【 Megabass Official fimo Blog】アイスライド×河川コノシロパターン

こんにちは広島の門永です！

秋のベストシーズンも終盤を迎えつつある瀬戸内河川のシーバスゲーム。
大型のコノシロに付いたシーバスを求めて県西部の河川に釣行してきました！

いかに今年は暖冬といっても、さすがに１２月も半ばに差し掛かると河川の水温もしっかりと落ち始め、コノシロが溜まりやすいエリアも海に近い下流域となってきました。

一見なんでもない河口周辺のオープンエリアでも流芯の位置と地形によって複雑な流れを生み出します。
特にメインとなる本流筋がベンドするようなポイントのアウトサイド側にコノシロは溜まりやすく、その付近のブレイクラインでシーバスはコノシロを捕食しています。エリア的にも広い（長い）ことから、ここでは大型のベイトに負けない強いアピール力を持ったルアーが有効になってきます！

特にアイスライド１８５ＳＷのようなＳ字系のビッグベイトは、大きなボディーでアピールしつつもアクションは極めてナチュラル。こういったシチュエーションでは、コノシロパターン最強のルアーになることが多く、最近では愛好者もかなり増えてきたように思います。

そして、この大きなルアーをしっかりと扱えるタックルさえあれば使い方は意外と簡単。

コノシロの群れが上流から流れ泳いで落ちてくる場合は、アップクロスから流れと同調させるようにドリフトさせて狙った場所でターン。

逆にコノシロの群れが上流に向けて遡上するように流れの筋にステージングしている場合には、クロス～ダウンクロスで中～広範囲を流しながら巻きます。

この「流しながら巻く」という使い方が最大のキモになるのですが、どのアプローチ角度でもこれを頭に入れて使ってやることができれば釣果ＵＰに繋がってくるように思います！

キャスト後、ラインを緩め気味にすればアイスラは流れに身を任せるように流されながら泳ぎます。
そこに軽いラインテンションを与えてやると、流されていたアイスラは「スイッ」と張られたラインの方向に向きを変える。　この時の独特なアクションこそベイトフィッシュが「何かに気付いて身を翻す動き」です。

このアクションが大型シーバスのバイトを誘発し、比較的広いエリアからでも狙ってランカーを獲ることが可能になるのです！

今回の釣行では、上層のレンジを狙うためオリジナルのアイスライド１８５を使用（※海水ではスローフローティング～サスペンド）。

狙った流れの筋を小分けに区切って数回ターンさせながら流していくと暗闇の中で鋭い捕食音。

「喰った！」

パンゲア１００ＭＨのパワーで強引にこっちを向かせてゴリ巻きファイト～で素早くネットイン！ファイト時間は４０秒くらい？（笑）

ウェーディングネットの中に納まったシーバスはまるでブリのようなプロポーション！！
パンパンに盛り上がった腹部はコノシロでゴツゴツ！！尾ビレの付け根はこれでもかってくらい筋肉質です！！

マキシマムコンディションのコノシロ付きランカーシーバス。

あまりにもカッコよくて水面で少し見とれてしまいました♪

釣り仲間の間では、そろそろメバルに移行する人も出てきましたが、僕はもう一本、納得できるシーバスを獲ってからにしたい。

メバル行きたいけど・・

次の潮もシーバスがんばります！！（笑）