高知で釣り人をアツくさせるターゲット

「アカメ」


この魚に出会ってからいつかメーターoverを取りたいと憧れ続けた。

初めてキャッチしたのは2014年。


Purple Hazeが始まったのもこの頃からでした。

現在もギャラリーに展示してあるこの魚。

私の追い続けた夢の魚。

Purple Hazeとしても思い入れのある魚拓の1枚。

あの時の感動は今だに鮮明に覚えてます。


嬉しい気持ちと同時に湧き上がったのは、次は110overとやり合ってみたい。

そう思いながらもその壁は厚く、高い。

シーズンになると、今年こそは…今年こそは…そう願いながら3年が過ぎ。

2017年の今年。


遂に


その


時が！！！


釣り場で挨拶を交わすうちに仲良くなった大山さんのお誘いでとあるポイントに。

水面下で時折逃げまどうボラの群れに雰囲気はムンムン。

「ジョインテッドクロー178 15-SS」をキャストして誘いを入れながら巻いてくる。

艶かしいS字を描きながら足元まで戻ってきたルアーの下で、突然！凄まじい夜光虫の光の泡が広がる。

「追って来た！！」

心臓が口から出そうなほどにドキドキしながらピックアップせずに足元でしばらくルアーをチョンチョン…

八の字を描いてみたり、フォールさせてみたり…

「ダメか…」

1度ピックアップし、少し間を空けて同じ事をやってみる。

「チョンッ…チョンッ…スー………」

ジワーっとフォールしてルアーが目視出来ないぐらいになった時！再び足元で夜光虫の光が広がる！

その瞬間にラインのテンションが抜け「ん⁈」と思った時には滑り出すドラグ。

反射的にハンドドラグで3発程フッキング。

感じた事のない重量感に100は超えてるな、と確信すると同時に、PE2号で大丈夫な相手か⁈とヒヤヒヤしながらの長い長いファイトがスタート…




〜後編へ続く〜