誇大魚さんキャンセル。ついに寛容だった奥様の堪忍袋が切れたようだΨ(￣∀￣)Ψケケケ。
　とは言え、夕方のうちから、釣行準備をしていた私はモヤモヤする。単独釣行は好まないが、このパッションは抑えられそうもなく、とにかく午前1時に無闇に車を出した。
　さて、どこへ行こうか!?　とあれこれ考えていると、はたと思い出す。
　タモがないΣ(￣ロ￣lll)　ｶﾞ-ン
　これまで釣行と言えば、必ず従兄と一緒だったので、２人で一つしか所有していないものが多々あるのだが、それらは大抵、従兄の車の中にあるのだ。この時間に起きているわけはないし･･･、これで河川ウェーディング(自己規則：単独で河川ウェーディングはしない）×　漁港（もしヒットしたらってことがあるでしょ！）×になった。
　あっ！ちなみに従兄は、今、スポーツクラブでエアロビクスに夢中なのだそうだ。
　
　とりあえず調査ということで、博多湾内の気になっていた場所に向うことにした。昨年、一昨年は不発だったが、３年前まで、正月明けと言えばここだった。例年、恒例の如く、従兄と初釣りをしていた場所である。
　
　到着すると波風はなくマッタリしていた。冬はこれで良い（と思う）。一応、準備してきたウェーダーで膝まで入った。やはり、思ったとおり水温が高い。排水があるわけでもなく、目立って風裏なわけでもないが、このポイントは潮の関係なのか、安定して冬に水温が高いのである。
　この時点では、ベイトっ気も魚の気配も、まったく感じられなかったが、なんとなく潮が満ちる朝方になれば、何かが起こるかもしれないと思え、ここは体力を温存すると言う意味で、１５分程で切り上げた。
　車に戻り、朝方まで仮眠を取ることにして、寝過ごさないように携帯のめざましを５時半にセットすると、（嫁の）車のシートを倒した。
　後部座席でジャリジャリっと何かが潰れたような音がしたが、そんなことは気にしない。なぜなら亭主関白だからである。

おやすみ(￣ー￣)

ＺＺＺ.....

ＺＺＺ.....

ＺＺＺ....

バチバチバチバチ......

　ぐっすり眠っていると、携帯の電子音ではない別の音で目を覚ました。車のを叩く雨音であった。フロントガラスに目をやると、前が見えぬ程の大量の水がドロドロと流れていた。仮眠に入る前は、星が瞬いていたのに、突如としての大雨であった。
　時計を見ると４時を過ぎたばかりであった。そのまま待っていても止んでくれそうな気配でもなく、またずぶ濡れてまで釣りをする時期でもなく、ここは潔く諦めることにした。

「帰ろう」
独言をいった。さびしい。
 

結局、３度目の正直もなく、今回もエクスセンス入魂ならずO|￣|＿

　それからエクスセンスＡＲ－Ｃ９０６だが、思ったより飛ばん。ゲームＡＲ－Ｃ９０６Ｌとは、まったく別物。とにかく魚をかけてみないことには何とも言えんが、投げただけの感触から言えば少々ガッカリしている。


あ～、ちなみに、座席を倒した時に、後部座席で潰れたのは未だ活躍を見ない『28と書かれたかっぱえびせん』であった。ライジャケのバックポケットで破裂しとる(ー_ー~)。oうぜぇ～