今月の四国ブロックの凄腕ターゲットはクロダイ。

トップゲーム編愛主義者のボクにピッタリのターゲット（笑）

ひそかに首位を目指すも、チームメイトで仲良しのＪｉｎｋｅさんが８月早々にリミットメイク一番乗り。

「チヌトップは苦手や～」なんて言ってたくせに(-_-;)

その後もＪｉｎｋｅさんは順調に入れ替えを繰り返し、今朝の時点まで首位の座をキープしていた。




一方ボクはといえば７月は44ｃｍ～47ｃｍクラスが釣れていたのに８月に入るとサイズが伸び悩む。

なんとかお盆明けに47ｃｍ、46ｃｍをゲットするが残る42ｃｍの入れ替えが出来ないでいた。

釣っても釣ってもなぜか40ｃｍ前後ばかり。











おまけにこの一週間くらいはずっと風が強く、ほぼ毎日のように仕事前に出撃するもなかなか思うような釣りができないままラスト１日となった。

奇しくも前日のボクの釣りぽーに村岡さんから「あと一日、あきらめずにがんばろう！ 」というコメントが入っていた。

そうだ！最後の最後まで諦めないぞ！

最終日は風波のために入れなかったあのポイントに賭けよう！

そんなわけで昨日の夜から天気予報＆タイドグラフとにらめっこ。

今朝は風も弱く風向も昨日までと変わっている。


これならあのポイントに入れる。

はやる気持ちを抑えながら午前５時頃にポイントに到着。



風は微風でほぼフォローの風。

海面はベタ凪。




おまけに今月に入って一番多くのカモメと出会う。



海面には小さいスクールながらベイトの姿も数ヶ所見える。



岸から近いところを流す釣り船。




これ以上ないシチュエーションで更新サイズを狙いキャスト＆ドッグウォークを繰り返すが何の反応もないまま時間が過ぎていく。

今日は仕事なのでこのポイントで粘れてもあと３０分。

実はこのポイントでは昨シーズン歳無しを２匹獲っており、自分の中では一発逆転を狙うにはここしかないと温存していたポイント。

ヤツは絶対ここにいると信じて投げ続ける。

立ち位置は変えずに左から右方向へと扇状に探っていく。

と、その時ちょっと沖目で海面をクルクル回っているベイトを発見！

すぐさまルアーを回収し、ベイトの先へフルキャスト！

スローにドッグウォークさせながら5ｍほどリトリーブした時に静寂を破る大きな捕食音とともにフェイキードッグＤＳがひったくられた。

ロッドに重みを感じた瞬間にアワセを入れる。

ファーストランの感じから入れ替えサイズには間違いないと確信。

慎重に寄せて来る。

海中で身を翻す魚体は予想通りナイスサイズ。

手尺では50ｃｍ近い感じ。

fimoメジャーをあてると51ｃｍの自己タイ記録。




口の周りから額にかけての一部が白化していて老獪さと風格が漂っている。



凄腕最終日に出会えたことに感謝しながら十分に蘇生させてからリリース。



最終日の最終決戦に選んだポイントでイメージした通りに歳無しをゲットすることができ、凄腕の結果はどうあれ自分の力を出し切った満足出来る釣行となった。