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ハズレなし

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
貴志祐介『硝子のハンマー』読了。
弁護士・青砥純子と防犯コンサルタント・榎本径の二人が主人公のミステリーシリーズ第一弾です。
前半は二人の緻密な謎解きが展開され、後半は犯人が罪を犯す心理を描く倒叙形式でストーリーが進みます。
ラストでの榎本の謎解きに少しだけ唐突感がありますが、最終章で前半と後半が有機…

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醍醐味

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
ラスト100ページを一気に読む楽しみ。これが小説を読む醍醐味だと思うのです。
今野敏『蓬莱』読了。
彼の名を一躍世に知らしめた『隠蔽捜査』シリーズなどの警察小説の原点と言われている作品です。
小さなゲームソフト会社の天才プログラマーが開発した『蓬莱』という名のゲームの発売をヤクザが阻止しようとする。そし…

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リアリティとスピード感

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
安生正『生存者ゼロ』読了。
根室沖の石油掘削基地で出血性感染症と思われる劇症のために隊員たちが全滅していた。しかしそれは感染症によるものではなく、細菌を取り込んで凶暴化したある昆虫による大量虐殺であった。
海を越えて北海道本土に渡った細菌は、大量の昆虫をさらに凶暴化させ、何万人もの住民たちを食い荒ら…

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縁はあるのか

たぶん、ボクは比較的本を読む方だと思う。1年で30冊くらい読むので、2週に1冊程度読んでいる計算になる。
ボクが本を読むのが好きな理由はいくつかある。簡単に言うとストレス解消なのかもしれないが、実はそんなに単純ではない。
まず、他のことを一切忘れて本に没頭できるのだ。本の中の世界に完全に入り込み、登…

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昇華したはずが…

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
貴志祐介『十三番目の人格(ペルソナ)–ISOLA–』読了。
阪神大震災で被災し、愛した男性に助けられることなく死に至った女性の精神が肉体を離れ、多重人格障害を患う少女の十三番目の人格として入り込む。分離した女性の精神がその男性の精神と同化した時に昇華したと思われた女性の精神は…
後半で少し展開が唐突に感じる…

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嫌いではない

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
川上弘美『蛇を踏む』読了。
以前、この作家の『センセイの鞄』という作品を読みました。20年ぶりに再会した恩師と教え子の美しい恋愛小説で、この作家との強い縁を感じたのです。そこで、本書も読んでみました。
ところが… 正直、よく分からないのです。
三つの短編からなるこの作品、表題作が芥川賞を受賞していること…

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揺れたときの原則

5月末に川瀬七緒の『よろずのことに気をつけよ』を読み終わって以降、どういうわけか『はじめの一歩』と『スラムダンク』に夢中になっていました。細部まで記憶しているほど何度も何度も読んだことがあるのに… それでも存分に楽しめました(笑)
その後、まるで引き寄せられるかのように、今野敏の『隠蔽捜査』シリーズ3…

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南へ北へ

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
川瀬七緒『よろずのことに気をつけよ』読了。
祖父が殺された。呪いがかけられていることは明らかなのに、呪い殺さずに直接手がくだされていた。この謎を解くために、孫娘と呪術研究を専門にする文化人類学者が南へ北へと奔走する。
文化人類学者を中心に展開する典型的な時系列型。構成も綺麗で伏線も丁寧。呪術というと…

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仙骨と仙縁

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
仁木英之『僕僕先生』読了。
少女の姿をした仙人と、父親の財産で毎日をぐうたら過ごす若者とが織りなす時代小説冒険ファンタジー。
仙骨はないが仙縁があるこの若者。仙人の弟子となって唐時代の中国を旅しながら、少しずつ成長していく様が描かれています。
ほのぼのとしていて、心がじんわりと温かくなる、極上ファンタ…

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金字塔

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
義父の家に置きっぱなしだった3冊。
日本SFの金字塔『蒲生邸事件』
古典ミステリーの金字塔『ABC殺人事件』
お笑い芸人本の金字塔『松本の遺書』
さて、どれから再読しようか?
iPhoneからの投稿

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