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鴨下 圭太郎

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パクリのお作法

  • ジャンル:日記/一般
ちわー、カモです!

ちょっと思うところあり、タイトルの件。
既存の製品等をコピーしてしまうという行為。
パクりというと悪いような印象もあるけど、必ずしも悪い事ではない、僕はそう思います。
なんだけど、中にはよろしくないものも…

①模倣
絵画の模写もそうだけど、名作と呼ばれるような作品を模倣することでデザイン手法や技巧を学ぶ。
これはとても大事だしパクりとは違う。
あくまでも学びとしての立ち位置。

②レプリカ
旧い自動車等、歴史的に価値がある製品のコピー。
これも世の中に認められている価値観。
廃盤品や骨董においては、実用すると損耗してしまうのでレプリカを使用したりする。

③類似品
売れている人気商品のアイデアやデザインに似せた商品。
ほぼ丸パクりのものから性能を改善したり新たな機能を付与したものなど、玉石混淆。
オリジナリティや性能に優れた物は価値が認められ本家を駆逐することも。こういうのは改良品だよね。

④劣化コピー
既存の製品をパクった上に本来の機能を果たせていないもの。
その代わり激安だったりする(笑)


類型に分けてみたけど、では何故に模倣をするの?という点。
①~④まで共通するのはオリジナルが価値のあるものであるという前提。
要らないなとか、ダサいな、って思う物を模倣したりはしないんだよね。

持っていて欲しいのはオリジナルに対するリスペクト。
これが欠けるとおかしなことになってくる…。
丸パクりしておいて本家をディスるとか、おかしいでしょ?
こんなもの簡単に作れます!とか、もっと安く作れます!とかね。
簡単に作れるのも安く作れるのも当たり前だよ。
だって、コピーしてるんだから(笑)
そんな発言してしまうおばかな人いるの?って思うでしょ?
それがいるんだよね、世の中には。

それでね、何が言いたいかというと。
世の中には性質上簡単にコピーできてしまう物があるんだけど、そういう物はなるべくパクらないで欲しいんだよね。
例えばメタルジグとかね。

メタルジグはシリコンで型どってしまったらそっくり同じものを作れちゃう。
名作と言われるようなジグと全く同じものが誰にでも作れてしまう。

こういう性質の物って世の中にはけっこう沢山ある。
製作の手順の手習いとしてはいいけど、作った人の「らしさ」ってものは皆無だよね。
作ってます!って発信することが仮に許されるとしたら、オリジナルが廃盤になった後じゃないかな?
上で示した類型で言うと②ね。

そんなわけで…
僕もヘドンのルアーのコピーしたこともあるけど、許されるラインというのは常に意識してるかな。

なんだかんだ言っても法的規制の及ばない話なので、結局はモラルということでしかないんだな~。


おまけで、去年リペイントしたザラタイプのルアーたち載っけておこう。
本家と僕が作ったやつと発泡の製品が混ざってるけど、見分けつくでしょうか?(笑)

おしまい。




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