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久保田剛之
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▼ スミスグリップ改造日記 完成!
- ジャンル:日記/一般
- (スミスグリップ改造日記)
シリーズでフィッシュグリップ『SMITH GRIP 2700』を改造しています。
その1はコチラ
その2はコチラ
その3はコチラ
その4はコチラ
その5はコチラ
その6はコチラ
その7はコチラ
さて前回からグリップの鹿角に付けるエンブレムの製作に入りました。
上はワックスで作ったエンブレム。
鋳型材に埋没するとこんな感じ。
30分以上硬化させたら700℃の電気炉にイン♪
ワックスは焼却し鋳型材の中にエンブレムの空洞ができるのでそこに鋳造機と呼ばれる機械で溶けた金属を加圧しながら流し込みます。
いわゆる鋳造って作業。
この作業。専門の機器がないと出来ないって思うでしょ?
一般の方でも出来るんですよ(^^)
ワックスや石膏、鋳型材(専門的には埋没材っていいます)は大きめのDIYストアーの彫金コーナーに行けば売っています。
鋳型は焚き火やBBQコンロなどで加熱。銀などの低融金属ならば炭火でも溶けます。
ワックスを焼却した鋳型材の注ぎ口を上に向けて溶けた金属を注ぎ込む。
すぐさま折りたたんだ濡れた雑巾で注ぎ口に蓋をする。すると水蒸気圧で細かいところにも金属が入り込みますよ♪
ちなみに歯科専用の埋没材は金属の熱膨張率と埋没材の熱膨張率が調整されているのでワックスの原型と完成した金属の精度が高くなるようになっています。
故に高額(^^;)
冷えたものを割り出すとこんな感じ♪ちなみに金属は酸化に強い・・ていうか使い慣れてる金銀パラジウム合金(笑)
この金属も歯科用。虫歯になって銀歯を入れる時、最もポピュラーな保険適用金属。
口腔内の過酷な環境下でも酸化による劣化しにくい金属。
今回は鋳造時の酸化膜の酸処理はあえて行いません。
黒ずんだ部分はそのまま残して陰影を際立たせます。
研磨するとエンブレム完成!!
再びタバコの断面と。小さいけど細かなデザインが光る逸品♪
左右用に2個同じものが出来上がりました(^^)
フィッシュグリップの鹿角部。
エンブレムを埋め込みやすいように中央のR部分を少し薄く削りこみました。
鋳込み口の出っ張り径の穴を開けてエンブレムより少し大きめに下書き。
エンブレムがはまり込むようにルーターを使って鹿角を削ります。
はまり込むことを確認したら接着剤で鹿角と接着です。
今回使用した接着剤はGC社のGCルーティン。科学硬化、紫外線硬化、両方いけるタイプのレジン系セメント。
ちなみにメタルには3M社のロカテック処理を施してメタルとレジンの接着強度を上げています。
↑ 何がなにやら分からないでしょうが同業、同ジャンルの方はクスっと楽しんでくだされ(笑)
SMITH GRIP 2700 ソードカトラス
完成!!
ん~~カッチョエエ!!!
ちなみにワックスで作ってはみたものの自分的にピンとこなくてボツにしたエンブレムのワックスパターン達も紹介しちゃいましょう。
中世ヨーロッパ風?
お上品なのでボツ。
なんとなくドラゴン。
細すぎて鹿角の削った部分の形状が複雑になりすぎて光沢が落ちるので細かいディテールを作る前にボツ。
釣りだからやっぱ魚?
なんかワゴンセールのリールに付いてそうなのでやはり作りこむ前にボツ。
ワンピース風。
あっちゃんのコメントでその手があったか!と後から試しで作ってみました。
アングラー海賊団♪
ちなみこの完成したフィッシュグリップ。
雑誌の取材で既に入魂して来ました♪
その1はコチラ
その2はコチラ
その3はコチラ
その4はコチラ
その5はコチラ
その6はコチラ
その7はコチラ
さて前回からグリップの鹿角に付けるエンブレムの製作に入りました。
上はワックスで作ったエンブレム。
鋳型材に埋没するとこんな感じ。
30分以上硬化させたら700℃の電気炉にイン♪
ワックスは焼却し鋳型材の中にエンブレムの空洞ができるのでそこに鋳造機と呼ばれる機械で溶けた金属を加圧しながら流し込みます。
いわゆる鋳造って作業。
この作業。専門の機器がないと出来ないって思うでしょ?
一般の方でも出来るんですよ(^^)
ワックスや石膏、鋳型材(専門的には埋没材っていいます)は大きめのDIYストアーの彫金コーナーに行けば売っています。
鋳型は焚き火やBBQコンロなどで加熱。銀などの低融金属ならば炭火でも溶けます。
ワックスを焼却した鋳型材の注ぎ口を上に向けて溶けた金属を注ぎ込む。
すぐさま折りたたんだ濡れた雑巾で注ぎ口に蓋をする。すると水蒸気圧で細かいところにも金属が入り込みますよ♪
ちなみに歯科専用の埋没材は金属の熱膨張率と埋没材の熱膨張率が調整されているのでワックスの原型と完成した金属の精度が高くなるようになっています。
故に高額(^^;)
冷えたものを割り出すとこんな感じ♪ちなみに金属は酸化に強い・・ていうか使い慣れてる金銀パラジウム合金(笑)
この金属も歯科用。虫歯になって銀歯を入れる時、最もポピュラーな保険適用金属。
口腔内の過酷な環境下でも酸化による劣化しにくい金属。
今回は鋳造時の酸化膜の酸処理はあえて行いません。
黒ずんだ部分はそのまま残して陰影を際立たせます。
研磨するとエンブレム完成!!
再びタバコの断面と。小さいけど細かなデザインが光る逸品♪
左右用に2個同じものが出来上がりました(^^)
フィッシュグリップの鹿角部。
エンブレムを埋め込みやすいように中央のR部分を少し薄く削りこみました。
鋳込み口の出っ張り径の穴を開けてエンブレムより少し大きめに下書き。
エンブレムがはまり込むようにルーターを使って鹿角を削ります。
はまり込むことを確認したら接着剤で鹿角と接着です。
今回使用した接着剤はGC社のGCルーティン。科学硬化、紫外線硬化、両方いけるタイプのレジン系セメント。
ちなみにメタルには3M社のロカテック処理を施してメタルとレジンの接着強度を上げています。
↑ 何がなにやら分からないでしょうが同業、同ジャンルの方はクスっと楽しんでくだされ(笑)
SMITH GRIP 2700 ソードカトラス
完成!!
ん~~カッチョエエ!!!
ちなみにワックスで作ってはみたものの自分的にピンとこなくてボツにしたエンブレムのワックスパターン達も紹介しちゃいましょう。
中世ヨーロッパ風?
お上品なのでボツ。
なんとなくドラゴン。
細すぎて鹿角の削った部分の形状が複雑になりすぎて光沢が落ちるので細かいディテールを作る前にボツ。
釣りだからやっぱ魚?
なんかワゴンセールのリールに付いてそうなのでやはり作りこむ前にボツ。
ワンピース風。
あっちゃんのコメントでその手があったか!と後から試しで作ってみました。
アングラー海賊団♪
ちなみこの完成したフィッシュグリップ。
雑誌の取材で既に入魂して来ました♪
- 2014年1月23日
- コメント(14)
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