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▼ 沖縄釣行 ガ~ラを求めて(2)
- ジャンル:釣行記
- (沖縄釣行 ガ~ラを求めて)
再び沖縄にやってきた。
前回の釣行から凡そ1ヶ月ぶり。
5月に入り、沖縄の気温は既に30℃を越えている。
たしか前回(3月下旬)は時期がまだ早いと言われたことを記憶しているが、地元の人に聞いたところ今回は期待が持てそうだ。
那覇空港近くでレンタカーを借りると、某漁港に颯爽と向かった。
ガーラのポイントとなる漁港:
この漁港の中にミジュンといわれるベイトを追ってガーラの群れが入り込んでくるという。
但し、当然ガーラも回遊魚。日によってアタリハズレがある。
外海側のテトラにはこんな魚(下写真)がいっぱいついていて、ルアーを回収するときに勝手に飛びついてくる(汗)
すぐに釣れたエソのような魚:
沖縄はとにかく魚影が濃い。
海は基本的にドシャロー。水深1m未満のポイントも少なくはない。
この日、早朝暗いうちから一足先にエントリーし外側でキャストしていると、
日の出には続々と地元アングラー達が登場。
ガーラ狙いであることはスタイルを見れば一目でわかった。
中には渋系の年輩アングラーも。
私:「ガーラですか?」
年輩:「釣れた?」
私:「ダメですね(汗)」
私:「皆さん何故投げないんですか?」
年輩:「ナブラを待ってるけど○×△□・・(方言が分からない)」
年輩:「・・○×△。魚に聞いてみよう。」
最後の言葉はちゃんと聞こえた。なんてカッコいいことを言うんだこの人は。
ランディングネットを担ぎ、帽子にサングラスの今時のアングラースタイル。馴染みのあるその風貌はまるで年を感じさせない。というか渋いの一言に尽きる。
そして再びテトラに降りようとした時・・
「出た!」「出た!」と堤防が急に慌ただしくなる。
何が??と辺りを見渡すと・・・
漁港の中央部にナブラ発見!!
大きいもので60~70cmはあるであろうガーラがベイトを豪快に突き上げているのがわかった。
想像以上にでかい。あれがかかったらシーバスを遙かに超えるパワーで突っ走るに違いない・・
それまで海の様子を見ていたアングラー達は、すぐさまナブラ目がけて一斉射撃開始。
すかさず他のアングラーのルアー&タックルをチェックをすると、ミノー、シンペンにメタルジグ、弓ヅノまで投げている。
タックルは、この近辺はおかっぱりから5~6kgのカツオや20kg近いガーラも希にあがるため、シーラクラスを使用している人も少なくはない。
自分も負けじとスタッガリングスイマーをナブラの向こう側目掛けてキャストした。
すると真っ直ぐな飛行姿勢のままかっ飛んでベストポジションに着水。
ヨシっ!!行けるぞ!
表層トゥイッチから稲妻ジャーク!(笑)
来いっ!!
・・・。
第一弾、不発に終わる・・・
ナブラが消えたかと思うと、射程圏外である漁港の反対側にいつの間にか移動している。
なんて移動が早いんだ・・・
適当な場所にキャストしていると、近くでナブラが出てもルアーを回収している間にまた何処かへ行ってしまうという素早さ(泣)
展開が早すぎる。これではムダ打ちはできない。
この漁港の広さでは射程圏内に入るチャンスが1日に何度あるかわからない。
もしかしたら一度も堤防付近に寄ってこないかもしれない。
“ナブラ待ち“待機が最良であることが理解できた。
この日、その後も粘るも4度目のチャンスも不発に終わる。
誰かがナブラを見つけると皆で声を掛け合い一斉にキャストするという共同作業は続くが、
アングラー達の健闘もむなしく、ガーラは漁港内で2h程暴れ回りAM10:00頃には漁港から出て行ってしまった。
この日はアングラー勢の完敗。ガーラは一枚も見ることができなかった。
ガーラはベイトのミジュンだけを選んで補食し、
シンペンどころか、メタルジグや弓ヅノにも全く反応してなかった。
なんと出会ったのは激スレガーラだったのか。それともこの渋さが普通なのか・・・。
自分に言えることは、とにかく甘かったということ。今回のシンペン2色では全く準備が足りてない。
最後に年輩のアングラーが去り際に、
「いつか必ず食う」・・・と私に一言残していった。
「いつか必ず食う」・・・と私に一言残していった。
相変わらずカッコイイこと言うなあ(笑)
- 2012年5月14日
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