【ROKU BAIT】 USERの声

先日から「RB カタクチ 110 / 90」の設定に悪戦苦闘しています。
何とか活路は開けたのですが、今度は調整が…＾＾！

先にリリースした「RB カタクチ 110 / D」ですが、製作分の殆どが既に嫁いでいます。
各地で活躍の連絡も戴き、大変嬉しく思っています。
勿論、そんなUSER様からバランスなど改善の声も戴いております。

そんなUSER様からのご要望を形にしようと、今回のマイナーチェンジに踏み切り…今の状況があります。

ROKU BAIT 的にも更なる高みへの拘りとして、遣り甲斐のある作業と思いながら苦闘中ですｗｗｗ

そんな声の一部をご紹介します。
先ず、全体のシルエットを細身にする。
これに関しては、遠投性能を追求するご要望とともに、スイムアクションをも期待出来るという事なんでしょうが…
シルエットを細くする事で浮力性能が落ち、結果的にウエイトを削減しないと現行のアクションの維持すら困難でした。
ウエイトの削減は、遠投性能とリトリーブによる浮き上がりに大きく影響を与える結果となります。
更にスイムアクションの期待ですが、これも同じ。
そして、「RB カタクチ 110 / D」に関し言うと特殊な方法でスイムアクションの妙を演出している為、細身にする事は全く異なるLUREを作ると言う事になります。
先日のログにもヒントを書きましたが、もう少し判りやすく言うと…
「レーシングカーにウイングやスポイラーを付けない方が空気抵抗が減って加速性能が向上し最高速も伸び、更にはコーナーリング性能の向上も期待出来る。」という理屈を知ると全く馬鹿げた事なのです。
リップの無いジグミノーにっとっては、シルエットとウエイトのバランスが全てなのです。

もうひとつの声…
ソニックローリング～ウォブンロール～ウォブリング～スラローム系ウォブリングへとリトリーブスピードによって変化する可変スイムアクションのウォブリング系への移行スピードをもう少し遅い状態から設定して欲しいという声でした。
この声に関しては、答えはわかってましたが…。
結果、ウエイトを変えずにバランスとシルエットで調整を何１０回と試みましたが…サイズ的に限界値に近いウエイトを背負わせている為に実現は不可能でした。
結果として、ウエイトを少し落とす事と重心位置を少し移動させる事で実現させましたが…
残念な事にリトリーブ初期のヴァイブレーション的なソニックローリングがタイトローリングになってしまいました。

データ収集などに貢献してくれたテストブランク達です。
これはほんの一部で辛うじて形が残っている物で、既に同じ数のブランクがゴミ箱入りしました。