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▼ カラー選択論争はこの論文によって、終焉を迎えるのだろうか?…悩みだしたらきりがない。シーバスが好きな色探し!
- ジャンル:style-攻略法
はい、こんにちは。
今回は、ルアーのカラーについて書いてみようと思います。
なんだか、難しいテーマですので、軽く流してください。
※この記事は過去記事をブラッシュアップしています
■このカラーは釣れる!
よく耳にする言葉ですよね。
このフレーズにルアーマンは弱いのではないでしょうか。
私も限定カラーと書かれたパッケージを見ると、つい手にとってしまい購入していた時期があります。
カラーについては一応のセオリーはあるものの未知の部分があるので、各々が経験則や帰納的推論から導き出している事が多い。
このカラーは釣れるの言葉はこのようなところからきているので、4つの基本要素である、水の透明度、時間帯、光量、ベイトが同じような状況であれば、このカラーは釣れるになるのではないでしょうか。
正確には、経験豊かなアングラー程、ある状況下ではこのカラーが抜群に効果があるということを知っているので、結果として引き出しの多さに繋がっているのでしょう。
■釣れないカラーはない!
ルアーカラーは、釣りの完成度や満足度を上げるためには無視できない部分だが、刻々と変化するフィールドにカラーローテーションのみで対応するのは難しいので、私は視認性が高い部分を含むカラーを好んで使っています。
ルアーがどんな動きをしているか分かれば漫然と投げているよりも楽しいのではないでしょうか。
ミノーの釣りで数釣りをしようとすると、誘いをかけてバイトを作り出していく必要性があります。
やる気のない魚に対してリアクションバイトを誘うわけですが、この場合、強いあたりは少ないです。
なぜなら、ミノーがヒラをうった時に背中側にバイトして、テールフックが外掛かりしてしまうケースが多いからです。
比較的浅いレンジを視認性の高いルアーで釣る理由の一つは、アワセのタイミングを見極めやすくするためなのです。
視認性が高いカラーだから釣れるということではありませんが、トレースラインや位置を常に把握することは、バイトの瞬間にフッキング動作に入るために意識しておく必要があると考えています。
■目立つカラーだからよいのか?
一瞬ルアーの存在が消えるカラーリングをする。
色のマジックに主観をおいているため、一瞬ルアーの存在が消えるカラーリングをするとよい結果がでることもありました。
魚に見せることだけを考えているとチャートならなんでもいいじゃないかということになりますが、あえて見せないテクニックもあると思います。
魚も脳を使って判断する場合と反射的に喰ってくる場合があるので、あえて見せないという考えなのですが、例えば、暗部をブラックで攻めて骨髄反射を期待するとか。
魚のついている位置が把握できていれば、背中側からのアプローチだってありではないでしょうか。
■動きとカラーはそれぞれヒットを高める要素として何かが隠されている!
水深1メートル以内のルアーフィッシングなら、太陽光が十分届くため、ほぼ確実に色の濃淡が識別できます。このあたりの水深で勝負する場合、カラーは大いに関係ありそうな気配ですね。
例えば、メジナは赤色に対して忌避反応を示します。ここから魚に色彩感覚があることがわかります。
浅いところで勝負するシャローの釣りが鱸の食性をくすぐるもので、色の選択というテクニックを必要とするのには釣り人の満足感を満たすのに足りる醍醐味があるのではないでしょうか。
■眼の構造から考えると答えが見えてくる!
ルアーフィッシングで、追尾してきた魚が反転することがよくあります。
魚には死角、片眼視野、両眼視野があるのだが、魚はルアーを発見するとそれが餌なのか確認できる距離まで近づき、両眼視野の範囲で距離感をはかります。
追尾してきたシーバスに口を使わせるために、ここでアクションにタメが欲しいですね。
ルアーを魚にじっくり見せることになるが、見切られないように餌っぽさを演出するテクニックか、絶妙の浮遊感が必要になります。
そこで、魚の食性を刺激する1つの要素としてカラーがあると私は考えています。
■あたりカラーは存在する!
カラーに関しては未知の部分があり、これから解明されていくと思うが、御当地カラーと呼ばれる、ある特定のフィールドに特化した色が存在するようです。
例をあげると、横浜で実績のある「グリーンゴールド」「アクセルオレンジシャッド」があります。
オレンジ色のナトリウムランプ下で爆発的に釣れることがある色です。
最近は、LED灯が増えてきたので、どう対応するか?カラー選びは悩みますね。
カラーバリエーションが豊富なルアー程、この手の話題は尽きない。
理由ははっきりしないが当たりカラーというのは存在するので、誰しも興味をひかれる。
プロが推薦するカラーはどうでしょう。
例えば、ブローウィン140Sの「LMSイワシ」。
これまでカラーラインナップに設定されたことがなかった!リアルなイワシを模したホロカラー!、高橋優介さんの「ショアキャスティングルアーローテーション術」内で激推しのカラー!と言われるとチェックしたくなりますね!
自分が絶大な信頼をおくカラーもあるが、それを見つけた時はとても興奮しました。
他のカラーが沈黙するクリアーな水色の時に抜群に効果がありました。
“月光ホワイト”"にも釣れる理由があるはずだが、まだ結論までいたっていないのが残念です。
■学術論文の中にも興味深いものがあった!
今記事で引用させていただく論文は、「異なる背景色によるスズキのルアー色の選択(岡本一、川村軍蔵、田中淑人)」です。
とある河川で採取した10匹の鱸を水槽に入れ、色とりどりの疑似餌を投入して反応をみるというものだ。
実験は白、赤、緑、青を背景色として擬餌5種類(白,赤,緑,青および透明)を同時に投入し、擬餌に対する魚の行動記録を水中ビデオカメラで撮影記録し、解析するというもの。
背景が白では、緑の擬餌に対する食付き頻度が顕著に高く、背景が赤および青では、透明および白の擬餌に高い食付き頻度を示したそうです。
わかりやすくは「晴天では緑」「マズメ時にはクリアー」「濁りでは白」「深場ではクリアー」ということになります。
注目すべき点は、水中で見えにくいはずの「透明色」に安定して反応が高かったことです。
透明色のルアーは、ほぼ光を透過してしまい、反射率が測定不能なほどであるのに、なぜスズキはバイトしたのでしょうか。
これは仮説だが、スズキはアミ類やエビなど半透明に近い生物も餌としていることから、これらの餌の捕食方法を学習し、半透明な物体に対しも強く反応するようになっていったというのも一つの要因ではないでしょうか。
類似した実験をされている方もいます!
オレンジ喰われてますね!
■ルアーの色選びは悩むから面白い!
実際のところ、どうなの?と言われると基本から外れることなく、シンプルに選んでいます!(笑)。
ボディーのベース色を塗り系・ホログラム系・クリアー系の3つにわけ、発色をナチュラルカラーかアピールカラーの2タイプで分類。
そうすることで、星の数ほどあるルアーカラーを整理して考えることができますよ。
レンジやアクションに主眼をおいて、キャスト精度とコースの見極め、ラインのスラッグ量のコントロールを高めていく。
そして、地合いとヒットポイントがある程度わかってきたら、カラーを何色か揃えてみる。
以上から、カラーローテーションは釣りの完成度や満足度を高める要素としては、欠けてはならないものかもしれません。
「答えを知っているのは魚だけ」と言ってしまうと、これでこの話は終わりになってしまう。
悩んだ分だけ、この趣味を楽しんだと考えたらどうだろうか!
今回は、ルアーのカラーについて書いてみようと思います。
なんだか、難しいテーマですので、軽く流してください。
※この記事は過去記事をブラッシュアップしています
■このカラーは釣れる!
よく耳にする言葉ですよね。
このフレーズにルアーマンは弱いのではないでしょうか。
私も限定カラーと書かれたパッケージを見ると、つい手にとってしまい購入していた時期があります。
カラーについては一応のセオリーはあるものの未知の部分があるので、各々が経験則や帰納的推論から導き出している事が多い。
このカラーは釣れるの言葉はこのようなところからきているので、4つの基本要素である、水の透明度、時間帯、光量、ベイトが同じような状況であれば、このカラーは釣れるになるのではないでしょうか。
正確には、経験豊かなアングラー程、ある状況下ではこのカラーが抜群に効果があるということを知っているので、結果として引き出しの多さに繋がっているのでしょう。
■釣れないカラーはない!
ルアーカラーは、釣りの完成度や満足度を上げるためには無視できない部分だが、刻々と変化するフィールドにカラーローテーションのみで対応するのは難しいので、私は視認性が高い部分を含むカラーを好んで使っています。
ルアーがどんな動きをしているか分かれば漫然と投げているよりも楽しいのではないでしょうか。
ミノーの釣りで数釣りをしようとすると、誘いをかけてバイトを作り出していく必要性があります。
やる気のない魚に対してリアクションバイトを誘うわけですが、この場合、強いあたりは少ないです。
なぜなら、ミノーがヒラをうった時に背中側にバイトして、テールフックが外掛かりしてしまうケースが多いからです。
比較的浅いレンジを視認性の高いルアーで釣る理由の一つは、アワセのタイミングを見極めやすくするためなのです。
視認性が高いカラーだから釣れるということではありませんが、トレースラインや位置を常に把握することは、バイトの瞬間にフッキング動作に入るために意識しておく必要があると考えています。
■目立つカラーだからよいのか?
一瞬ルアーの存在が消えるカラーリングをする。
色のマジックに主観をおいているため、一瞬ルアーの存在が消えるカラーリングをするとよい結果がでることもありました。
魚に見せることだけを考えているとチャートならなんでもいいじゃないかということになりますが、あえて見せないテクニックもあると思います。
魚も脳を使って判断する場合と反射的に喰ってくる場合があるので、あえて見せないという考えなのですが、例えば、暗部をブラックで攻めて骨髄反射を期待するとか。
魚のついている位置が把握できていれば、背中側からのアプローチだってありではないでしょうか。
■動きとカラーはそれぞれヒットを高める要素として何かが隠されている!
水深1メートル以内のルアーフィッシングなら、太陽光が十分届くため、ほぼ確実に色の濃淡が識別できます。このあたりの水深で勝負する場合、カラーは大いに関係ありそうな気配ですね。
例えば、メジナは赤色に対して忌避反応を示します。ここから魚に色彩感覚があることがわかります。
浅いところで勝負するシャローの釣りが鱸の食性をくすぐるもので、色の選択というテクニックを必要とするのには釣り人の満足感を満たすのに足りる醍醐味があるのではないでしょうか。
■眼の構造から考えると答えが見えてくる!
ルアーフィッシングで、追尾してきた魚が反転することがよくあります。
魚には死角、片眼視野、両眼視野があるのだが、魚はルアーを発見するとそれが餌なのか確認できる距離まで近づき、両眼視野の範囲で距離感をはかります。
追尾してきたシーバスに口を使わせるために、ここでアクションにタメが欲しいですね。
ルアーを魚にじっくり見せることになるが、見切られないように餌っぽさを演出するテクニックか、絶妙の浮遊感が必要になります。
そこで、魚の食性を刺激する1つの要素としてカラーがあると私は考えています。
■あたりカラーは存在する!
カラーに関しては未知の部分があり、これから解明されていくと思うが、御当地カラーと呼ばれる、ある特定のフィールドに特化した色が存在するようです。
例をあげると、横浜で実績のある「グリーンゴールド」「アクセルオレンジシャッド」があります。
オレンジ色のナトリウムランプ下で爆発的に釣れることがある色です。
最近は、LED灯が増えてきたので、どう対応するか?カラー選びは悩みますね。
カラーバリエーションが豊富なルアー程、この手の話題は尽きない。
理由ははっきりしないが当たりカラーというのは存在するので、誰しも興味をひかれる。
プロが推薦するカラーはどうでしょう。
例えば、ブローウィン140Sの「LMSイワシ」。
これまでカラーラインナップに設定されたことがなかった!リアルなイワシを模したホロカラー!、高橋優介さんの「ショアキャスティングルアーローテーション術」内で激推しのカラー!と言われるとチェックしたくなりますね!
自分が絶大な信頼をおくカラーもあるが、それを見つけた時はとても興奮しました。
他のカラーが沈黙するクリアーな水色の時に抜群に効果がありました。
“月光ホワイト”"にも釣れる理由があるはずだが、まだ結論までいたっていないのが残念です。
■学術論文の中にも興味深いものがあった!
今記事で引用させていただく論文は、「異なる背景色によるスズキのルアー色の選択(岡本一、川村軍蔵、田中淑人)」です。
とある河川で採取した10匹の鱸を水槽に入れ、色とりどりの疑似餌を投入して反応をみるというものだ。
実験は白、赤、緑、青を背景色として擬餌5種類(白,赤,緑,青および透明)を同時に投入し、擬餌に対する魚の行動記録を水中ビデオカメラで撮影記録し、解析するというもの。
背景が白では、緑の擬餌に対する食付き頻度が顕著に高く、背景が赤および青では、透明および白の擬餌に高い食付き頻度を示したそうです。
わかりやすくは「晴天では緑」「マズメ時にはクリアー」「濁りでは白」「深場ではクリアー」ということになります。
注目すべき点は、水中で見えにくいはずの「透明色」に安定して反応が高かったことです。
透明色のルアーは、ほぼ光を透過してしまい、反射率が測定不能なほどであるのに、なぜスズキはバイトしたのでしょうか。
これは仮説だが、スズキはアミ類やエビなど半透明に近い生物も餌としていることから、これらの餌の捕食方法を学習し、半透明な物体に対しも強く反応するようになっていったというのも一つの要因ではないでしょうか。
類似した実験をされている方もいます!
オレンジ喰われてますね!
■ルアーの色選びは悩むから面白い!
実際のところ、どうなの?と言われると基本から外れることなく、シンプルに選んでいます!(笑)。
ボディーのベース色を塗り系・ホログラム系・クリアー系の3つにわけ、発色をナチュラルカラーかアピールカラーの2タイプで分類。
そうすることで、星の数ほどあるルアーカラーを整理して考えることができますよ。
レンジやアクションに主眼をおいて、キャスト精度とコースの見極め、ラインのスラッグ量のコントロールを高めていく。
そして、地合いとヒットポイントがある程度わかってきたら、カラーを何色か揃えてみる。
以上から、カラーローテーションは釣りの完成度や満足度を高める要素としては、欠けてはならないものかもしれません。
「答えを知っているのは魚だけ」と言ってしまうと、これでこの話は終わりになってしまう。
悩んだ分だけ、この趣味を楽しんだと考えたらどうだろうか!
- 2021年11月15日
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