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閉伊川の女王サクラマス!

東北の気温も20℃を超える日が多くなり、各地各魚種がシーズンインしSNSも釣果で賑わってきましたね。

皆さんこんにちは。ゴールデンウィーク中は仕事に追われ、皆さんのSNSを覗いては悶々としていた岩手の佐々木です。

私はロックフィッシュが専門ですがその傍、地元の中小河川『閉伊川本流の桜鱒』を追い求める桜鱒フリークでもあります。
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SWブログではありますが、海からの遡上魚ということで閉伊川の桜鱒について解説させていただきます。

皆さんご存知かと思いますが桜鱒とはヤマメの降海型で海で盛んに餌を食べ大型化し、1年後に生まれ育った川に産卵の為戻ってくる個体のことを指します。
広大な海原へ出てもなお、多くの魚が母川回帰するというのだから不思議ですよね。
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閉伊川の魅力としては魚の美しさもさることながら、なんと言っても景観の素晴らしさ。
大型河川に比べると個体数は全く歯が立ちませんがロケーションの良さは閉伊川も負けてはいません。
上流域ともなるとこんな景色を眺めながら桜鱒が狙えますよ。


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どうです、一切人工物が無く、非日常を味わえるこのロケーション。
マイナスイオンもだくだくです(笑)
川に立ち込んでいるだけで癒されます。

そういう意味では磯ロックの魅力に通ずる所がありますね。

閉伊川で釣りをするときの注意点としては、水押しの強い川ですので基本、立ち込みは水を捌ける股下くらいにすること。
ムリに対岸に渡ろうとしないこと。
経験済みですが無理矢理対岸へ渡ってもあまり釣れません(汗)

閉伊川では釣り下りでランガンというのが定番のスタイルとなります。
ポイントにより次に差してくる魚をひたすら待つのも一つの手段だと思いますが、閉伊川は画像にも載せたようにイメージとしては本流ヤマメを狙うような感覚で釣る川となります。
狭い川ですし、次に入る人のことも考慮し一つのポイントで粘るよりは〝その時、そのエリアで活性の高い魚〝を狙った方がより効率的ではないかと考えております。

桜鱒狙いにおいて、活性の高さは適水勢や気圧の変化等が関係しているという難しい話しもありますが長くなるので今回は割愛しますね。
いつか機会があれば書きたいと思います。

さて、通常私が通い始めるのは4月以降、雪代が落ち着いてからとなります。

4月下旬の釣行。
3つに分岐する流れが合流し下流に向かってヒラキになっているポイント。
ルアーを流れに乗せて水面に飛び出さない程度の速度で巻いていると、流心を抜けたところでギラッと魚体が見えたのと同時にヒット!
いつもなら流心に向かって走らせるところでしたが、足場が高くライン角度がついてしまい走る事なく水面でヘッドシェイクを連発。
「これはいやな感じだなぁ」と思いながらさらに寄せにかかると痛恨のフックアウト。

水位が高くラインが先行してしまった為、合わせたつもりがフッキングが甘くなってしまったというのが原因でした。
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その後も仕事の後に川に足を運び続けましたがヒットに至らず、5月の中旬。
久しぶりの休日ということもあり朝から川に立てるチャンス。
と言っても次の予定が控えていたのでリミットは午前10時。

早起きして気合いを入れて挑んだ
一箇所目…無。本命だったのに…

二箇所目…無。もしかしたらと思ったのに…

三箇所目…無。今日もっスか…(汗)

四箇所目…無。いよいよやべぇ…(焦)

五箇所目の終盤。時刻は9時。
対岸が僅かに掘れているだけの小場所なだけに川に降りるのが億劫になっていた私はラストポイントへ行こうと一度通り過ぎましたが、やらないで後悔するよりはちゃんと丁寧にやって釣れなかったらその時後悔しようと思い川へ降りました。

その一投目。クロスで対岸ギリギリにキャストを決めてミノーのリップを水に馴染ませつつ、対岸の掘れているエリアに潜んでいるであろう桜鱒にフラッシングでアピールしながら流れに乗せ、ドリフトさせながらのターン…


すると、私の立っている目の前の岩陰から勢いよく魚が飛び出しルアーを咥えてヒット!
そっちかい!!

対岸ギリを攻めた意味(笑)
何はともあれヒットです。
水質が綺麗なので桜鱒がルアーを咥える瞬間が丸見えでした!

魚との距離が近かったので今回はしっかり合わせも決まりファイト開始!

流心まで距離があったのとフロントフックががっちり掛かっていたのを確認していたので、何度か走らせてから最後は少し強引に寄せて無事にネットイン!

一年ぶりの桜鱒は川に入って日数が経ち、鱗が落ち着いた綺麗な個体。

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何度釣っても手足が震える魚です。

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顔つきも女前!
桜鱒は約7割がメスって知ってましたか?

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私が閉伊川で使用しているロッドは取り回しを重視し、ピンスポットに手返しよく投げられる調子のトラウティンマーキスナノ762ML。
もちろん大物にも対応できるパワーを備えてますよ!

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リールはエントリーモデルのスーペリア2500MSH
巻きごこちも軽く、ドラグの滑り出しは桜鱒相手でもなんの問題ありませんでしたよ。
敷居が高いと思われがちな桜鱒ですが、エントリーモデルのリールでもしっかりキャッチすることができます。

様々な魚種(烏賊)にも対応できるラインナップですし、予備用リールとして一台持っていれば安心ですね。


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ラインは今年発売のスーパーファイヤーラインウルトラ8の1号。
ラインの断面が真円に近く手触りがツルツルなので飛距離も伸びますし、ガイドの糸鳴りが小さいのが特徴です。
何よりライン強度が高いので安心感があります。
 
リーダーはナイロンラインのトライリーンZの20lbをFGノットで組んで〝掛けたら獲る〝スタイルにしてます。
 
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この流れを遡上できる桜鱒の力強さ。
 
生き物を相手にする趣味ならではの生命の力強さ、気難しさ、そして自然の美しさ、その季節に見せる表情、釣ったときの感動。
桜鱒釣りにはその全てを感じることができる贅沢が詰まっているような気がします。

こんな魅力いっぱいの桜鱒。
このブログを読んで桜鱒釣りにチャレンジしてみたくなった。やってみようかな。
そう思って頂ければ嬉しいです。
 
禁漁日まではまだまだチャンスがあります。
是非トラウト界、最高峰の魚にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
 
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あ、遊漁券はお忘れなくm(__)m
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タックル
ロッド : トラウティンマーキスナノ762ML
リール : スーペリア2500MSH
ライン : スーパーファイヤーラインウルトラ8  1号
リーダー トライリーンZ 20lb
 

 

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