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新型SWATの話 その1


さてさて本日のブログでは今年各地で行われるフィッシングショーで初お披露目となる天龍のSWATシリーズについて書いていきたいと思います。

SWATは天龍のシーバスロッドではハイエンドモデルに位置するロッドですが、実に8年ぶりとなるフルモデルチェンジとなります。

先ずはテスト期間のお話を書いていこうと思います@@@


 
僕の手元に来たのは1年10ヶ月ほど前


『言わんでくださいね。プロトロッドの事は外に言わんでくださいね!!』とFunaki氏に念を押されながら手元にテストロッドが届いたのは2年近く前でした。


天龍の場合、テストロッドのグリップには開発番号とその製作日が書いてあるのですが、その日付は受け取った日よりもう数年前。

その間ず~っとテストしていた訳ではないみたいだけど、カーボンナノチューブ(以降C・N・Tと表記)という素材が聞かれるようになってから結構早い段階で着手し始めたみたいです。


Funaki
『結構良い感じに纏まったと思うのですが・・・後は実践からのもっと細かいフィードバックをしたいのでガンガン酷使してください』


届いた翌日から実戦投入しましたが、僕のファーストインプレッションは『もうコレでいいんじゃない♪』でした。


手元に届いた段階で非が見当たらない状態。SandWalkerを作る時は当然、日頃から天龍とはかなり密に連絡を取りあっているので『シーバスロッドのベーシックはコレだ!』ってイメージの共有が出来ていたのだと思います。


もちろんアングラーによって、時と場所によってベストと感じるロッドの条件は異なります。

でも天龍らしさを殺さずに明らかに旧SWATよりも二歩も三歩も進化したと思えるプロトロッド。僕の手元に来た段階で発売しても全然OKだと思う状態。


しかしそこから天龍の本気が始まりました。


 
本気と書いてしつこいと読む


『グリップ口径を変えてみましょう』

『ガイドセッティングをちょっと変えてみましょう』

『リールシートを少し弄りたい』 etc



耐久テストも兼ねているので可能な限り同一ブランクで変更してのテスト。


こちらが『今のセッティングで問題が見当たらない。ベストだと思う』と伝えても色々試す天龍。

しつこいとか書いちゃってるけど・・・ツンデレです♪

いいですね~♪ こういう本気でモノづくりをするメーカーとお付き合いさせて頂いている僕は幸せ者です♪


その熱意に応えるべく・・・

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101cmね♪

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(新型SWATプロトと並べて)

ちなみにこの魚とのファイトですが6畳間ほどのスペースで完結しています。
新型SWATの【いなしの力】が存分に発揮されたファイトでした♪


この魚が獲れた時はFunakiさんと大変盛り上がりました@@


そんなFunakiさんも何度か湘南まで来て色々打ち合わせ。

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新旧のSWATとSandWalkerを投げ比べながら最終調整。

色々負荷をかけながら打ち合わせしてたら旧SWATの83が犠牲に・・・(^^;)

社員が一緒じゃなきゃ怖くてできないテストでした(笑)




 
取材では使用NG

これまでの旧SWATよりも張りがあり飛距離も感度も上がった。でも天龍ロッドの真骨頂というべき粘りや追従性は損なわない。

かなりの出来だと思う新型SWAT。テストしててもかなり楽しいです♪



が!!


Funaki『あ、でもまだ公表NGなので取材では使わないでくださいね!』


↑ 何気にコレが一番キツイ注文です。良い意味でも悪い意味でも取材の時だけいきなり違うロッド。根ズレさせながらのファイトの時のテンションのかけ方など、直前までのロッドといきなり変わるとギリギリの攻防ではかなり厳しい時もあります(^^;)




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でも実はコッソリ使ってたり・・・【PerfectJourney2018年熊本編】より。

僕 『ロッドの表記入れると天龍にバレちゃうから入れないで』

fimo 『明るい時間帯の映像でどのみちバレるっしょ』

んで結局Funakiさんにバレました(笑)


ちなみにこの時の魚。編集ではカットされていますが1尾目をリリースした直後に『ボシュ!』とデカイシーバスの捕食音があったんです。

この時の時合い中は食わせられなかったんですが、見えてる地形上では
『もっと好条件の場所があるのになぜココで捕食したのか?』が分からなかった魚。


動画のコメント欄に『動画中の『よし!わかった!』って何が分かったんですか?』とありますが、動画の中後半に僕が軽く根がかった時に『よし!わかった!』って言ったのは前半戦のデカイ捕食音のシーバスがなぜそこで喰ったのか?が分かったからです。

手前に一箇所だけ根がかる場所があり
、①それが沈みテトラだということ。②そのテトラが一等地だということ  がハッキリと確信が持てたので『よし!わかった!』の発声に繋がっています。

端的に言うと
【追いかけまわさなくても食える】条件が整っているんですね。
それが分かれば【ベイトの入り始め】【流れの効き始め】、一等地のポジションに着いたデカイ奴のスイッチの入り始めの初見にルアーを見せてやれば・・・

その為にはそのコースの無駄キャストを減らして・・・

多投し過ぎるとベイトもルアーを感知しているのでベイト自体、ひいてはデカイシーバス自体が入って来なくなっちゃいますからね。


前半戦で確信は持てないまでも『もしかしたら』という予測はあったので禁を冒してまでロッドをSandWalker910から新型SWAT97MLプロトに持ち変えた次第です。


沈みテトラの向こう際で食わせると絶対に根ズレを起こしながらのファイトになる。そんな時は衝撃吸収に長けたSWAT。

案の定沈みテトラにラインが擦れながらのファイトになったので新型SWATの粘りが最高に活きたファイトでした。


パワーロッドで食った瞬間に強引に引き寄せるという手段も否定はしませんが、KAGELOU124Fでもしっかりと潜らると引っ掛かるほど水面近くまで伸びたストラクチャー。

一気に躱すなら相当な相当なパワーが必要ですし、30cm潜らせないでクリアーしようとすると魚の重さが乗る前にフッキングしなくちゃならない。

それに硬いロッドだと衝撃が吸収しにくく、ガツガツ!という衝撃があるとデカイシーバスって凄い暴れるし凄い走ります。

走られなければ、大暴れされなければラインがテトラに擦られていてもそれなりに耐えられますしね♪


SandWalkerもしっかりと曲がる系のロッドですがそれよりも更に衝撃吸収性に富んだ新型SWATを選択したのはそんな理由からです。


情報公開に制限がかかっていたので当時は語れないし書けなかったけど、この魚は動画以上に戦略性の詰まった釣果だったんです。






あ、長くなりましたね・・・すみません(^^;)


次回に続きます。


次回はレングスやガイドや素材などの詳細をしっかりと書きます。



 

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