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山田 大輔

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11月。Vol .3



木枯らしの風も吹き込む河川。

いよいよ水温も下り、冬へと向かっていきます。



ベイトも疎らになり
相変わらず定期的な雨で濁りも慢性化しています。





シーバスの気配どころかベイトの気配を探すのも大変になってきました。



しかし考え方次第では、
「ベイトが居る所は、シーバスも居る」
という確率が有るために、
ポイントを絞りやすいと言えばそーなのかと思います。



しかし、たとえシーバスが居たとしても
活発にベイトを追い回しているわけではなく、
一瞬のタイミングか、何処か特定のポイントで、体力を温存しながら補食していると考えられます。




先ずは一瞬のタイミングと言うのは
特定のボトム変化と、潮位、流れ、
ソコにベイトが絡むタイミング。

その場所は転々とするのでしょうが、
彼等が「最適」と考えているタイミングと言うのは、そのピンでは1日に何回も有るわけではなく、何10分も有るわけでは無いために、
先ずはそのピンの特定と、補食するのに最適な潮位(時間)を見極めて、
そのピンの最適時間に、確実にルアーを送り込まなければ、絶対に口を使ってこないと言うわけです。



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まあ、そー言わずに。




それを特定するのも、これはこれで楽しいモノです。



最近釣れなくなった人や、
魚を見失った人などは、
もしかしたら、魚の補食タイミングが変わっただけなのかも知れないと考えてみましょう。


先ずは1ヶ所でも良いので、
このポトム変化には、高い確率で魚が着く
と感じる場所や、
いつもここで釣れると言った、一級ポイントをマークして、色々なタイミングでルアーを通してみることです。



もしかしたら、もっと潮位が低くならないと口を使わないだけだった場合や、
補食ポイントがズレてしまっていたり、
下げではなく、上げのタイミングだった等と言った事が有るかも知れません。






私の場合は、増水によるピンポイントのズレが原因でした。



いつも狙っていたピンポイント。

そこで全くアタリが出なくなっていました。


狙っていたのは、明暗とブレイクラインの交差点。
レンジは潮位120cm くらいで1m のライン。


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仕事の関係で、必ず同じ条件での釣行は難しいのですが、
大体のイメージが出来ていたポイントですが、不調。



濁り、低水温、それに加えて濁り。



この日もバイトが出ません。



いつもなら諦める時間になりましたが、
「ああ。今日も居なかった」ではなく、
「どのタイミングで、何処で食うか?」
と言う事を見極めるために、
残業決定します。




先ず考えたのは、
「補食ポイントがこのピンでは無い」と言うこと。

流れが速いとレンジコントロールが難しくなるこのポイント。

シーバスが食い上げて来るには
最低でも30cm は動かなければならない。
その体力すら節約しているので有れば、
水深40cm で勝負しなくてはならない。

このピンで水深40cm に達する頃は、
流芯がズレて、流れの強さが弱くなり、
ベイトが流されて来るのは確率的に悪い。


もっと水深の浅いポイントで、
目の前に魚が流れてくるポイントで流速の速くなるタイミングを待っている。

そう考えてみた。



SNECON 90S を
前回のログ同様に巻かずに流し込む。


全巻かドリフト


ブレイクから上り、シャローエリアに入っていく。。。




GANG!!!







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ジィィィィィ~!




違う!これは、スレた!

ミスバイトか?
いや、違うな。



何にせよ
ボディーに掛かっているのは間違いない。






必死にこらえるが、止まらない。
スレの場合、レバーでいなしきれない。




スレだし。バレてくれー!




フッ。。。




外れました。



しかし、スレだとしてもなんかデカかった気がする。





とにかく、いた。
シャローにいた。



しかし、バイトしてこないのは、
タイミングが遅かったのか?


もっと、ポイントが。。。


何にせよ、とても良い情報が得られた。

やっぱりシャローだ。




しかし、シャローでは深夜になればなるほど水温が下がるし、
外敵に襲われる危険も高くなる。

それでも、挿して来るのか?

凄いね。







水温低下を考えると、日没から二時間くらいが勝負か?



そうして、次の日に勝負を掛けてみる。






仕事終わりから、静かに静かにエントリーする。


そして、観察。



流れが速くなるタイミングまで待つ。




スーッ。。。



狙いのシャローに流れが射してきた。





静かにSNECON 90S を流し込む。



今日も、立ち位置をかなり上流に取った
全巻かドリフト。



ダウンに入れる。
SNECON 90S は、S字がクイックに大きく出る為に、暴れすぎないように調整していく。





ブレイクから上る。



シャローに入る。



まだ。
まだ我慢。
まだ回収しない。




ギリギリまで送り込む。







GANG!!!



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SNECON 90S
ピンクキャンディー





いやいや。
苦労させられました。





しかし、自然環境の変化に自分を上手くアジャストさせなくてはいけない難しさ。

何よりも固定観念を捨て、臨機応変に自分の何時もの釣りを捨て去る勇気が大切だと言うこと。


魚も生きるために必死で考えて生きていると言う事を勉強させられた1匹になった。




本当に難しくて、楽しいねー。







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