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上げ潮の大河・・・!!

File No.2010.11.003

Field Date                   15.November.2010
Field Time                   23:00 ~ 01:00 
Sea Bass Size              55cm  40cm  
Field Place                  筑後大堰下流域  筑後川
Field Information          小潮  ↗  (三池)  晴
  


本当に本当にそろそろ終わりと思うも、
本当に終わりなのかを確かめたくて、フィールドに立ち続ける。

それは絶望へ向かっているとは自覚していない死滅回遊に
近いのかもしれないが、「終わり」があるから「始まり」もある。

言い方を変えれば、ほんの2ヶ月のラグなのかもしれない。

しかしその2ヶ月間 「どうせこの季節は釣れないから・・・」という
人間の自分勝手な言い訳でフィールドに立たないのならば、
それはライフワークではない。

例年であれば、この11月・12月は
釣果には恵まれにくい厳しい季節ではあるが、
それも今年は例年通りなのかは、キャストしてみないとわからないこと。

「筑後川で有明鱸を釣っています。」と看板を掲げている以上、
その釣果は別にしても、この筑後川フィールドには
立ち続けなければならないと思っている。

そうでなければ、そのフィールドを語る資格はないと思う。

何となく気になるフレーズや言い回しがある。
一つは「合理的に釣る」
(鱸が釣れているという情報や地元のガイドに釣らせてもらう意味)
一つは「シバス」
(シーバスなんだろうね。センスを疑う。)

何だか馬鹿にされているようで、
そうしたフレーズや言い回しを見かけるたびに不快に思う。
情報やガイドがなければ、おそらく釣りきれない・・・?
手っ取り早く釣りたければ、
わざわざ 「居るか?」 「居ないか?」
わからないような自然のフィールドを相手にしないで、
居ることが確定している管理釣り場や釣堀、淡水の閉鎖水域で
釣ればいいのではないか? と個人的には思う。

「釣り」はそもそも「漁」ではない以上、まったく合理的ではない。
そんな中で「通い」、「考え」、「試行錯誤」をおこなって
「苦労」して「答え」を導き出し、そして「再現性」をとっていく。

自然相手に、この繰り返しの中、「OODA」と言われる

 観察(Observation)

 情報整理分析(Orient)

 意思決定(Decision) 

 行動(Action)

といった「OODA」ループを繋ぎ、
そのツールとして「PDCA」サイクルをまわしていく。
ちなみにほとんどの方は理解しているとは思うが、「PDCA」とは、

 Plan(計画
  従来の実績や将来の予測などをもとにして計画を作成する

 Do(実施・実行
  計画に沿って行動を行う
 
 Check(点検・評価
  行動の実施が計画に沿っているかどうかを確認する

 Act(処置・改善
  実施が計画に沿っていない部分を調べて処置をする 

 
そしてその「苦労」した先にある「結果」が感動を与えてくれるのだと思う。
その一本は、間違いなくサイズ云々ではない。



辛口ついでに、個人的な意見を述べるとすると、
例えば、某職業的ナンチャラという方が
夜の河川で80m「シードライブ」を
ダウンでドリフトさせてキャッチした80UPのランカー!!
という記述を以前に見たことがある。

それってもちろん「プロ」なのだから、
夜の河川で 80m 後方に流れに乗せて
ピンポイントでキャッチに至ったハズですよね!!
経験則上は、視覚のききにく、夜の河川の流れは一様ではなく
非常に複雑なので、80m後方にピンポイントで
ドリフトさせることなど不可能なのだが・・・。

同様に、バチ抜け時は軽い小型ルアーを多用するので、
ショックリーダーは8lbもしくは6lbを使用する。
はぁ??? ショックリーダーの意味はそもそも何・・・???
そんなんだったら、フロロ8lbもしくは6lb直結で十分なんじゃないの・・・???

スナップは単なるゴミでしかない・・・・???
そんなこと言い始めたら、
ルアーも単なるゴミでしかないでしょ・・・???

言葉、とりわけ文章は考えて書かないと・・・。
文章は「言霊」なので、
その人の人間としての品格や資質を曝してしまう。

個人的には、「馬鹿らしくって付き合ってられない!!」
もしくは「この業界は酔っ払ってんの・・・???」
としか言いようがない。


その「モノ」及び「ヒト」の本質を
きちんと見極めることが「情報」の精査につながる。

そして「ホンモノ」を見抜く力はフィールドでも発揮される。

「心眼」を開くまでもなく、
そんなことは少し考えればわかることだと・・・
個人的には思うのだが・・・(笑)

あくまで個人的な感想なので・・・悪しからず!!


そして珍しく上げの時合にフィールドに入る。
激務ゆえ、この時間にしかロッドを振れないことが一番の要因ではあったが、
フィールドの状況から推察すると必ず「上げ」で出る確信があった。

そして筑後川フィールドはそれに応えてくれた。
まずはゆっくりと上げが効きはじめ、適性流速帯の時間帯に
ジグミノーにヒットするもフックアウト。

違うジグミノーにルアーチェンジし、
55cmの有明シーバスキャッチ。
残念ながら、画像が撮れていなかった・・・(爆)

「もう一本何とか・・・」という想いが何とか通じて・・・




40cmの有明シーバス!!
何とかキャッチ。

適性流速からはずれていくフィールドを眺めながら
この時期に何とかキャッチできたことに安堵すると共に
それを与えてくれているこの筑後川フィールドに感謝して
フィールドを後にした。


筑後川および筑後川河川敷に生息する野生の「狸」や「狐」、「鼬」や「猫」などが凄惨な車の事故によくあう時期でもあります。
筑後川堤防の道路はよくそうした野生動物が飛び出してきます。
できれば、今年はそうした痛ましい事故を見たくないと思う。
そうしたことにも気をつかえる余裕のあるアングラーでありたいといつも思い願う。



Tackle
Rod                 Shimano GAME AR-C 906
Reel                Shimano 08 Stella SW 4000 PG + 10 Stella 4000S Spool 
PELine             UNITIKA SilverThread SaltWater-PE 20Lb.(♯1.2 ) 200m
Joint               Sasame 200-F RedPowerStainSwivel Size10
Shock Leader      Duel Sea Bass Leader 30Lbs. Fluoro Carbon
Lure           JigMinnow      SinkingPencil       

 

 

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