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第二話「橋の中心で○を叫んだケモノ」

  • ジャンル:日記/一般
「夜釣りで起きる、ありがち?な出来事」です。
 
 
真夏に夜釣りをしていると、良く出くわすのは無軌道な若者達。
 
花火とか爆竹とか鳴らして邪魔をしてくれます。
 
 
なにせ最近の若者は何をしでかすか分からないので怖いです。
 
もともと、僕はこの手の人種がヘドが出るほど嫌いです。
 
いろいろとあちゃーってなる武勇伝がありますが
 
それを語るのはまたの機会に。
 
 


ある日の夜。いつもの近所の川で釣り。
 
深夜も0時を過ぎ、橋脚の上を終電が通り過ぎて行きました。
 

駅で下りた乗客も姿を消し、再び静けさが戻ったころ
 
頭の上でゴン…という音が響きます。
 

橋は鉄筋なので、飛んだり跳ねたりすると橋の下に
 
金属感のある音が響きわたるのです。
 

音が鳴ったあと

 
「っポゥッ!!」

 
と 叫び声? 
 

マイケル?
 

そして、また、
 
ゴン

ゴゴン!

ゴゴゴゴゴンゴン!
 

なんか暴れてる。

 
「っふあぉッ!! ひひひひひひ…」
 
ゴンゴンゴンゴンゴン…(誰かが走っていく足音)


マイケルじゃなさそう…。
 
そろそろ帰ろうと思うんだけど、帰るには
あの橋を渡らないとだめなんだよな…。( ´_ゝ`)
 

もう少しねばって、ソイツが居なくなるのを見計らう。

 
しばらくして音も声も無くなったので、居なくなったと判断して。
タックルを片づけて、橋へ向かいました。

 
橋の真ん中に一人の人影がジッと立っているのが見えます。

 
さっきの人かな?と思ったのですが、なんとなく違う気がしたので
 
無視して通り過ぎようとしました。
 

一歩。

また一歩。

と、その人に近づいていきます。
 
できるだけ見ないように…

気にしていないようにを装います。
 

でも、すれ違う瞬間!

ちょっと横眼で…
 

目線が合った!?


しまった!好奇心に負けた!!!

 
すると!?
 
「みぃ~たぁ~なぁ~~~~?」
 
ほんとにこんなこと言いやがったwwww
 
あまりにスタンダードすぎて、驚きもできません!

それどころか、いったい何を見たというのだ!?という疑問で頭がいっぱいにwww

 
とりあえず、キモイので無視して帰りました。

 
そのあと、また後ろで「っポゥッ!!」とか叫び声がしています。
 
声の主はあの人で間違いないようで…。
 
 
あとになって思い出す。
 
なんでジッとしていたのか…。
 
少し膝を落とした足。

前かがみな姿勢。

そして、手のポジション…。 



リトルジョーしていたようですね(・∀・)

ちなみにリトルジョーの仲間にはビッグベンが居るよ!
 

 
まぁ、この人はただのヘンタイさんだったとしても
 
ときどき、暗闇を自転車で走って
「ひゃぉ~~~」とか叫んでる人いますが
あれって、自分を勇気づけるために叫んでるんですかね?
 

「橋の中心でっポゥッ!!を叫んだケモノ」でした。
 


次回「夜釣りで起きる、ありがち?な出来事」
 「ミッドナイトGさん」
 をお送りします。お楽しみに。
 
 

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