今年は春マサへの道のりが非常に長かったです。
やっとさ釣れました
先日の春マサ釣行をご紹介させて頂きます。

船宿は、いつもお世話になっている大原港の松鶴丸 中村船長です。

(1) 当日の状況
当日は、1日を通じて様々なポイントを走りましたが、なかなかヒラマサからの反応を得る事が出来きないまま、午後船の最後に水深30メートル前後の根回りのポイントに入りました。

釣りをしながら感じた事として、午後から風に対して潮の流れが強くなったことから、船の流れ方に対して潮が斜めに入る状況になりました。
迎い潮と払い潮の流れ方を考えながらやるジギングにおいて、非常にやり辛い状況でしたが、最後に入ったポイントでは、少し潮の勢いが落ちたのか潮と風が丁度良い感じになったので、ここがチャンスと思いました。

(2) 迎い潮＋magma
風を背負う形になる迎え潮側からスタート。
そこで、迎い潮の状況に強いmagmaを選択し、ウエイトは、潮が速かったことから、遠投後にボトムをしっかりと取れる165gを選びました。
magmaは、ジグとラインの角度が90度に近い状態でキレのある動きを出せる事から、船からジグをキャストする距離を調整し、着底後にラインが出来るだけ真っ直ぐになるよう意識しました。
1回1回のジャークをロッドのタメを使うイメージで、ジグが飛んだ後に自走させるように入力していくと、中層から少し上で待望のバイト！
やっと春マサと出会う事が出来ました(笑)

(3) 払い潮＋messer
船を入れ替え、次は払い潮側。
払い潮の横引きで威力を発揮する新作ジグmesserを選択し、中層から少し上のレンジでバイトがあった事から、潮に乗せていけるように、ウエイトは135gを選びました。
カラーはあるヒントを得た事からピンクバックをチョイス。
広範囲で魚に見つけられるように、遠投してボトム着底後から左右に飛ばす様にジャークしていき、狙いのレンジを過ぎた後、落とし直しのフォール中にジグが水中で止まった事から合わせを入れてヒット！
狙いとは少し外れましたが2本目のヒラマサを釣る事が出来ました。
フロント重心のためフォール中もゆっくりと落ちるmesserならではのヒットだったのかも知れません。

(4)迎い潮＋刃
2本のヒラマサを釣り、かなり水中のイメージが自分の中で固まりました。
次の迎え潮では、強波動で魚にアピールする事が出来る刃180gを選択し、カラーは先ほどヒットしたピンクバックをチョイスしました。
迎え潮で刃を使う時には、ボトム着底後にラインスラッグを出来るだけ巻き取った後、強い波動を出す事を意識してワンピッチジャークしていきます。
すると、やはり中層から少し上でバイト！
3本目のヒラマサを釣る事が出来ました。

(5)まとめとして
今回の釣行では、潮の向きや強さからイメージを膨らまし、ジグの特性を生かしたジギングでイメージと実際の状況が合致した結果ヒラマサを釣る事が出来たのではないかと思います。
あくまで一例となりますが、セカンドジグを使う際の参考になればと思います。

ロッドについて
今回は、今年の春パターンを探るべく、ジギングメインでripplefisherのSelfishシリーズ4タックルを持ち込みました。
外房の乗り合い船では、ドテラ流しの迎い潮、払い潮でジグの操作方法が変わりますので、潮の流れ方でロッドを使い分ける事が釣果に繋がると思います。
また、潮の流れも風との兼ね合いで刻一刻と変化していきますので、海の状況に合わせてベストのタックルを合わせていく事が大切と考えています。

Tackle
① 緩い潮用
rod:Selfish622S nano
reel:DAIWA Soltiga4500H
lure:SecondStage magma140g
line:YGK X8 #3
leader:DAIWA船ハリス#12
②迎い潮用
rod:Selfish624S
reel:DAIWA Soltiga4500H
lure:SecondStage magma165g
line:YGK X8 #4
leader:DAIWA船ハリス#16
③払い潮用
rod:Selfish654S nano
reel:DAIWA Soltiga4500H
lure:SecondStage messer135g
line:YGK X8 #3
leader:DAIWA船ハリス#12
④強波動用
rod:Selfish625S
reel:DAIWA Soltiga4500H
lure:SecondStage 刃180g
line:YGK X8 #4
leader:DAIWA船ハリス#16

番外編
前日はワラサがかなり上でボイルしている状況で、プラグをナブラに入れて釣れました。