友草一家、危機一髪!!!の巻

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先週末は

熊本県の水俣市

湯の児温泉に一泊二日の会社の社員旅行に行ってきました。



湯の児温泉と言えば

名物の太刀魚釣りが有名です。

旅館のすぐ下の波止場に迎えに来てくれる

地元の船宿の船が

温泉客を浴衣のまま沖合に連れてってくれて

手釣り仕掛による太刀魚を手軽に楽しめるというもの。


宮崎在住のボク等としては

3時間くらいのドライブで

九州の西海岸へショートトリップ。

太刀魚釣りを楽しんで

温泉に浸かり

釣った太刀魚料理を楽しむ

と、アングラーとしてはこの上ないひと時を味わえるとあり


アングラー密度の高い我が社としては

定番の社員旅行地であります。




もちろん、仕立船が用意した仕掛を使うのはほんの一部。

アングラーである社員は皆

自前のジギングタックルを手に意気揚々と乗船するのが例年のパターン。

10年くらい前は煙たがられていたジギングも

ここ数年はすっかり市民権を得て

昨年はボクが餌釣りを上回る釣果で

竿頭になるという、確実な釣果を出すメソッドとして

頑固な船頭納得させるまでになりました。




今回も夕方の出船にて

4~5フィンガーの良型を連発!



餌釣りを上回る釣果で

楽しい釣りを展開していきました。




当然、釣った太刀魚は新鮮な状態のまま

旅館の厨房へと運ばれ



こんな感じに調理され



宴はヒートアップ



もちろん料理も美味しく頂き

初日の夕方

強風で荒れ模様の為

船に乗れなかった子供たちが陸っぱりからゲットした

鯵も唐揚げにしてもらったり



楽しいひとときでした。


しかし

今回の太刀魚ジギングでは

意外なお客様が・・・



地元宮崎でキンフグと呼ばれる

自宅で調理できる毒のない美味しいフグ。

これが入れ食い



フォール中に食ってきたり

ペアリングしてヒットしているフグに付いてきたり

なんともテクニカルで面白いバイトをする魚。


あまり外道の多くない太刀ジギングにとって

美味しい嬉しい事この上ないターゲットに船上は大賑わい。



ところが旅館の料理長は

もしもの事があっては困るという事で

この魚の調理を断固として拒み

残念ながら、宴の場にはあの美味しい料理は顔を見せませんでした。




まあ、

宮崎日向灘で散々キンフグを食べているボク達にとって

美味しいお土産である事は間違いないわけで

翌朝の釣りも太刀半分、キンフグ半分のペースで釣り



帰宅後の楽しみと胸が膨らんでました。



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船を上がって

他の社員と合流し

各地を観光し

解散して帰宅してすぐに

カミサンがキンフグの下処理をし始めました。





かつては魚を捌くのはボクの仕事でしたが

今では大型魚以外はすべて素早く捌いてくれる

頼り甲斐のあるカアチャン。

キンフグの皮もあっと言う間に剝いてしまう。



ロングドライブの疲れをソファーに座ってTVを見ながら癒していると

ふと無造作に放置されている

カイタの魚図鑑に目が行っていました。

キンフグってサバフグっていうのが本名である事は知っていましたが



シロサバフグと




クロサバフグと








二種類のキンフグがいるという事です。


それは知らなかった!!



キンフグトリビアです。



しかし、よくよく読んでみると

なんとシロにはない毒がクロには存在するという事実が判明!!

しかもそれを見分けるには

尾鰭に特徴があり

シロ



に対し


クロは





こんな形




見分けは非常に難しいが

どうやら我が家が楽しみにしていたキンフグは

尾鰭の形状から判断して





どうやら

「クロ」

らしい。。。





その瞬間

皮を剝いたキンフグたちはすべて廃棄処分されたとさ!




皆さんも十分気をつけましょうね。。


参考http://www.zukan-bouz.com/fygu/fugu/sabafugu/sabafugu.html




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