昨日の結果

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鹿屋市で行われた鹿屋市長旗杯柔道大会に参加したカイタ

3.4年生の部で

ウチの道場のBチームで参加し




チームの流れを決める先鋒という立場で

予選2試合を闘いました。




Bチームですので

道場で二番目のチーム

対戦するチームも他の道場のAチームと対戦しがちです。


予感は的中

県内屈指の名門道場の最強の4年生3人が揃うA道場Aチームとなんと初戦で対戦


しかも

カイタと対戦する先鋒は

先の無差別級学年別県王者のあの選手


この夏この道場に出稽古に行かせて頂いた際は

あまりにも強い4年生が揃っているので

1学年上の選手とは全く練習もさせてもらえなかった

決して重量級でもないのに極めて強く

カイタにとって雲の上の存在です。







その対戦が決まってからのカイタは

恐怖で目が泳ぎ

顔が引き攣り

口数も少なくなり

久しぶりにガチガチの緊張状態に陥ってました。






そこで

誰もカイタが勝つなんて思ってないし

100%勝つ事はできない相手だから

返されてもいいので自分の動きで自分の柔道をしなさい

そうアドバイスしました。

















ところが・・・












開始2秒











あれほど後ろに下がるなと言い続けているにも関わらず

強い4年生のチャンピオンを前に後退








技も掛かってないのに

倒れて






抑え込まれる。













そのまま試合終了のブザー











負け方にもいろいろありますが

自分の動きを全くする事なく

最悪の秒殺負け

















久しぶりにボクの血管がプチプチと鳴りました。








当然、先鋒が不甲斐ない負けをした流れのまま

名門道場のAチームの選手に

中堅、大将と秒殺負け




当然の負けかも知れませんが

指導している者として

とても悔しい試合でした。






続く予選2試合目は鹿児島の離島からわざわざ参加している

これまた強い道場との対戦




おそらく対戦相手の先鋒も

3年生か4年生かは解りませんでしたが

動きが速く

カイタと同じタイプの選手



決して勝てない相手ではありませんでしたが

本来の動きは出来ずに



決めてを欠いてドロー



先鋒のカイタが勢いをつける事が出来ずに

中堅、大将ともに敗戦




予選リーグを0勝2敗という屈辱的な負け方でこの大会を終えました。




大会は我が道場の3.4年生のAチームが

決勝トーナメントに進み

準決勝まで勝ち進み

堂々たる3位を獲得しました。

鹿児島、宮崎、熊本と名立たる道場が参加した大会で

素晴らしい3位入賞です。




活躍したAチームの選手と

いいとこが全く無かったBチーム

明暗がはっきり分かれてしまいました。



ボクは帰りのクルマの中で

不甲斐ない内容を振りかえり

カイタを厳しく叱責しました。



またこれから毎週末のように試合が続きます。

今回の敗戦をバネにもっともっと心も体も強くなって欲しいものです。





そんな駄目駄目だったカイタに

月曜日の全校リレーを決める決勝レースは

柔道の試合のように気持ちで負けては駄目だ

最後まで諦めずに頑張れと伝えました。





柔道の試合でのリベンジを

リレーの決勝レースに懸けろ!






そんなカイタ

なんと

決勝レースで最後まで諦めずに

ゴールを駆け抜け

頑張って全校リレーの選手をゲットしました。

















当然今日も



市原悦子で親バカなボク










最後まで縺れたライバルの陸上部の子は

ゴール地点で泣き崩れ

蹲って動けません。




その彼を勝者であるカイタは

手を差し伸べて起こしていました。





いつも柔道で負けて

悔し涙を流しているカイタ

いつの間にか、敗者の気持ちが判る子になったのか


その姿がとても感動的で

昨日の試合での不甲斐ない負けを帳消しにする

スポーツマンらしいカイタの行動でした。




まだまだ柔道で大輪の花を咲かすまでは

遠く遠く長い道程です。

しかし、その優しい気持ちを忘れずに

これからも、強く優しく育って欲しいものです。









何はともあれ

カイタ

全校リレーの選手おめでとう!!

そして

次の柔道の試合、頑張れ!!


















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