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セフィアエクスチューンS804L+

  • ジャンル:釣り具インプレ
突然ですが、春イカシーズン目前ということでエギングロッドの話を。






エギングロッドは、大きく2つの方向性に分けられます。










1つ目は、ティップまで張りがあって硬い竿。



シャクリ始めから終わりまで力を込めた強いシャクリで、ガッツンガッツンエギを動かしましょうというコンセプトです。







ガンクラフトのバイオレンスジャークという竿に代表され、各メーカーがMH~H表記で出していることが多いロッドです。












2つ目は、しなやかで素直に曲がる竿。






シャクリの初速でロッドを曲げ、その曲がりの反発力でエギを動かしましょうというコンセプトの竿です。







たしかエバーグリーンのスキッドロウ・スラックジャークという竿から始まり、各社から出ていますね。


大体各社L~ML表記で出していることが多いです。











極端な2つを挙げましたが、もちろんその中間に近いものや亜種のようなものなど、細分化すればキリがありませんが。











僕は後者のしなやかな竿が好みです。



しゃくるのが楽なこと、エギの手前への移動距離を抑えつつ動かしやすいこと、などなどのメリットを買ってのことです。













今まで様々な竿を使ってきました。










1つ前に使っていたのはブリーデンの「SWG・スパイス86ワイドレンジ/ロングキャスト」。














張りがありますがしなやかな面もあり、強めにしゃくると胴からしなって良い感じでエギを動かせます。






ロングキャストというサブネーム通りコツを掴めばロングキャストしやすく、遠くのエギを動かしやすいアクションのロッドです。





曲がるけれどもトルクがあり、1kg程度のイカでは面白くないほどです。








好きなところ・嫌いなところ両方ありますが、これはこれで良い竿です。






気に入って2シーズン使い込みました。










しかし。。





もっとしなやかに曲がる竿、もっと軽く感度が良い竿があれば面白いんじゃないか・・




そう思い続けていました。









イメージしていたのは、チューブラーで硬めのメバルロッドベースのエギングロッド。



秋イカでメバルロッドを使ってみるにつけ、エギングロッドはシーバスロッドベースではなくメバルロッドベースで作れば面白いものができると常々感じていました。









胴からしなってラインスラックを作り、エギに一瞬力を伝えたのちに素早く収束する竿。



2kgを超えるイカがエギを抱いて来てもがっちりフッキングを決められるバットパワーを有している竿。








その胴からしなる性能としっかりしたバットでエギを遠くに運び、距離という面でもアドバンテージをとれる竿。







最強エギングロッドのイメージは、自分の中でもう何年も熟成されてきました。













前置きが長くなりました、いよいよ本題です。笑





その理想を別の方向性から叶えてくれるかもしれないと期待して購入した竿・・・







それが「セフィアエクスチューンS804L+」です。













友人が買ったと聞いて試し振りさせてもらい、面白そうな竿なので使い込んでみたいと思ったので購入。




しばらく使ってみたので、その感想を述べてみたいと思います。










まずは釣具店で触っても分かるであろう特徴を。






特徴的なのは、メバルロッド並みの柔らかさを持つティップ。





それも竿先から順にしなるのではなく、負荷を掛けるとティップから4つ目のガイド辺りが最初に曲がり始めます。










悪く言えば、いびつな曲がり方をするティップです。






シーバスロッドでこういう曲がり方のティップの竿を僕は2本ほど知ってます。








風神ADネオンナイト85、ティムコのレンジドリフト810(1度触ったきりだけどたしかそんな感じだったような記憶)。


お持ちの方は、そのティップをイメージしていただければ。












そしてティップを受けるベリーまではしなやかですが、バットはLの割にはパワーがある印象です。










トップガイドとティップのガイド3つは、シマノ内製の新しいXガイド。











MNST+LDBという富士工業社製の組み合わせから数値上どれだけ軽量化されたのかは分かりませんが・・ライン絡みは無く、重たさは感じません。







好印象です。















ではここからは、使ってみて感じたこの竿の素晴らしい点を。




おもしろいと思ったのは、しゃくった時のティップ~ベリーのしなり方・バットの絶妙な受け方。







テーパーは僕の理想形のイメージとは全く違いますが、こういう方向性でこういうこともできるのかと目からウロコな感じ。










そしてもう1つ特筆すべきなのは感度。









しなやかで軽く、バランスも良いため、ほんの少しの違和感も明確に伝えてくれます。




その鋭敏さは感動すら覚えるレベルです。








雑音が増えているというよりは、必要な情報が増幅されて伝わっているというイメージ。







暗闇の夜のエギングでラインを見てアタリを取れないような状況では、ロッドからの僅かな違和感でアタリを察知して合わせたりします。






もちろんそんな状況下では、アタリを察知できずしゃくったら乗ってたなんてことも多いですが。。







そんな状況でこのロッドを使えば、今まで違和感レベルだったアタリに確信を持って合わせられるようになると思います。












そしてもう1つ。





そのしなやかさ故に、イカをかけた時のやり取りがとても楽しいです。



MAXで700gほどのアオリイカまでしか釣ってませんが、その700gでも「おぉっ!」と思わせてくれるほど楽しめます。





















ではここからは、この竿の気に入らない点を。












まずはリアグリップ。










カーボンモノコック。









感度が良くなる・・という触れ込みですが、カーボンモノコックがこの竿の素晴らしい感度に貢献しているのかどうかにつついては・・ちょっと判別できません。





しかしこのグリップで気に入らないところは、感度云々ではありません。











気に入らないのは、カーボンモノコックに何かが触れるとその感触もロッドを握る手に明確に伝えてくること。






レインウェアなんて着て釣りをしていると、レインウェアがカサカサとカーボンモノコックに触れる感触も明確に手のひらに伝わってきます。笑









リアグリップは正直普通のEVAで良かったなと思います。





















そしてここからがこの竿の致命的な点。













地域によってはこの弱点が弱点にならないところもあると思うんですが・・














その弱点とは、「飛距離を出せる竿ではない」ということ。











この竿の特徴でもある柔らかくいびつな曲がり方をするティップ。






これが飛距離面ではかなりマイナスに作用していると感じます。








遠投性能を求めるならば竿の上半身(ティップ~ベリー)にも一定以上の張りは必要だと考えているので、この竿を購入する前からこの弱点は予想していましたが想像以上でした。









ティップが柔らかくてもその曲がり方とベリーでの受け方によってはそこそこの飛距離を出せる竿もありますが、この竿はそういう感じの竿でもありません。











とはいえ、無風下での通常使用では十分な飛距離を出せていると思います。














しかし、僕の現在のホームグラウンドは内房~南房総。



遠浅で知られる海です。














特に春のアオリイカを狙うにあたり、僕が狙うポイント達は回遊ルートが遠いことも多く、飛距離の差=釣果の差という現実が厳然と存在するわけです。





風などの気象条件を考慮した場合、この竿の遠投性能で太刀打ちできる春のポイントは半分も無いくらいでしょうか?



















しかし、遠投性能以外はとてもお気に入り。






というわけで・・この竿は近距離用、秋イカ用として愛用していこうと思います。













秋イカ用、近距離用に特化したポジションの竿ができた。



ということは、春イカ用にロングキャストに特化させた竿が揃えば無敵な布陣に・・










横浜フィッシングショーで、そのロングキャストという部分に特化するならこれという竿は見つけてきてあります。







その竿は春イカシーズンまでには手に入れる予定。






今年の春イカシーズンが楽しみです。笑



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