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マイワシに思う、ヒラメの回遊の本質。

  • ジャンル:日記/一般
今週はとにかく釣りに行きたかった。

最近無性に釣りに行きたくなる時がある。

釣りに行く前々日に知り合いに会って、こっちのほうに青物いたよ、とのことだったので、らしからぬことに人の情報をあてにして釣りすることに。

立ち話をしてしまうと釣り人というのはどうしても釣果情報の話をしてしまう。


釣りの方は、着くなり鳥山が出ていて立ち位置を少しずつ変えるとなんとかイナワカサイズが一匹出たという渋さ。



あまり数がついていないみたいだ。



ベイトはマイワシ。

イナダはマイワシかカタクチに着いている。

他のベイトに着いているのは見たことがない。

ヒラメは殆どマイワシには着いていない。



2年前に海水浴場でヒラメがボイルしているよ、と教えてくれて向かったことが有った。

その日はカタクチとマイワシが居たらしい。

たしかにヒラメがバンバン舞っていたが、ノーバイト。

悔しくて次の日も入ったんだけど、カタクチは抜けていてヒラメはマイワシにバンバン舞っていた。

この経験から、ヒラメという魚はカタクチが抜けてしまっても数日はそこにいてその場にいるベイトを食いだすんだな、と思った。

2日目に来ただけでは完全にマイワシパターンだろうけど、前日から状況を掴んでいたのでカタクチパターンの居残りの可能性も高いと思ったことがあった。



ヒラメというのはボラばかり食べていても、コノシロばかり食べていても、移動はカタクチなのでパターンは一つと、自分は言いきれてしまう。



これは去年のデータだけど、サーフから釣れたヒラメの胃内容物で、ドジョウが5匹もある。

もちろんヒラメにドジョウパターンは無いというのは説明する必要はないと思うけど、カタクチが突出しているのはまぁともかく、他のベイトで突出しているものがない、というのがカタクチだけがパターンと言いきれるところなのだ。


ヒラメとは違う例でいえば、マゴチはカタクチを食べていることは多いけど、茨城では実は2パターンが考えられる。

カタクチと双璧をなすマゴチのベイトは「アナジャコ」。

これがカタクチに次いで有意に多い。

アナジャコという生き物は大型の底生生物になる。

こういう大型の底生生物は「荒れたサーフでは存在しずらい」・・・定理①

マゴチは凪の日が好き、というのも納得できるのだ。


もちろんシーバスは言うに及ばず色んなパターンがある。

アミパターンに遭遇したことも、ハクパターンに遭遇したこともある。

川の上流で釣れるのは鮎パターン以外に考えられないだろうし。



ただヒラメの場合はカタクチ以外が全て否定できる。

涸沼でヒラメが釣れることがあるけど、実はカタクチは涸沼にも遡上する。

これも網で捕獲されることがあるので確かな情報だし、ソースもある。

利根川にもカタクチが遡上することがあるので河川内でヒラメが釣れることも説明できる。

もちろん、そのあとカタクチが抜けた場合はある程度ヒラメもその場にとどまりそこらへんのエサを食べることがあるのでそれをパターンと呼ぶかどうかはその人の感覚次第だと思う。

他の人がヒラメパターンについて語っているのは現象としてはあることなので否定はしないけど、ヒラメがいるかどうかを探す自分からするとカタクチ以外のベイトは興味がない。


補足するなら、実はヒラメはイカナゴに関してはパターンがありそう。

食べていることは多い。

ただ茨城では殆ど居ない魚。

後はヒラメはその場の環境を反映することが多いので、実際にヒラメはカタクチパターンだけと証明するにはある方法を使わないといけないんだけども、先ほどのベントスの話で出てきた、「荒れているときには居つきの大型の生物はいない」という定理を使って、

荒れているときでも釣れるヒラメは完全に回遊であり、その荒れているときに釣れたヒラメのパターンは何であるか?という事で証明できると思っている。

自分は荒れていても鳥山があれば大型のヒラメまで狙えると思っているのでやっぱりヒラメはカタクチパターンしかないんじゃないかと思う。

静水域ではヒラメは長く居残る可能性があってそこら辺のベイトを反映してしまうけど、回遊するしかない状況で釣れたヒラメは一番因果関係に近いベイトしか食べていないだろう、という理屈です。

もちろん荒れていた時でも周りに他のベイトが居ればそれを反映してしまう可能性があるので、ある程度のデータをとって、モードがカタクチ以外になければいよいよ自分の仮説が正しいという事になりそうです。

非常に難しい理屈ですが、今までで何人かの方が自分のこの難し過ぎる理屈を理解して質問してくれているので考えを書いてみました。

まとめると、底生生物のヒラメがサーフが荒れた時に回遊してくるのは、ヒラメの回遊の原因が特定しやすい、ということでした。

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