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上宮則幸

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背骨

大潮じゃねぇか
浸かり狂おうぜ



どうやってもバイトが出せない。
流れ良し、地形把握済み、人間の感覚は研ぎ研ぎに鋭敏…
居なきゃ釣れんに決まってるんだが、戻り鱸の接岸がそろそろあるはずなんだ。
待つしかないのか?

じゃあ待ってようじゃないか。



鱸が居ると信じ、浸かる者は誰も居ないのか?
あれほど年末まで賑わっていた肝属河口はもぬけの殻。
おれのハイシーズン。

釣りに正も誤もないんだが、おれの中の正解は、信じた事をやり抜くこと。
信じた事とは?
好きなルアーで好きなメソッドをやり抜くこと。
稚拙だよ?
そこにはパタナイズされた理論なんか無くて、大好きなルアーの大好きなメソッドをただただ信じてるだけなんだ。

おれは『スネコン130S』が大好きなんだよ。

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巻いて大きくS字を描かせて使うのもいいが、おれが惚れ込んだのはこのルアーを意識的に動かさずに流し込む事を覚えてからなんだ。

以前にも書いたが、スネコンと言うルアーはジョイントのビッグベイト的な蛇みたいなS字起動を出す為に、オデコにスタビライザーを持ち、大小のウエイトがルアー内部で大きく横方向にスライドするようになっている。

ウエイトが、コロリと左に移動する事によって左側に起動をズラし、オデコのスタビライザーが水の抵抗を受けてスネコンを元の起動に戻そうとする。
すると、今度はウエイトが、反対側の右に移動して起動も右側にズレる…
それがスネコンのS字起動のメカニズム。


ところが、極低速域ではスタビライザーに十分な水の抵抗を得られなくなり、ウエイトが片側に偏ったままになりスネコンはバランスを崩したまま泳ぐのを止めてしまう。
その時スネコンはお腹を少し横に向けた姿勢になる。
その姿勢からロッドティップで軽くパシパシとスラックジャークを加えてやることによって大きなダートを作る事が出きるんだ。

スネコンは大きなS字起動とフリーズを意識的に使い分ける事が出来るルアー。
フリーズ中の姿勢なんて、こんな姿勢を意識的に作れるルアーなんて、スネコン以外には有り得ない事なんだ。

そして、極低速域でもレンジが下がり過ぎないのもいい。
水深1mほどのシャローでもボトムにコンタクトさせる事無く狙った筋を流せる。


あくまでもこれはスネコンと言うルアーの裏技的メソッドなんだが、他のルアーでは、もう何やってもバイトが出せないような夜にこいつに助けられるなんて事が多々あるんだ。

一作夜も、久方振りのランカーに心が踊った

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昨夜もこれまた久方振りのキューマル

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呆れるほどの時間を費やして使い込み見えてきたこのルアーの面白さ。
それに惚れ込んで信じ込んだ。


この釣りがおれの今の釣りの背骨だ。










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