
スッカリ眠気も吹き飛び4時30分頃から釣行開始。

前半は、あまり潮が動かず苦戦していましたが、同行していた友人がクナイ200gでヒット!7キロ程の良いカンパチが上がり期待が高まります!
自分も頑張ってシャクっていたところ、ハチビキという南伊豆ならではの魚がヒット!

後半は、「神の瀬」と呼ばれる潮が流れているエリアへ移動。
潮も動いており、水深も150mスタートだった為、ベイトタックルにヤイバ320gで潮をかき混ぜる様に強い波動を意識してジャークしてくると、同船のミヨシの方にヒット!からの友人もヒット!
この波に乗らせてくれ!と念じながらジャークすると自分にもヒット(笑
4キロくらいのカンパチをキャッチする事が出来ました。

この時ヒットした3名の共通点が、上げの速いジャークだった為、クナイを使ったスピニングタックルに戻す事に。

再度の流しで130mくらいからスタートし、島方向に流され徐々に水深が浅い方へ向かい約90m付近を通していたところ、ボトム着底から10回ずつワンピッチで刻んで行き
回間を入れ、20回を超えた辺りで押さえ込まれる様な感触の後強烈に走り出してヒット!
舟下から反対舷側へ強烈に走った為、船底を避けるためにミヨシに上がらせて頂きファイト開始。
先程魚探を見ていたところ、急激なブレイクが点在している場所だった為、水深が深くても気は抜けない。
少しずつ確実に距離を詰めて行き、ランディングに成功!
船上計測14キロのヒラマサでした!!


その後、マグロっぽい跳ねが見れたのでキャステイングを挟んだ後、最後の流しでジギングに持ち替えたところボトム10回付近で食い上げミスバイト。
落とし直して一定のリズムで止めずに刻んで行ったところヒット!
1本取った後だったので、余裕を持ってファイトして上がってきたのは船上計測7キロのカンパチでした!


今回初めて行ったフィールドでしたが、ポテンシャルの高さに驚いたと共に、また行きたくなりました(笑
まだまだタックルについては、考察する余地もあり、今回の釣行でディープエリアでスピニングタックルを使用した際に最適なジグについてもアイデアが浮かんできたので、何かと収穫があった釣行となりました!

tackle ① スピニング
rod:Selfish
reel:SHIMANO StellaSW 8000HG
lure:Second Stage クナイ200g
line:♯4
leader:#16

tackle ② ベイト
rod:ripple fiserh5シリーズ
reel:studioOM Blue Heaven120HR
lure:Second Stage ヤイバ320(プロト)
line:♯4
leader:#16

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