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#7ストライプト・バスの未来 14年前のアメリカ

14年前の海外の釣り雑誌の記事です。
題:『STRIPED BASS The Road Ahead』 by Rip Cunningham
翻訳:東 知憲

  • この記事は『SALTWATER SPORTSMAN』誌の承諾を得て同誌1997年1月号より転載させていただきました。(JGFA記)
という、文章で始まる記事です。
これは、JGFA(ジャパンゲームフィッシュ 協会)の1999年度 JGFAイヤーブックに掲載された記事です。
#6 集まる注目はこちらから。
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#7 管理上の選択肢
 
管理者達は、まだ使われていない管理策を採用すべきなのだろうか?管理哲学に、大きな枠組み転換が必要なのだろうか?ストライプトバスをゲームフィッシュ指定し、全ての資源を釣り人にのみ開放しては?管理ツールとしてストライプトバスを考えるのではなく、完全にそれをゲームフィッシュとして認定してしまえと言う議論は、多すぎるほど巻き起こってきた。
 
管理者達は、その性質として割当を決めるのをいやがるものなので、政策的判断が必要にでると思われる。
 
しかし、もしゲームフィッシュと全州で認定されれば、長期的にストライプトバスの健康的生息数を確保するためのステップに結びつけているものは比較的容易であることは誰でも解るだろう。
 
ストライプトバスを全てのレクレーション用に割り当てたとしても、厳格な規制は必要である。
 
経済的見地から見れば、ゲームフィッシュ認定こそが理論的な道である。
 
社会的見地から言っても、ストライプトバスの最大利用者は釣り人で、漁師の数はわずかである。
 
例えば。1995年のマサチューセッツでは46万5千人の釣り人が訪れたが、操業許可証は3353、うち982だけが従事中であった(従事中か否かの判断は、魚の販売の有無で判断した)。
 
同じ年、メリーランドで22万1千人の釣り人に対してストライプトバスの操業許可証は1231。
限られた数の人間が、何千尾もの魚を捕ってそれから利益を得ているのに、大多数が1日のキャッチリミットを釣る事も出来ない、そんな現状を現在の管理システムを良しとしているのであろうか?

 
市場やレストランで売られるストライプトバスはどうなるんだろうか?普通の人はストライプトバスを食べられなくなるのだろうか?養殖のストライプトバスは、食味の問題は残りにしても、より安価で、野生の魚と同じ物を提供できる技術は確立されている。
 
#8 リリース後の生存 へつづく。
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ここでの内容は、乱暴に釣り人だけの魚にしてしまっても、漁師の漁獲高より捕ってしまう釣り人の人数になっている現状で、ただ単にゲームフィッシュ認定にして良いのだろうかという話ですね。
 
そして、限られた釣り人だけが沢山釣れて、大多数の釣り人が満足行く釣果が得られない今の管理システムのままで良いのだろうかと言うことを危惧しています。
 
しかし、釣り人しかストライプトバスを手に出来ないシステムだと市場にでなくなり、釣りをしない人はストライプトバスを食べられなくなるかも知れないと言う事も心配しています。
しかし、そこは養殖魚で補えばという提唱ですね。
 
なんとまぁ合理的っちゃ合理的な国です。

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