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新 拓也
鹿児島県
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▼ 紅語:参 第一話-出会-
志国・高知には夢がある。
紅語:参 第一部-出会編-
AM0:30
バイト終了とともに高知を目指す。
今回で3度目の高知
3度目の正直という言葉があり
2度ある事は3度あるという言葉がある。
今回は自分のアカメ人生においてターニングポイントとなることは間違いない。
そこにある夢を見てひたすら走り続ける。
出港。
甲板に出ることもなく貴重な2時間の睡眠を取る。
高知に入れば寝かせてくれないのはもう学んでいるのだ( ̄ー ̄)
AM10:00
四国上陸。
まずは今回のガイド
お馴染みの岡ちゃんの元へ
怖いよッ!!w
遠征中に葉巻に目覚めた彼
いよいよイタリアンマフィアをめざしはじめたとの噂 (大嘘)
そして、千葉からはるばるやって来た
よしフィッシュ君
房総を中心にヒラマサ等を仕留める
泣く子も黙るショアアングラーだそう。
岡ちゃん「あれヨッシーやろ?」
俺「んー、スルーでw」
岡「放置したら捕まるでアレw」
3人「はじめましてー」
ヨッシー「いやーJK見ながら待ってたよォー」
やっぱり放置しとけば良かった!
3人が集まったところで大豊の田舎ソバ
そして舞台は高知の街中へ
華の92年組3人による熱く、たまにゲスい高知nightは更けてゆく…
朝マズメ、はりまや橋。
AM6:00
明日からの挑戦を夢見て就寝…。
DAY2
AM10:00
俺&ヨ「あっちィィィイイ!!!」
なんとも最悪な目覚めである。
格安のウィークリーマンションを取ったのだが
ボイラー室さんの疲れを考慮して
昼間はエアコンが点かない仕様になっております。
一般客とは真逆の行動をする我々には
ただの嫌がらせでしかありません。本当にありがとうございました!
ぽか温いこーぜ
ぽか温
ヨッシーの提案により
ぽかぽか温泉を目指すのであったが
その前に各ポイントを回っておこうという事になり
車で下見ランガン!
気づけばPM3:00
集合時間はPM3:30
若干の疲れを残しつつ岡ちゃん宅へ
高知の巨匠作
そうめん。とタタキとリュウキュウ
高知県民は家でタタキが作れるらしい・・・メモメモ
腹ごしらえも済んだところで
河川を様子見に訪れる。
ノットを組んだりそれぞれのタックルを試投していると
どこからともなく黒い塊が上空を覆う・・・。
ドカーン!!
頭上で雷光が!
瞬く間に辺りは雨で見えなくなってしまい
ロッドを仕舞う間もなく車へ避難!!
岡&ヨ「新くぅ~ん!!」
天候不順は俺のせいというのは実に理不尽な話だ…
と、前科持ちは嘆くのである。
高水温高塩分とは真逆の事態を引き起こし
ひとまずスタバでティーブレイク☆
天気が落ち着いた所で
湾内のポイントへ入る事に。
ベイト感は上々だがいかんせんアカメらしき
反応・生命感には乏しい。
腹も減ったので
お待ちかね「如月タイム!!」
9か月ぶりの再会に心躍らせる筆者。
「俺はお前に会いに来たッ!!」
一同「食ってばっかじゃねーか!」
豪雨をもたらしたことにより
同僚二人にジト目されるの図。
「むしろご褒美ですッ!!w」
若干満身創痍気味?
日付も変わり
次の時合いを撃つべく
別のポイントへと入りなおす事に…。
まったりとした時間が流れる
岡「ちょっとショアジガー投げてみいや」
岡ちゃんのミュートスを手渡されるヨッシー
「ブンっっ!!」
オォ!対岸に刺さるぞwww
岡「次、マゴチマン投げてみいや」
俺「俺はマゴチアングラーじゃあないぞッ!」
岡「じゃあロリコン」
俺「うん、否めない」
「シュッ!!」
岡「イカンねェー、見ときや」
「ブンッッ!!」
さすがサーフキャスター!
岡「ホラ喰うぞ食うぞ・・・食った!!」
エア井上ファイトの実践中
せんせーそれであってるんですか?www
俺にもまわってきた
俺「…ッシャ食ったぁぁ!!」
岡&ヨ「腰振ってるだけやん!!www」
3バカトリオここに結成!
と、ココでアカメのエキスパートである
桜井さんから岡ちゃんに
ボイルしてるとの情報が!!
目の色が変わった3人は
急いでタックルを仕舞い
ポイントへと車を走らせる。
はじめましての挨拶も早々に
横に入らせていただき
ひたすらアカメとの出会いを求めて
キャストを繰り返す…。
ルアーはBKF140
いつもは投げ無いようなこのルアーを投げ倒す
この時間がまさにアカメ釣りである。
5時間近く投げ倒すが
2回ほど反転を食らっただけで終了。
幻といわれているのだから2回は「だけ」の範疇ではないのかもしれない。
追わせても食わない。ほんの少し真髄と現実の両方を垣間見ることができた気がした。
だが、これで眠ると思ったら大間違い!!!
徹夜明けにしては目が生き生きとしてるw
遊べるならとことん遊ぶのが我々の信条です!キリッ
「食った!!」
「あー!切れたァァ!!!」
「くっそ、カニ獲られたー!!」
「やばいぞ、食わねえぞ!!」
炎天下の堤防には延々4時間
童心に帰った男たちの声が木霊していた・・・。
DAY3
『筆者は金が少ない。』
新連載にしては何とも残念なタイトルである。
遠征費は残り2000円を切っていた。
奇跡的に印鑑を持っていたためゆうちょの定期預金を解約し
なんとか命を繋ぎ止めることに成功した。
遠征三種の神器
◇魔法のカード
◇ケータイ
◇印鑑
に決定しました!!
PM2:00
安心しきった筆者は安眠を貪る・・・。
PM6:00
岡ちゃんの電話で目覚める。
あ、集合時間過ぎてるし(汗)
岡ちゃんと
ホテルから岡ちゃん宅へと本陣を移したヨッシー
2人と合流した時には
既に岡ちゃん宅がカフェと化していた。
「むぅ…なんとも芳醇な香り」
※違いの分からない男談
ヨ「どうぞ」
※この人が淹れたわけじゃありません
ヨ「おいしいかい?」
※もちろん淹れてません
ヨ「そうかい、うれしいよ(照)」
※やっぱり淹れてません
コーヒーで少し落ち着いたのち
2日目のアカメ釣行へ。
日増しに漲っていく生命感
その時は突然訪れた・・・
ジャンッ!!!!
アカメの捕食で一面のボラが沈む。
その時に発せられる轟音。
今まで聞いたことも無いような音に
全身に鳥肌が立った…。
アレが、追い求める魚の姿である。
神経は研ぎ澄まされた…
ヨタヨタヨタ・・・コンっ
俺「ヨッシャ!!!」
電撃鬼アワセを叩きこみ
一気に勝負へと持ち込む。
その間5秒。
アシ。
神経が研ぎ澄まされるとこの男は
ゴミにフッキングを入れ始めるのである。
前回はニラに鬼合わせを叩きこんだ経験アリ。
殺気ムンムンな今、釣れることはない。
しばし休憩・・・。
そして、この男が
ヤ ラ カ シ タ
岡「アカメやな」
ヨ「アカメだ」
俺「ちょっと臭いけどアカメだな」
ボラと書いてアカメと読む。
目が赤い。それ以上でも以下でもないのだ。
AM4:00
夜明け前
竿を振り続ける事数時間。
筆者は耳を疑った。
岡「カニ獲りにいこうや」
ヨ「いいね!エガニまた食いたい」
俺「え?寝ないの?アカメは??」
岡「ええやん、チヌ釣りたいろ?」
俺「・・先生、チヌが釣りたいです…」
筆者惨敗w
こうして3度目の日は昇り
4日目を迎える事となる
よしフィッシュ君の最終日
そして自身の折り返し点
その時は明日に迫っていた…
第二部 -激闘編- に続く
- 2013年7月16日
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