台風19号が通り過ぎた10月13日。

阿賀野川はとんでもない水位になっていた。

現実離れした光景は【恐怖】だった。

幸い、危険水位は長くは続かず、翌日には安全な水位に下がったが…

今回の台風でより一層水害対策への取り組みが強化されることが予想される。

川を浅く広く、流心を無くして真っ平らな流れにしてしまう工事が所々で行われると思うととても複雑だ…

しかし、人の暮らしが最優先なのはもちろん。

ここ数年で最も魚が薄く感じるのはこの台風を予想してスズキがあまり川に入りたがらなかったのかな…

そんなことを思いながら14日はスズキ釣りへ。

信濃川、阿賀野川は釣りにならないため、他の河川の水位情報とにらめっこ。

良さそうな川は3つあったがやりたい釣りは決まっていたので迷わず清流エリアへ。

今年は鮎の数が多いらしいけど近所ではまだ落ち鮎の気配を感じない…

サギの数はすごいけど。

夕マズメからは海もありかな？と思っていたのでいろんな道具を車に詰め込んで、ダラダラと昼前に出発してお昼過ぎに現場到着。

到着すると同じようなことを考えていたであろうアングラーが2人。

水色は笹濁り、水量はやや多いが理想に近い流れ。

いれば3投以内に釣れそうだけど他のアングラーも叩いているだろうからどうだろう。

駐車場で準備していると、さらに後から一台の車がやってきてこちらを気にしながらものすごい勢いで準備してロッドも繋がず、ラインも通さず足早にポイントへ…

結果的に俺の目当ての立ち位置には入らなかったけど、これってどうなんだろ…

神経質過ぎるかもしれないけど、もし俺が逆の立場なら相手がポイントに入ってから自分の立ち位置考えるけどね。

そんなこんなで先行者に軽く挨拶して立ち位置を確保してキャスト開始。

デーモン160、ジョイクロ178とローテして瀬尻のブレイクを舐めるように意識して流していると

少しレンジを入れたジョイクロに「カカンッ！」とショートバイト。

同じコースにキャストしていると、さっきの人が上流からこっちに藪漕ぎしながら進んできた！

どうやらジョイクロの着水音をボイル音だと思ったらしい（笑）

それが発覚したのか戻って行った（笑）

サケの跳ねも見られたけど明確なスズキのボイルも一発だけあった。

もちろん投げまくるも無反応。

しばらく投げてもバイトが出ないので小移動を繰り返してポイントを休める。

入れ代わり、立ち代り何人かのアングラーが来たが1時間くらいすると俺一人になった。

ここでポイントを完全に休める為に一旦車に戻り休憩。

30分くらいして再開。

ジョイクロに反応があったのと水量、水色からルアーをデーモン、ジョイクロ、ローグに絞りカラーも最も自信のあるマットパープルパール、クリスタルシャッドで。

ショートバイトがあったポイントをまずはジョイクロで攻める。

次にデーモンで同じコースを攻める。

バイトが無いのでローグにチェンジして広範囲を撃つ。

瀬、ブレイク、反転流、縦反転流、ストラクチャーがあり変化に富むポイント。

そこをローグで撃ちまくる。

ラインテンションの操作でビッグミノーながらダウンクロスにも対応できる数少ないルアーだと思う。

ここぞというピンを3回ほど通し直したところで「ゴンッ！」と明確なバイト。

小さいけど自分のやりたい釣りを押し通して釣れた嬉しい一匹。

10月中旬、清流デイゲームで釣れた貴重な一匹だった。

やっぱり清流はデイゲームに限るなー。

夜は飛距離出すと何やってるかわからないし

フルキャストした先のルアーを目視しながらラインメンディングを駆使して魚を出すのがマイブーム。

10月いっぱいは何とか川で頑張ろうと思うけど11月にはあのパターン、12月頭にはイワシ？そしてハタハタとベイトの移り変わりも楽しみな季節になってきた！

コモド610XH

タトゥーラHD

レジンシェラー2号

耐摩耗ショックリーダー30lb

ストリームローグ

あ、デーモン160の水面プカプカに「ボシュッ」っと出た

ウグイ（笑）

#2フックがちゃんと口の内側にフッキング（笑）