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▼ 相模湾キハダ2022開幕戦
夏が近づいてきました。
となると、風物詩として気になるのが黒潮の子、キハダにカツオ。
キハダをルアーのキャスティングで釣るという意味で言えば、今が一番簡単な季節。
理由は2つ。
プレッシャーとベイトです。
①プレッシャー
これからハイシーズンを迎え、キハダのナブラを多くの船が追い回す時期になってくると、キハダも船の気配に敏感になり、なかなか近寄らせてくれません。
そんな意味では、今の時期、まだあまり船に追い回されていないキハダは船で寄りやすく、ルアーを見せやすいです。
②ベイト
キハダが意識しているベイトによって、キハダのルアーアクションに対するストライクゾーンの広さは大きく変わってきます。
また、ルアーを着水させるべきポイントの広さも大きく変わってきます。
トビウオやトビイカについている今の時期は、比較的広範囲にキハダが散らばるのでピンポイントキャストの必要性が薄く・・
かつ、ルアーアクションに対する許容範囲も広いため、やや雑にやっても好反応を見せることが多いです。
これからの時期、プレッシャーが高まってきたり・ベイトが変わってきたりすると、キャストのタイミングや場所、ルアーアクションもどんどんシビアになっていき、アングラーの実力が試される時期になっていくんですね。
そんなこんなで、年間通してキャスティングでキハダをゲットするには今が一番のお祭りチャンス!ということで行ってきました。
この時期のお祭りに合わせて、今年も仲間内で船をチャーター済み。
チャーターした船の船長は、これまで幾多のキハダを釣らせてくれた、僕が全幅の信頼を寄せる船長。
良い時期、良い状況に、最高の船長が操る船で臨む・・正直釣れる気しかしません。
ということで出船し、場所に着くと鳥が飛び交い怪しげな雰囲気。
水面にマグロは出ていませんが、船長が鳥とソナーを慎重に見定め、水中のマグロのナブラに船を寄せます。
いわゆる「誘い出し」。
ここで、船長がキャストの合図を出すときに、ナブラや鳥のどこがキャスト圏内に入った時にGoサインを出しているかを自分も把握しておくことはめちゃくちゃ大事。
そこにピンポイントでキャストすることが、最大のメソッドとなるからです。
これは、アバウトにやってもチャンスが多い今の時期でも、一撃で仕留めるには重要になってくるテクニックです。
アバウトにやったら食わない時期になれば尚更ですよね。
ということで自分も慎重に見定める・・船が止まってGoサインが出るも、ローテーションで胴の間なのでキャストの優先権は自分には無い。。
が、自分が怪しいと目を付けていた鳥が、怪しげに水面を注視しつつ胴の間の自分の方へ回り込んでくる・・・
狙っていたチャンス!!ござんなれということで、鳥の進行方向にキャスト、ワンアクション入れると水面が爆発しヒット!
そして疾走!
昨年の秋以来のキハダの重量感を全身で感じつつ、落ち着いてファイト。
キハダのファイトは、力を使う必要性があるものではありません。
キハダが泳ぐ力を利用しつつ、ロッドの耐久性とクッション性、船の揺れを最大限に使うのがキハダとのファイト。
それが出来れば、キハダのファイトで人間がバテることなんてあり得ません。
1本ゲットしたその次の瞬間に2本目のキハダがヒットしても、変わらぬクオリティでのファイトが可能なレベルです。
もちろん、余程のサイズだったら話は違いますけどね。
ということで、慎重にやりましたが、それでも4~5分で決着がつきました。
2022年、1本目のキハダは16kg。
何度釣ってもキハダはカッコいいし、綺麗だし、可愛いし、惚れ惚れと見入ってしまいます。
ルアーはWoodreamのアキヤ170。
この後は、ヒットさせるには有利なミヨシを同船の仲間達に釣ってもらうために譲り、自分は胴の間でチャンスを拾いつつ投げ続けましたが、キハダは数バイト・2ヒット2バラシ。。
他、カツオとキメジ。
食った勢いのまま手前に走ってくるの、どうにかならないもんですかね。。
スーパーウルトラエクストラハイギヤのリールが欲しいところです。笑
この日は仲間も1本ゲットし、船中2本で終了。
2022年の相模湾キハダ、良い滑り出しとなりました。
さぁ、今年もバンバン釣るぞ!
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タックル
ロッド・モンスターアブソーバーロングキャスト92/4
リール・ツインパワーSW8000HG
ライン・PE3号+リーダー80lb
ルアー・アキヤ170F
- 2022年6月24日
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