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▼ 中国という国2015こっちも梅雨なんだ③
- ジャンル:日記/一般
- (海外出張記)
どうして今の仕事をしているか。
ひとつは親父への憧れ。
ひとつは教師からの言葉。
子供の目から見て、単純に親父はかっこ良かった。
あまり主張するタイプの人間じゃないけど
「俺はエンジニアだ!」と言う
誇らしげだけど、少し照れるような様子は、見ていて、なんとも好ましく、くすぐったい感覚だった。
今の俺とかなり近い仕事。
しかも、知ったのは自分が就職してから。
別に何になれと言われず、選んだ結果。
親父は今の俺のように出張が多かったけど、不思議と寂しいと思ったことは無かった。
長い出張から帰ってくると、お土産か後で何か買ってくれるのが、嬉しかった。
親になった今思うのは、あんまり側にいれなくてゴメンなという気持ちもあったのかも知れない。
恥ずかしくて、真意は聞けないし分からないままだけど、とにかく嬉しかったので自分の子供にも同じようにしている。
嫁は「甘い」と言いながら、喜ぶ子供の様子を見て嬉しそうな顔をしている。
きっと、これで正解だと思う。
教師からの言葉。
そもそも、教師だから素晴らしい人間なんて保証はない。
小学校の朝礼で学ぶことは、貧血で倒れる生徒を無かったことのように平然と話す校長のような人間にはなりたくないと言うこと。
そもそも、先生なんてちょっとばかにした呼び方だからね。
先生って呼ばれるうちバカになるのかも知れないけど。
教室で教師は平日昼間の母親と同じで絶対的な支配者。
権力を持った時こそ、人間の本質が問われる。
でも、ちゃんとした教師も沢山いた。
今でも、強烈に覚えているのは中学の技術教師。
人気のない技術の授業は、真面目に聞かない生徒が8割、残りの2割が嬉々としてやっていたイメージ。
その先生は、真面目に聞かない生徒もあまり気にかけず、淡々と授業を進める、良くいるヤル気のない先生だと思っていた。
しかし、技術である作品を作った後のこと。
その先生に呼び出された。
ちょいちょい悪さをしていたので、何か怒られるのだろうと思い、技術室へ向かった。
そこには、俺の削った金属片を持つ技術教師。
両肩を掴まれて、ひと言。
「お前は技術屋になれ!」
言葉の少ない、面白味のないオッサンだったけど本気の気持ちは伝わるものだった。
教師の本当の仕事は、こうゆことなのか?
と感じた時でもあった。
その後、話した内容によると
自分では、特に凄いもの作ったつもりは無かったが、何年も見ていない見事な仕上がりだったそうだ。
その先生は、どうゆう訳で教師になったか知らないが、もともと技術屋だったそうだ。
その他、大勢と同じで将来の仕事なんて、全く考えていない中学生だったけど
こうゆうオッサンと仕事出来るなら、技術屋も悪くないなと素直に思った。
今でも、ハッキリ覚えているくらいだから、あの面白味のないオッサンが俺の人生に相当影響を与えたことになる。
今思うと、あの先生は教師じゃなく、技術屋。
そして俺も、すでに技術屋だったのかも知れない。
だからこそ、あんな風に通じ合う感覚があったのだろうと。
華やかさはないけど技術屋ってカッコイイ。
海外出張はしんどいけど、なって良かった。
接待は、そんなプライドを削られる気がしてしんどいのかな?
と思う中国の夜。
ひとつは親父への憧れ。
ひとつは教師からの言葉。
子供の目から見て、単純に親父はかっこ良かった。
あまり主張するタイプの人間じゃないけど
「俺はエンジニアだ!」と言う
誇らしげだけど、少し照れるような様子は、見ていて、なんとも好ましく、くすぐったい感覚だった。
今の俺とかなり近い仕事。
しかも、知ったのは自分が就職してから。
別に何になれと言われず、選んだ結果。
親父は今の俺のように出張が多かったけど、不思議と寂しいと思ったことは無かった。
長い出張から帰ってくると、お土産か後で何か買ってくれるのが、嬉しかった。
親になった今思うのは、あんまり側にいれなくてゴメンなという気持ちもあったのかも知れない。
恥ずかしくて、真意は聞けないし分からないままだけど、とにかく嬉しかったので自分の子供にも同じようにしている。
嫁は「甘い」と言いながら、喜ぶ子供の様子を見て嬉しそうな顔をしている。
きっと、これで正解だと思う。
教師からの言葉。
そもそも、教師だから素晴らしい人間なんて保証はない。
小学校の朝礼で学ぶことは、貧血で倒れる生徒を無かったことのように平然と話す校長のような人間にはなりたくないと言うこと。
そもそも、先生なんてちょっとばかにした呼び方だからね。
先生って呼ばれるうちバカになるのかも知れないけど。
教室で教師は平日昼間の母親と同じで絶対的な支配者。
権力を持った時こそ、人間の本質が問われる。
でも、ちゃんとした教師も沢山いた。
今でも、強烈に覚えているのは中学の技術教師。
人気のない技術の授業は、真面目に聞かない生徒が8割、残りの2割が嬉々としてやっていたイメージ。
その先生は、真面目に聞かない生徒もあまり気にかけず、淡々と授業を進める、良くいるヤル気のない先生だと思っていた。
しかし、技術である作品を作った後のこと。
その先生に呼び出された。
ちょいちょい悪さをしていたので、何か怒られるのだろうと思い、技術室へ向かった。
そこには、俺の削った金属片を持つ技術教師。
両肩を掴まれて、ひと言。
「お前は技術屋になれ!」
言葉の少ない、面白味のないオッサンだったけど本気の気持ちは伝わるものだった。
教師の本当の仕事は、こうゆことなのか?
と感じた時でもあった。
その後、話した内容によると
自分では、特に凄いもの作ったつもりは無かったが、何年も見ていない見事な仕上がりだったそうだ。
その先生は、どうゆう訳で教師になったか知らないが、もともと技術屋だったそうだ。
その他、大勢と同じで将来の仕事なんて、全く考えていない中学生だったけど
こうゆうオッサンと仕事出来るなら、技術屋も悪くないなと素直に思った。
今でも、ハッキリ覚えているくらいだから、あの面白味のないオッサンが俺の人生に相当影響を与えたことになる。
今思うと、あの先生は教師じゃなく、技術屋。
そして俺も、すでに技術屋だったのかも知れない。
だからこそ、あんな風に通じ合う感覚があったのだろうと。
華やかさはないけど技術屋ってカッコイイ。
海外出張はしんどいけど、なって良かった。
接待は、そんなプライドを削られる気がしてしんどいのかな?
と思う中国の夜。
- 2015年7月15日
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