昨日、１３日にティップランでアオリイカ狙いをしてきました。


天気予報では、朝のうちは少々風が残るものの、

回復傾向にあるようなので、

急遽、下津港より出船する「エース」さんに、

お願いして行ってきました。



ところが？


海上は？　爆風で白波だらけ。


この天気予報は、あっているのか？


もちろんのこと、風波が強過ぎて、

本命ポイントには行けず、湾内のポイントへ。



で、やっぱりの展開。


風が強過ぎて、船が流されまくるし、

定期的に押し寄せる風波が、

船を揺らし、ティップランという釣りを

成立させなくする。



ティップラン・エギングとは、


エギをボトムから数回シャクリ、ピタっと止めると、

船の流れにより、エギは水平移動する。


この水平移動時に最もアタリがよく出るため、

この時のエギの安定が最も大事である。


また、そのアタリを、

ロッドのティップの視覚と感度で感じ取る為、

ロッドもピタっと静止させなければならない。


そんな釣りである。




当日は、当然のことながら、

その拘りたい静止と安定が全く満たされない状況でした。


ロッドの静止どころか？

立っているのも、やっとな状況でした。


ちょっと船が揺れすぎですね。

そして、風に流され過ぎですね。




そんな対策に、５０ｇのエギでやったけど、

イマイチ・・・・・逆効果？



アタリを取りやすくするために、

重たいエギを投入したけれど、


考えてみれば、


PEラインを張ってアタリの伝達性を高める行為は、

逆に、ロッドのブレをエギに伝える行為でもある。


ますます安定しないのでは？



そこで、ちょっとしたヒラメキですが、

逆の作戦に出た。



水深の３倍以上も流す作戦。

長さで言うと、約１００ｍ位。


通常は、これくらいの距離があると、

生半可なシャクリでは、エギが動かない！


そこが、本日の狙い目。



これくらいの距離をだして、

ソリットティップの柔らかいロッドを、

波の上下の動きに合わせて静止さすと、

安定感が得られるかも？



もちろん、アクションをするときは、

生半可なシャクリでは動かないので、

力がかかって、ドラグが滑るまで、

高速ショートジャークの繰り返し。

回数にして、１０回シャクリ以上。





そして、


このパターンが！


正解したのか？





キロアップ、ゲットン！


使用エギは、



エギ王　Live　３．５号　スーパーＤｅｅｐ

+　ＤＤシンカー　２０ｇ　を装着したもの。



絶対に釣れへんような状況での、グッドサイズは嬉しいですね。



更に、風は増す！


天気予報は、どないなっとんねん！


何処が回復傾向やねん。




でも、私も負けない。


どんどん糸を送り出す。


遠ければ遠い程、エギは安定へと繋がる。



キタ～～～。




このサイズでも、風になびくのか？



エギ王Ｋ　３号　＋　ＤＤシンカー　２０ｇ


この組み合わせ、ハマりそう～～～。（笑）



更に、風は増す。　波も増す。



早上がり、決定！





最後に、


今回のテクニックは、皆さんには勧められません。


何故なら、


皆さんは、もっと天気のいい日に行ってくださいね。（笑）



今回は、出船中止が賢明な判断か？



船長～、無理を言ってすみませんでした。

そんな私の無理を、快く引き受けてくれて、

ありがとうございました。




タックルデータ



クロスライドＴＲ　ＸＲＳ－Ｓ７６２ＥＬ/ＴＲ

セルテート　２５００Ｒ

ドンペペ　０．６号　２００ｍ

エギファイヤー　リーダー　２．５号

エギ王　Live　３．５号　SD

エギ王K　３号

DDシンカー　２０ｇ