今回は、シーバスウェーディングゲームのおすすめ装備＆グッズのご紹介と、自分なりの安全対策をご紹介したいと思います。


まず必要になるのが、フローティングベストとウェーダーですよね。


フローティングベストは浮力体入りのものであればどんなタイプのものでも安全上問題はないと思います。ただウェーディングという観点からみれば、水はけの良さ・道具の収納性などがよいものがおすすめですね。

以前使用していたフローティングベストは、機能性もよく使いやすかったのですが、ファスナーがすべて止水ファスナー使用になっていました。おかっぱリの場合、多少の雨や波しぶきでもポケット内のものが濡れにくくてよかったのですが、ウェーディングの場合ポケット内の水はけがものすごく悪くてよくベストをひっくり返していたのを覚えています。

初めて道具を買いそろえたときは、訳も分からず選んでいたので、いろいろ失敗もしましたがそれもいい思い出です。その経験をもとにご紹介しますね。


つぎにウェーダーですが、チェストハイウェーダー（胸まであるタイプ）を選んでおけば問題ないと思います。ソールはフェルトとスパイクピンの両方あるタイプがおすすめですね。万能だと思います。

あとウェーダーの素材なんですが、ここでも失敗談があります。私初めて買ったのが、透湿タイプのそこそこお値段のするタイプでした。ナイロンタイプは蒸れて不快ってことで選んだんですが、それはよかったんです。
で、季節は進み涼しくなってくると、水温が下がってきますよね。冬になるころには、ウェーディングしていると足の感覚なくなってくるんです。そこで厚着をしたり防寒ソックス履いてみたりとしたんですが、今度は血行が悪くなって足先があり得ない冷たさになるんです(笑)

でもネオプレーンタイプ（冬用）は値段がめっちゃ高くて、よー買いませんでした。2年間それで耐えましたが、３年目にネオプレーンタイプを購入して感動しました。というかもっと早く買えばよかったと後悔しました。

それを見た友人が「ならおれはネオプレーン買うわ」となったんですが、夏もそれを使おうとして彼は夏のウェーディングゲームから姿を消しました(笑)

皆さん悪いことは言いません、年間通して使用される方は夏用・冬用そろえてください。


あとこれ重要です！
フローティングベストもウェーダーも寿命があります。ベストの浮力材には寿命があります。メーカーの表記よりも長く持つと思いますし、実際浮いてみても問題ないように感じました（先日磯のタイドプールにて検証）。しかし、肩のベルトなどの痛みがあり釣行回数の多い方や使用年数が多い方は、定期的に交換することをおすすめします。私も先日新しいものに買い換えました。いざという時に機能しないでは、命にかかわりますもんね。

ウェーダーも同じで、ソールに寿命があります。すり減るというのもあるんですが、それよりも怖いのが剥がれてしまうことです。釣行から帰っている最中にソールが剥がれて危うく怪我をするところでした。水漏れなんかは気づきやすいですが、ソールも使用前・使用後にチェックするようにしています。


ところで皆さんは使用前もしくは使用後のウェーダーをどうやって持ち運んでいますか？

以前私は靴を入れるトレー（100均のもの）にブーツ部分を入れて、車の上のグリップのところに肩ベルトを引っかけていたんですが、使用後の汚れたウェーダーが車内でフリーになっているのが気になっていました。そこでバックかケースに入れようと考え、今使用しているのがこちら




シマノの　トランクタックルバック　これおすすめです。
防水で濡れれても汚れてても問題なし。私は仕切りの向こう側にフローティングベストを入れてます。普段ふたはしてませんが、ファスナーでふたもできます（ふたは丸めてバンドで止められます）。このケース自体が汚れても、軽いのでサッと洗えて便利です。実はこのケースの中にトレーを敷いてブーツ裏の汚れがあまり広がらないようにしてます。




おかっぱリの釣りでもフローティングベストは必ず着用しなければなりません。釣りをする者の最低限の義務だと思っています。事故が起きてからでは遅いですし、自分だけでなく周りの方々にも迷惑が掛かります。

ましてやウェーディングとなればなおさらです。命を守るフローティングベストとウェーダー、日ごろから手入れとチェックを怠らず安全意識をもっておきましょう。安全に対する意識を持つことが大切です。

次回は釣行時の安全対策とおすすめグッズをご紹介したいと思います。