夢の魚「アカメ」其の二
体感した事のない重量感にビビりながら始まった戦い。過去ログはこちら
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走りだしたが最後。
迷わず障害物に向かって突進する魚。
30m程の距離はあるだろうか?
「あれに巻かれたら終わる…!」
どうせ巻かれるぐらいなら勝負してやろうと決断。
2号とは言えPEは新品、リーダーの擦れる感じは無い。
ロッドはプロトのNo.1。
パワーは申し分無しで相手にとって不足は無しだ。
両腕の渾身の力でロッドを握り、フルドラグにして勝負をかける。
パンパンに張ったラインがギリギリと鳴ってヤバそうに感じるが、ロッドがグングン曲がり負荷を和らげてくれている。
「止まれ!」
「こっち向けー!!」
そう願いながらの綱引き。
するとジワーっと軽くなった所で水面に大きな波紋を立てながらこちらに反転!
「ヨシヨシヨシヨシ!!!」
ここぞとばかりにファーストランで出されたラインをグングン巻き取り、一気に距離を詰める。
水面で目の前を横切っていく巨体に興奮しながらすぐさまレバーブレーキを開放し、駆け足で追尾し少しでも障害物から遠ざける。
この重量感のサイズ、本気を出させたらリーダーは飛ばされ、フックどころかスプリットリングまで飛ばされる。。
ラインの先に神経を集中させ、少しでも抵抗を感じたらレバーを開放して鎮める。
ジリジリと距離を詰めてもすぐにまた出されてしまう。
息を荒らげながらもこのヒリヒリしたやり取りが楽しくてしょうがない!
何度も何度も繰り返し、無理のいかないギリギリの所で抵抗をかけ続け奴の体力を削っていく。
自分の腕もパンパンだ。
長いやり取りの末、ついにランディングの距離まで寄せてこれた。
ヘッドライトに照らされた赤く光る目と金色に光る鱗…
とんでもない怪物だ。
とてもじゃないがネットに収まるサイズではない。
しかし、ここで迷うと逃がしてしまう!
フックがネットに絡まらないよう細心の注意を払いながら頭を奥までねじ込み、フレームが軋む音もかまわずランディングに成功。。
「ヨシ!ヨォォォシ!!!」
ワイドメジャーを濡らし滑らしながらズリ上げる。

掛かった場所も良かったが、前半での強引なフルパワーファイトでもフックが伸びていなかったのは驚いた。
ハーモニクスのブランクには
『キャスティングやリーリング時といった魚を掛ける前に求められる張りとシャープな硬度。
そしていざ魚が掛かった後に必要になる柔軟な曲がり・粘り』
このような特長がある。
硬いようだが、負荷がかかるとしっかり曲がってゴムのように粘っこい。
私の使用感的にはそんな感じ。
だからなんだなと感じた。
長い長いファイトに腕は痙攣し、脚はガクガク。

それは魚も同じ。
一旦ストリンガーを繋ぎ一旦蘇生。

自身の記録を越えているのは見るからに分かったが、計測すると

113cm
憧れていた110cmの壁を超えられた瞬間!!
言葉にならない喜びと感動。
この魚には夢がある。

ありがとう浦戸湾!
そして、サポートしてくれた皆さんありがとう!!
-Data-
Rod=Tulala Harmonix 78MHSSプロトVer.1
Reel=15'BB-X TECHNIUM C4000D TYPE-G
PE=super fire line 2号
Leader=船ハリス8号
Lure=GAN CRAFT JOINTED CLAW178 Type15-SS
Tool=宅配のめがねやさん ナイトオレンジ
LIFE VEST AD×extreme エクストリームIII
Tulala スーパーワイドメジャー