プロフィール
りゃんりゃん
東京都
プロフィール詳細
カレンダー
検索
タグ
タグは未登録です。
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:42
- 昨日のアクセス:27
- 総アクセス数:81542
QRコード
▼ (北海道3)想像と現実と。
- ジャンル:釣行記
到着初日夕マズメ。
友人は河口海側でなく、川側で一本掛けた。
あっさりと
「さっき掛けたけどバレちゃった」
と言うあたり経験者だ。
俺はその言葉に自分が鮭を釣る可能性ではなく、掛けることができるかもしれない、という可能性を感じた。
そもそも一週間前にシーズンは終わっているのだ。
湾奥の表現をすると下げ止まり前の下げ残り、である。
わざわざそんなタイミングを見計らって北海道まで来ることに意味がある。
今回の旅で、まず鮭を掛けてみよう。
とりあえずの小さな小さな目標。
それはハイシーズンだと馬鹿にされるようなことなのだろうけれど、今の自分には丁度よかった。
反応無く、初日の竿振りは終了。
午後8時を回った頃だろうか。
東京でもやっているように夕食の場所を探す。
決まった宿もなく、車中泊を覚悟しての旅。
スケジュールなどある訳もなく、積丹での午後8時は食事にはギリギリの時間。
そのまま車を小樽まで走らせる。
夕食は小さなジンギスカン屋に入り少々の飲酒。
北海道の夜。
小樽の夜。
この歴史を感じる町並みの中で鮭釣りにのみ来た二人。
シーズンも終わっているのに(笑)
最高の夜。
途中、24時間営業の銭湯を見つけ、仮眠。
翌午前3時に起床。
そのまま釣り場まで足を運ぶ。
そこは積丹エリアの中でも有数のメジャースポット。
シーズン真っ只中だと河口両岸に2メートル感覚で数百人が並ぶポイントらしい。
行きの釣具屋で見た雑誌の写真を思い出す。
そういう理由から友人が避けていた場所。
現場に到着すると駐車場には車が10台あるかないか。
ガラガラらしい。
そこで友人は改めてシーズンの終わりを感じていた。
北海道の朝は遅い。
東京に比べてだが。
時間にルーズな二人がのんびり準備してもまだ朝マズメにはならない。
初めてのウキルアーという仕掛けに戸惑いながらも自分なりの解釈で準備を整える。
個人的にルアーはゆっくりと動かす方が好きなのでウキは一番小さなSサイズを選択。
それに合わせて35グラムのスプーンを連結しタコベイトも付ける。
タコベイトの針には餌となる魚の切り身。
この”餌”が何の効果があるかはその時点では全く不明。
スプーン/タコベイト/切り身、といういわば餌の連結。
・・・アピールのみ、だな(笑)
準備を始めた頃には駐車場のある右岸には数人が既にエントリーしていた。
情報では左岸でも鮭は揚がっている。
我々は迷い無く先行者のいない左岸を選択する。
小さな川の河口なので右岸の端と左岸の端の距離は10メートル程か。
その間隔で釣果に差があるとも思えないのに人気は右岸。
その理由は明るくなって分かるのだが、川からの流れが右岸前方にS字を書いて払い出していたのだった。
朝マズメ前でのエントリーの為、そこまでは分からない。
しかしながら昨日教えてもらった話を繰り返し思い出す。
鮭は川の流れに対して本流脇から何度も川の流れに入る動作をする。
海に払い出す流れに左右からジグザグにトライする。
海水の中で淡水の流れが道のようになって、鮭はその道のを辿り生まれた川の入り口を探し当てる。
美しすぎる妄想。
しかしそれは北海道の地では現実味を帯びて目の前の風景とリンクする。
空がうっすら明るくなり、やがて金色からオレンジに変化する。
そんな北の日本海を眺めながらキャストを繰り返す。
ウキ下の調整をしながら未だ想像できない状態でルアーを動かす。
コツコツ言うのはきっと底にあるゴロタに当たっているからだ。
餌があまりにも早く無くなることでそれに気がつく。
ルアーの動きも少々だが想像できる。
餌の補充の為に友人に近づく。
話しかけたその途端、彼のロッドが弧を描いた。
目の前5メートルの距離。
そんな場所にもいるのか!
彼は慣れた動きで鮭を陸に引きずり揚げる。
陸の上、波打ち際から遠くない場所でフックアウト。
暴れる鮭。
本当に暴れるという表現に尽きる。
彼は急ぎながらも冷静に鮭を陸の上に揚げ、自分の勝利を確信する。
まずは一本。
そこには俺が見たことのない、鮭という魚がいた。
友人は河口海側でなく、川側で一本掛けた。
あっさりと
「さっき掛けたけどバレちゃった」
と言うあたり経験者だ。
俺はその言葉に自分が鮭を釣る可能性ではなく、掛けることができるかもしれない、という可能性を感じた。
そもそも一週間前にシーズンは終わっているのだ。
湾奥の表現をすると下げ止まり前の下げ残り、である。
わざわざそんなタイミングを見計らって北海道まで来ることに意味がある。
今回の旅で、まず鮭を掛けてみよう。
とりあえずの小さな小さな目標。
それはハイシーズンだと馬鹿にされるようなことなのだろうけれど、今の自分には丁度よかった。
反応無く、初日の竿振りは終了。
午後8時を回った頃だろうか。
東京でもやっているように夕食の場所を探す。
決まった宿もなく、車中泊を覚悟しての旅。
スケジュールなどある訳もなく、積丹での午後8時は食事にはギリギリの時間。
そのまま車を小樽まで走らせる。
夕食は小さなジンギスカン屋に入り少々の飲酒。
北海道の夜。
小樽の夜。
この歴史を感じる町並みの中で鮭釣りにのみ来た二人。
シーズンも終わっているのに(笑)
最高の夜。
途中、24時間営業の銭湯を見つけ、仮眠。
翌午前3時に起床。
そのまま釣り場まで足を運ぶ。
そこは積丹エリアの中でも有数のメジャースポット。
シーズン真っ只中だと河口両岸に2メートル感覚で数百人が並ぶポイントらしい。
行きの釣具屋で見た雑誌の写真を思い出す。
そういう理由から友人が避けていた場所。
現場に到着すると駐車場には車が10台あるかないか。
ガラガラらしい。
そこで友人は改めてシーズンの終わりを感じていた。
北海道の朝は遅い。
東京に比べてだが。
時間にルーズな二人がのんびり準備してもまだ朝マズメにはならない。
初めてのウキルアーという仕掛けに戸惑いながらも自分なりの解釈で準備を整える。
個人的にルアーはゆっくりと動かす方が好きなのでウキは一番小さなSサイズを選択。
それに合わせて35グラムのスプーンを連結しタコベイトも付ける。
タコベイトの針には餌となる魚の切り身。
この”餌”が何の効果があるかはその時点では全く不明。
スプーン/タコベイト/切り身、といういわば餌の連結。
・・・アピールのみ、だな(笑)
準備を始めた頃には駐車場のある右岸には数人が既にエントリーしていた。
情報では左岸でも鮭は揚がっている。
我々は迷い無く先行者のいない左岸を選択する。
小さな川の河口なので右岸の端と左岸の端の距離は10メートル程か。
その間隔で釣果に差があるとも思えないのに人気は右岸。
その理由は明るくなって分かるのだが、川からの流れが右岸前方にS字を書いて払い出していたのだった。
朝マズメ前でのエントリーの為、そこまでは分からない。
しかしながら昨日教えてもらった話を繰り返し思い出す。
鮭は川の流れに対して本流脇から何度も川の流れに入る動作をする。
海に払い出す流れに左右からジグザグにトライする。
海水の中で淡水の流れが道のようになって、鮭はその道のを辿り生まれた川の入り口を探し当てる。
美しすぎる妄想。
しかしそれは北海道の地では現実味を帯びて目の前の風景とリンクする。
空がうっすら明るくなり、やがて金色からオレンジに変化する。
そんな北の日本海を眺めながらキャストを繰り返す。
ウキ下の調整をしながら未だ想像できない状態でルアーを動かす。
コツコツ言うのはきっと底にあるゴロタに当たっているからだ。
餌があまりにも早く無くなることでそれに気がつく。
ルアーの動きも少々だが想像できる。
餌の補充の為に友人に近づく。
話しかけたその途端、彼のロッドが弧を描いた。
目の前5メートルの距離。
そんな場所にもいるのか!
彼は慣れた動きで鮭を陸に引きずり揚げる。
陸の上、波打ち際から遠くない場所でフックアウト。
暴れる鮭。
本当に暴れるという表現に尽きる。
彼は急ぎながらも冷静に鮭を陸の上に揚げ、自分の勝利を確信する。
まずは一本。
そこには俺が見たことのない、鮭という魚がいた。
- 2011年11月7日
- コメント(2)
コメントを見る
fimoニュース
登録ライター
- ジャッカル:デラクー
- 1 日前
- ichi-goさん
- 『時期尚早・・・』 2025/9/25…
- 3 日前
- hikaruさん
- 日火傷対策
- 17 日前
- rattleheadさん
- 水面の輝きは
- 19 日前
- はしおさん
- 島根バケツなるものを作ってみた
- 28 日前
- papakidさん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 残暑の厳しい中でも釣れました('-' э )Э
- OKB48
-
- ビックベイトでリベンジ❗
- グース
最新のコメント