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鴨下 圭太郎

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ルアーチューニングという沼

  • ジャンル:日記/一般
こんばんは、Kamoです。
今日はちょっと趣向を変えて?
ルアーのチューニングについて紹介したいと思います。

市販のルアーは大概の物が良く出来ていますが、時と場合によっては、もっと~~だったら…等の過不足点が出てくることがあります。
そんなときに行うのが、チューニングです。

現場でよく行われるのが、アイチューンやウエイト調整です。
トゥルーチューンはきっと皆さんされていることと思います。
やらないと、まっすぐ泳がなかったりしますからね。

フック交換等でウエイトが変わってしまって泳ぎが変わってしまうこともあります。フックを交換して軽くなる場合は良いのですが、重くなる場合は大概の場合でアクションが死んでしまいます…
が、流れが速すぎるとき等にはあえてウエイト増しで対応することもあります。
ガン玉やナス型オモリ等で調整する方法もあります。


さて、今回紹介したいのは、上記のようなチューンとは違って、ちょっと手間が掛かるチューニングです。
ザラスプークというブラックバスでは永遠の定番ルアーを皆さんご存知かと思います。
が、ブラックバス用なので海ではちょっと使いにくいです。
ウォーキングアクション重視なので、浮力も高めです。
これを海仕様にチューニングします。

参考画像

5jtcp7cx25pk2z95ch65_480_480-6642503d.jpg


<用意する物>
ハンドルーター
シリンジ
エポキシボンド

精密ドライバー
ザラスプーク、もしくはお好みのルアー


いきなりハードルが高い、と思われるかもしれません(笑)
ハンドルーターが無くてもピンバイス等でも代用可能だと思います。
ルーターで穴を開けて、そこからエポキシボンドを注入してウエイト調整の役目とします。

まず、お手元のザラのフックを外します。
そうしたら、シリンジのノズルが入る大きさの穴を開けます。
穴の位置は背中側にしましょう。

次にエポキシをこねます。
量は、お好きなだけ(笑)
こねたら、シリンジにエポキシを入れて背中の穴から注入します。
私がチューンする時は、エポキシを注入したらビニテで穴をふさいで、使用するフックを装着して実際に水に浮かべて浮力の確認をしてしまいます。
原始的なようですが、実際に水に浮かべるのが一番間違いが無いと思います。
好みの浮力になったら、ルアーの腹側を下にして水平に置きます。
そうすることで、ルアーの腹側にエポキシが寄ってバランスがよくなります。
また、本来後部にしかボールウエイトは入っていないのですが、前方にもウエイト代わりのエポキシが入ることによって、アクションが変わります。
ウォーキング主体のアクションだったのが、よりダートするようになります。
浮かべた時に、鼻先が少し水面から出るくらいの浮力が私は好みです。

さて、水平に置いておいたルアー内部のエポキシが硬化したら、背中の穴を塞ぎます。
ちゃんと塞がないと浸水しますから、それなりにちゃんと穴埋めが必要です。
私のl場合は、エポキシボンドにティッシュをちぎった物を混ぜて捏ねて、パテ状にしたもので穴埋めをしました。
ティッシュを混ぜると、ティッシュは繊維ですからボンドの流動性が少なくなります。
次に、穴埋めした部分のボンドが硬化したらはみ出た部分をナイフ等で削ります。

さて、加工はこれで終了ですが、チューニングにはまだ続きがあります。
アイチューンです。
ザラスプークは、ノーマルだと鼻の下側にタイイングアイが付いています。
これを、お好みによって鼻先の穴へと移設します。
ザラには、元からチューニング用に鼻先に穴が開いています。
ウォーキング重視だと下側、ダート・ダイビング重視だと鼻先、それぞれ性格がガラッと変わるのでヒートンを挿し直してアクションの違いを確認してください。

最後に、リグに2連結したスプリットリングを通してボディに装着します。
スプリットリングが一つだと、自由度が少ないので魚が掛かった際にリングが破損します。
写真はリングが1つですが、魚が掛かったらしたらリングが壊れました(汗)

以上でチューンは完了です。
あなたのザラが、ソルト用へと変わっているはずです。
私のザラの重量は、フック込みで28gだったと記憶しています。

こいつで何を釣るかは人それぞれですが、私の場合は…
相模湾シイラです。
ちょっとファットですが、シコのサイズに近いので使いやすいですよ。

そして、肝心の釣果ですが…
めちゃくちゃ釣れるんですよ、これ。
周りが誰も釣れてない時に、
これを投げている俺だけ、何故か魚が勝手に釣れちゃうっ!
みたいな事が度々ありました。

チューニングによって、ルアーがもっと良くなる可能性もあります。
駄目ルアーになることもあります(笑)
ケースの中でふてくされてるルアーが、もしかしたら化けるかもしれませんよ!


 

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