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孤独な戦い




◆一時の諦め

ラパラカップもいよいよ後半戦に差し掛かり、焦る気持ちとは裏腹に仕事は順調に山積み状態…。

おまけにホームはボラにて占領され、シーバスの大半は留守にしているらしくパッとしない様。

今週もようやく仕事が終わりタイドグラフを眺めて見るがダラ潮…。

しかしわずかな時間だが地合いが来るであろうタイミングには被るのでホーム浸かりを強行的に計画するもこの日は1日中、北西の風が爆風…。

京葉線も遅れが出るほどなのでやはり、帰ったら大人しく芋お湯割りとバブルかな?

酒か釣りか天秤にかけながら帰路を急ぐ。


帰宅後、風呂が出来てると嫁ッチ。子供らと一緒入り、ビールをグビッ☆


うっま♪♪


でもオワタ…(T_T)




今週も何かと忙しかったため、今夜は釣りに 行けない 行かないと決途端、気が緩んだのか睡魔が…。

子供らと一緒に温かいフトンに飛び込み…


ソシテ…




ZZZ




◆Doする?

寝入る時間が早かったためか、また釣りへの未練が心の片隅にあったのか不思議な時間に目を覚ます。

スマホを見るとまだ23時。

ヌクヌクの布団の中で考える。

タックルは準備している。速攻で車に積み込み15分で家を出れば先程予定していたエントリー時間には間に合うなぁ…

しかし外に耳を澄ませてみると



『ビュゴォ----------!』
 



まだ風強えぇし…(汗)

布団から出るだけでも凍えそうな夜。海へ行けば間違いなく爆風&極寒&指先凍死間違いないだろう。

そんな事を考えているウチに完全に目が覚め、釣りへ行くか行かないか葛藤と言う名の緊急会議が行われる事となった(笑)



行ったとしてもこの風、潮もあまり下がらず撃てて2時間がいい所だろうな…


でもまだ間に合う時間帯…


でもカッタルイっしょ…リビングでアウェイの洗礼でも見ながら飲み直す方が得策やん…


でも今はラパラカップ、みんな今頃…


でも普通に寒いっしょ…


行かなきゃ釣れないよね…


これで行って釣れなかったらダメージでかいよねぇ…


でも逆にこんな日に行ったらランカー出るかもぉ…


フトン暖けぇな…おい…




んで、どうするんな?





散々悩んだ末、愛車マクラーレンMP4/6に火を入れ、ホームの様子だけ見に行くことにした(爆)



◆今年イチの荒れ模様

現地到着、0:00。





『ビュゴォ---------------------------------!!』





車が揺れる程の北西の風、超爆風…。

煙が直角に折れ曲がり、最悪な状況と教えてくれる。

この時期の季節風とは言え、愛称チョベリバな風向き。うねりも上まで差し込み、もはや心折れ捲くり状態。

しかも釣り人と思われる車すら居ない…。

でも潮位的にはいい感じなのだ。


以前、市キャスのイベントの時、富津で橋本景さんが仰っていた言葉を思い出す…




「タフコンだからこそ、チャンス!」




ええい!行ってマエ♪

爆風の中、気合いでタックルをセットし、いざエントリー。

あまりの風で顔が冷痛い…(笑)

なんとかいつものポイント30m手前まで来るが潮位が高いのとうねりでこれ以上は危険と判断。

一発目からフラ10をチョイスしフルキャスト!

しかしどこに飛んで行ったか不明…(笑)

おまけにラインスラッグが予想以上に風で噴出されラインがテンション掛かっているかすら判断が難しい…。


これ無理ちゃうの?



思わず弱気になるが気持ちを上げてキャストを繰り返す。

僅か10cm程だが潮位が下がり無理しない程度で前進…

次の瞬間!



『ドッパ~ン!』




砕け散った波が顔面にラリアット…





もうヤケクソ…。

しかし少し前に進めたせいか生命反応が出始める。




『ググッ』





Hit!ボラが(爆)

撃てど撃てどボラの大群が好反応、目の前にいる団体様が居る様で…。

移動したくてもこのうねりが邪魔でこれ以上下流へは行けない。

少々上流を叩くもボラ祭り。

成す術なしか…。



◆報われた瞬間

レンジを意識してボラがいる層といない層を改めてチェックする。

すると、多分だがギリギリボトムを泳がせるならボラが掛かって来ないような感じを受ける(笑)

しかしこの風の中でそんな高等技術がある訳もないが、とりあえずフラ10でボトムを転がさず、浮き上がらさずを繰り返し粘る事、数10投目…






『ゴフッ!』







一瞬 「またボラか?」 






『ドッパパバシャ!!』







うぉお!シーバスだぁ~!

うねりの中で見えた、待望の魚体!

しかし、しかしリアフック1本しか掛かっていない…鳥肌もの…(汗)

何とかうねりを利用して引き寄せて…



ストーム フラッタースティックマッドフラッシュ10 シーバス 59cm




「っしゃあぁ~!」




嬉しくてつい叫んじゃいました(笑)

そして思わず1人、歓喜のガッツポーズ!

しかし気付くと上げが始まっており中州が既に消えている…急いで戻り足場のいい場所で測定。

ようやく納得のサイズがお披露目出来ました♪





こんなに苦労して獲れたシーバスは本当に久し振り。

また一つ良い経験が出来ました!

諦めないで気合で出撃した事が今回の勝因でしたね。

風とうねりで疲労困憊でしたが、満足感の方が上回り、気持ち良い疲れの中、納竿となりました。

また遊んできます♪



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