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サーフと不安

実は不安でたまらないのだ。「釣れる気しかしない」などと強がっていたが、その実は不安でたまらないのだ。

「最近、海を見る眼がついてきた」と何回か書いたことがある。でも、実は結果オーライにしか過ぎないような気がしてならない。年に10回サーフに行けるかどうかのアングラーに、そう簡単に海を見る眼がつくとは思えないのだ。

いつも暗いうちからサーフに入る。薄っすらとしか見えない波。足元と背後の地形。足元の砂の質。ルアーから伝わる感覚。一見情報量が多いようだが、やはり視覚から得られるもの(特に波)は非常に限られている。それでも、これらを頼りにポイントを絞っていくしかない。本当にそれが正解なのか、いつも自信が持てないのだ。

だだっ広いサーフの中で魚とコンタクトできるポイントは極めて限られている。その限られたポイントでルアーを投げなければ、いくら頑張っても全くの徒労なのである。だから、最初のバイトなりヒットがあるまで、自分のポイント選択が正しいのかどうか、いつも不安で仕方がないのだ。

先日、友人がホームにしているサーフに出かけてきた。まだ真っ暗な大潮の満潮時にエントリー。また不安がボクの気持ちを支配しようとしてくる。

ゆっくりと海を見ながら、歩を進める。小規模のの離岸流らしきものがあると感じられる場所を見つけた。しかし、ルアーを投げても反応がないため、また不安が頭をもたげてきた。流れ着いた枝を突き刺して目印にし、他に良いポイントが無ければ復路で攻めようと考えた。

他に良いポイントはないものかと歩き続けていたら、足元の砂の感触が「じゃりっ」と粗いものに変化した。サーフを歩くときの感覚は、「みしっ」と踏み締めるというのが多いが、流れが強い場所では細かい砂の粒子が流されてしまい、大きめの砂の粒(砂利)が残る傾向がある。ボクが「じゃりっ」と感じた場所は、まさに流れが強い場所だった。どうにかこうにか目を凝らして波の立ち方を見てみると、広範囲に広がる綺麗な離岸流が発生していた。さっき枝を刺しておいたポイントよりもかなり有望な場所に思えた。

今年はルアーでマゴチを釣りたいと言っておきながら、暗いうちはどうしても表層系のミノーを投げてしまう。シーバスの姿がちらつくからだ。

まだ光が差さない5時前くらいだった。何投もしないうちだった。何者かがボクのルアーを引ったくって大きく抵抗し始めた。引き波の力が加わってその抵抗は更に大きくなる。「バレるなよ、バレるなよ」と念じながら、ラインテンションが抜けないように後退りしながら波が届かない場所までずり上げた。シーバスだった。

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この瞬間、ボクの不安は小さくなっていった。ボクの「見立て」は間違ってなかったと感じつつあった。それでもなお「単なる出会い頭にすぎなかったのではないか」という疑心暗鬼は消えない。

ついつい写真を撮るのに夢中になってしまい、釣り再開まで15分くらい経過したように思う。少し時間をかけ過ぎてしまった。

重い雲が立ち込めているとはいえ、少しずつ光が差し始めてきた。同じ釣りはしない。ルアーを変える。光を反射し、深めのレンジに入れられるルアーを選択した。

同じ離岸流の中でも少しだけ立ち位置を変えてルアーを打ち込んでいくと、ロッドから少し重みのある違和感が感じられた。アワセを入れると、生命感が伝わってきた。大きい個体でないことはすぐに分かったが、バラすわけにはいかない。魚が波に揉まれようともラインテンションを緩めることなく、後退りしながら一気にランディング。ソゲだった。魚の大きさに関わらず、この瞬間にボクの不安は確信に変わり、雲散霧消した。

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明るくなってきた。視覚から得られる情報量が圧倒的に増えた。

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不安が確信に変わり、さらに情報量が増えると、気持ちに余裕が生まれる。満を持してターゲットを完全にマゴチに絞って釣りを展開することにする。

ワームをセットし、ボトムをネチネチと攻めていく。写真を撮るのに夢中になって時間をかけすぎたか?時合いの短い大潮では、命取りだったのだろうか。全く反応がない。

バイブレーションに変えてみたが、流れに揉まれたルアーから伝わる抵抗が強すぎて疲れてしまう。これでは集中力が切れて、釣りが雑になってしまうのだ。

潮が下げて手前が浅くなってきたので、サンドバーの向こう側までルアーを届けて広範囲に攻めるためにジグを選択した。ボトムをきっちりと意識してルアーを通していったが、もう反応は得られなかった。

この日釣りを共にしていた友人も反応が得られなくなったようだったので、7時半頃に釣りを終えた。駐車場に戻る間、心地よい疲労感がボクの心と身体を満たしてくれた。

釣れた。確かに釣れた。しかし、この日も結果オーライだったのかもしれない。それでも不安は確信に変わった。おそらく次のサーフで釣りをするとき、今日よりも不安は小さくなっていることだろう。こういうのを「経験」と呼ぶのかもしれない。



全然関係ないけど、大好きな堀田茜ちゃん(真ん中)の今日のオフショット。twitterから拝借しました。

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