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3月の茨城の海流とカタクチについて。

  • ジャンル:日記/一般
去年、カタクチパターンは論文から情報を取り入れて新たに修正した。

カタクチには沿岸性と沖合性の2種類が居てしかも食性が違う、との事。

いくつかの論文によると、カタクチは時期によって海流で入ってくるパターンと植物プランクトン(クロロフィル)によって入ってくるパターンがあるようだ。


鹿島灘(常磐エリア)の場合、2~5月くらいまでは海流によってのみカタクチが入ってくる、とのことだった。



じゃあこの時期は上記の海流見て等高線が凸になって当っている場所を探せばカタクチパターンが再現できるじゃないか、と思い、今年は海流を中心にランガンしてみた。

等高線の形から上記の場合は県央だろう。


これは3月22日の形でやはりこれも県央から県北といった感じ。

外房、勝浦近辺も流れが当たっているがそこまで行くのは骨だ。

ただ、カタクチが入ってきているという話はSNSで流れては来ている。


県央は実際どうだったか?

SNSを見る限り、まぁまぁ釣れているようだったし、自分が釣りに行った時も残念ながらヒットとはならなかったがヒラメが跳ねはした。

根掛ったマットをずる引きしていたらびっくりしたヒラメが跳ねた。


海流はカタクチパターンの再現性が取れている、と自分は判断している。

ヒラメだけの釣果でカタクチパターンが再現できたって言っていいのかというと、船の釣果や情報も加味して整合性を取っているのでほぼ間違いない。

船と岸の釣果というのはかなり連動しているというのは分かっていることでもある。(これもデータを取って分析やってもいいかもしれない。)


海流と釣果が関係しているとは自分は昔から言っているので知ってはいたが、ここ数年の研究によって、夏になってくると今度はクロロフィルを考慮して沿岸性のカタクチを狙うようになるのが理論が進化したところ。

クロロフィルについても研究は進んでいて、その海独自の、「クロロフィルの育ち安い場所」というのが存在したりするのでいつか書いていきたい。




海流については、CNNを用いた衛星画像とヒラメの釣果についても調べてみた。

CNNというのは画像認識の分野では未だ最先端の一角を担っているAIの技法。


これによって海流とヒラメの釣果の関連性も調べることが出来た。

海流図を入れると平均釣果の予測が出来る。

もっと詳しいデータさえあれば、ヒラメは完全に分析できるだろう。

そこまで掘りつくして釣りとして面白さが残るのかどうかは別問題だけど。

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