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ハンドメイドルアーブランクの比重差

ハンドメイドルアーに使う木材の質量の誤差を測定しました。


木材はファルカタです。

最初に木材選定です。
ホームセンターの在庫50枚ほどから一番良さそうなのを選びました。30分ほど費やして選びました。

選ぶ基準は下の3つは絶対です。

1)節がない(少ない)
2)継目が少ない(一般的なファルカタは集成材なので継目がある)
3)木質(木目や色)が良く、ばらつきがない事。


できれば反りが少ない方が良いけど、これは削って修正すれば良いから優先順位は3の次

で、テンプレートでけがいて卓上鋸盤で切り出しました。

木材にはバラツキがあるので、対になるブランクは質量差を最小限にするため木目の方向に沿って隣り合わせにします。
これ大切 ↑

こんな感じで並ぶように材料をとります。↓


右の123は185mmダイビングペンシルのブランク
左の456は170mmダイビングペンシルのブランク

長手方向には継目がありません。無いものを選びました。

幅方向は2と5の背中をかすめるようにファルカタ集成材の継目があります。よく見ると1側が少しだけ茶色で3側が白っぽい。

しかし、ほとんど木質が同じものを選んだので大きな比重差は無いと予測しました。

2の背中の部分にある継目が分かるかな?
ほとんどわかりません。同じようなものを選んだので ↓


さて、バラツキが出ないように注意して選んだ木材からブランクを切り出して質量を測定しました。




長手方向(木目方向)に並べているので左右の差は少ないです。

1,4は3,6より少しだけ茶色っぽいので比重が軽いようです。
2,5がめっちゃ重いやん~~~多分継目部分なので接着剤かなんか関係してる?

これから、流線型のブランク形状に削ると体積(質量)が半分ほどになるから、質量差も半分になるけど1と2で4g、4と5で3.5gほどの差がでてしまいますね。


ガンマやCB-ONEのルアーは比重がシビアに管理されていて切り出したブランク材の多くを廃棄するから高価らしい。

その他のメーカのルアーは管理が甘いと聞いたことがあります。そこが一流かどうかの差なんだそうです。

まあ、さすがにファルカタ集成材なんて使わないだろうけど(笑)


で、コバさんのルアーは±何gまで合格なのか?


全部合格です。キッパリ


コーティングの厚さで調整しちゃいます(笑)

もちろん、それだけでは3gも調整しきれません。
精々1gですわ。

フックの太さを変更しちゃいます。ST56か66かとか。
まだ同じ質量には調整できません。

最終的には差があってもOKです。

だって、どれが良い感じに動くかなんて最後まで仕上げないとわからないし。

違いがあるから面白いんだよ自作ルアー(笑)

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