釣りの家の記録 https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) 霞ヶ浦シーバス https://www.fimosw.com/u/bluetrain/mdpseodpznewm9 2025-06-30T22:34:00+09:00
村田基の動画観ようと思ったんだけどすぐ飽きてしまう。

村田さんはどうも実釣になると気が合わない。

その代わりにハマったのが川村光太郎さん。


朝まずめ寄って来ている、流れが速いと抜けが早い、流れを利用したルアーの流し方、等々、聞いていてサーフヒラメとあまり変わらないなと思った。

一番関心したのはどうしても釣れ無い回があったときに情報で河川に入って釣りはしたけど次の日は別場所入った事。

情報だけで釣りしないのは釣り人としては心情的に難しい。

読みや再現性に自信があるんだろう。

著書も読んで釣りに対しての姿勢が参考になった。


そこでバス釣りまたちょっとやってみようかなと雰囲気だけ味わいに霞ヶ浦へ。

川村氏によると霞ヶ浦ではバスはボラやフナなんかは殆ど食ってないらしい。

たしかに、霞ヶ浦はエビの漁獲量が日本で2番目だったかとにかくエビの湖っていうイメージ。

ワカサギは水温28度以上になると死ぬらしく、昨年の猛暑から殆ど居なくなったらしい。

でもまぁ、海釣りのイメージでは風が当たればそこにベイトが入って来てその中でも流れがいったん緩くなる場所であろう、と思い南風なので霞ヶ浦北側の河川に向かった。

河川は風の影響受けないし、夏になるとそこに魚が入ってくるらしい。

ついて上流に向かって歩くとなにやらボイルが起きている。

ボイルがなんか茶色いからバスじゃなさそうと思いながらバス用のFミノーを引いているとピックアップ間際にシーバスが食いあげてきた。



フッコサイズくらい。

ナイロンラインだったのでいつもよりもかなり暴れちゃった。

海より一番遠い淡水なんだけどシーバスいるんだなぁ。


この後は馴致してしまったのかボイルはあるものの無反応。



臭くて食べられない魚なのでこの後のやる気が続かず。

この時期のシーバスはとても美味しいんだけどやはり海行くしかないかと決意を新たにしました。]]>
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波崎海洋研究所のデータが公開されていたのでサーフの地形を分析した https://www.fimosw.com/u/bluetrain/mdpseodrp2jvz7 2025-06-24T23:09:00+09:00 ・少し前に海洋研究所のデータが公開になりました。


https://pari.mpat.go.jp/bdhome/Hasaki/


ここでは海洋研究所が海に作った桟橋の各地点での水深を見ることができます。

またデータも借りた事を明記すれば利用可能です。


それで4か月くらい前ですがすこし分析をしました。


・簡単なサーフの地形の基礎知識



元のデータは500mの計測がありましたが、専門用語で後浜から波砕帯のちょっと先くらいまででした。



 
後浜とは陸です。

因みに、前浜とは干潮と満潮の波打ち際(汀線)の間の事です。

サーフで釣りをしている場所は殆どの場合、破砕帯と呼ばれるところに地形が出来ます。

離岸流やら瀬というのは波のパワーで出来ていますが、浅い場所でないと波は崩れません。

波が崩れる要件というのは以前書きましたが、波長や波の高さによって決まります。

波長が短い方が崩れやすく、波が高い方が崩れやすいです。

波長が長く、波が低いと崩れにくくなり、その組み合わせがあります。

ここら辺の話を詳細に話すと層流を使ったモデルの二階偏微分方程式の話になりますので専門的な話になります。

 
お借りしたデータをグラフにしました。

最初、水深は沖に行けば急に深くなるだろうと思っていました。

そこで指数関数(急激に変化する関数)を用意して当てはまりを見て見ようと思いました。

青の点が水深です。

赤が用意しようとした指数関数。

横軸はどうとったか忘れましたが、水深0mを起点としました。

ー200mなどは何なのかよく覚えていませんが、全体では300m計測してあります。

まず青い点から観察してみると、100mくらいは少しのアップダウンがありますが、100mより遠くなると一気に50mの間に4m近く深くなっています。(単位mになってますがcmです)

そして50mの間深い場所が平坦に続き急にかけあがってまた深くなっています。
 
サーフヒラメで良い地形とは何か?

サーフヒラメでは恐らく、岸から200mくらいまでが破砕帯でサーフの地形の良し悪しがどうの、と呼ばれる場所かと思います。



ここで地形が良いとか悪いとか、どういう風に決めているのか、というと人それぞれに依存するところが大きいと思われます。

人によっては離岸流、また別の人はでこぼこしていたら、等です。

自分の場合は沖が深くない事、を挙げます。

ちょっと脱線しますが、この図でいったら、-100m~-50mの深い場所が無いこと、と思います。

理由は波が手前まで入ってくるためです。

神栖の場合でも、このような大きな海底の地形変化があると波の起こり方が急になりエネルギーが沖で発散してしまい手前までイワシを運ばないから、と思っています。

以前から言っていることですが海底勾配が急だと巻波になってしまい、波の輸送量が減るからですが、それはその時の状況にもよります。
 
凸凹を良い地形だと仮定した分析

元に戻ってここでは海岸の地形の良し悪しは凸凹だとします。


凸凹が無ければ地形が悪く、ヨブ、即ちちょっとした深場のようなプールがある状態を良い地形だと仮定します。

そこでy=ーXという単純な直線とこの地形をフィッティングしてみました。

その結果がコレ。


かなりの日数分、20年以上のデータを分析したので6000ぐらいやりました。

決定係数は直線によくあてはまっている場合、すなわち地形が悪い時に高くなり、最大で1です。

また地形が良くなれば決定係数は0に近づきます。


このデータは日別なので季節で振動しているのが分かります。


実は海岸の地形とは波打ち際の地形の影響を受けますので潮位によって地形が変わります。

そして潮位差の激しい時期はフラットになりやすいです。

また安定しているときは地形が出来やすいです。

この変化の速さは砂粒の大きさに反比例します。

砂粒の大きさは粒度といって、静岡サーフみたいな礫石のサーフと鹿島灘のような砂浜とでは大きく異なります。

こういう知識もサーフ釣りの醍醐味なので勉強してみると面白いと思うし、自分の過去のブログにも書いてあるので調べてみるといいかもしれません。
 
これからの展望

釣果のデータが10年分くらい公開されているのでこのデータとマージ(合体)してみて分析をかけると地形が凸凹していれば釣れるのかどうか、という答えが結構見つかると思います。

ただ荒れていると釣れ無いバイアスなどを考慮しないといけないので以前分析した釣果と波の高さの関係をもう一度引っ張って来ないといけないかもしれません。

 
最後に

自分はこういう知識はサーフ釣りを始めてから勉強しました。

仕事の合間に図書館に行って海洋工学の専門書を読んだりしていました。

なぜそこまでしたのか?というと今までの経験で、他人から話を聞くより科学的な話を先に入れておいた方がインチキ情報に惑わされなくて済むと思ったからです。

本当に地形が良いってどういうこと?ってなったら結構数学使って自分で検証しないとわからないです。

最近はそんなにサーフヒラメの分析に夢中になっているわけではないですが、自分以外にこういう事をやる人が居ないのでのんびり更新していこうと思います。
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ワールドシャウラリミテッド21053を投げてきました https://www.fimosw.com/u/bluetrain/mdpseod7t4hb58 2025-06-10T20:54:00+09:00

タックルインプレッションを買ってすぐにやるのは目立ちたがりのやることだと思うのですが目立ちたいのでやります。



1,曲がり

今回の釣行で魚を掛けることはできませんでしたが、一度竿は曲げさせてもらったので、恐らくファイト関係は問題ないと思われます。

ファイト角度はこのロッドをプロデュースしている村田さんに教わったのでそこら辺は大丈夫だろうと思われます。

自分がワールドシャウラBGを使っていたのも、以前、バラシが多いのを相談したところ身振り手振りで竿の使い方を教えてくれたためその場で購入しました。

2,飛距離

飛距離は無風の条件で30gのぶっ飛びスプーンでテンション掛けた状態で110×96cmでした。

なので100m強といったところ。

ワールドシャウラBG21053だとまっすぐ飛ばないことも多かったかっ飛び棒はまっすぐ飛びました。

飛距離、飛ばすパワーはBGから向上していると思います。

かっ飛び棒は投げる時の抵抗がかなりあって、ショアジギロッドくらいじゃないとまっすぐキャストできないことが多いですがこのロッドはそのくらいの反発力がありました。


3,感度

感度は今回実感できませんでしたが、確認したいのはカエリサイズのカタクチがラインにあたった時にぷつぷつという感覚があるかどうか。

確認できないのに感度なんてインデックスつけなきゃよかったと思いました


4,気になった点

コルクグリップの存在の意味です。

釣りをしていてコルクを触ることが殆ど無いです。

自分は竿の名称に詳しくないですが、グリップの上部でリールを固定するタイプの竿ではなく、リング固定するタイプなのでグリップに触る機会がないです。

釣りをしている間にコルクを触る機会があったら良かったと思いました。

5,値段

値段は119600円とかなりの値段でしたが、自分はそこまで高いと思いませんでした。

毎年リニューアルするサーフロッドより5年使える所有感のあるロッドのほうが安上がりだからです。

なので値段は気にしてませんが釣りをしない人にこの竿の値段を言うのは憚られます。


7,その他

それと、若干キャストする時のリリースポイントがBGよりも狭いように感じました。

BGはそんなに力を入れなくても飛ぶ竿でしたが、この竿はしっかり曲げないとダメなタイプでした。




ガイドのエポキシにひびが入るのは当たり前なのですが今回バットガイドに早速ひびが入るほどしっかり曲げて投げました。

投げた時にビキッと音がしたので冷や冷やします。

あとスクリューロックジョイントではなくなっているのはいい点でした。



また魚掛けてからレビューしたいと思います。

何か粗があったら忖度なくぶっこんでいきたいと思います。]]>
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