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ショータ・ジェンキンスです。 ようやくfimoの触り方を理解してきました。 皆様よろしくお願い致します。

Oi ! You !! PIKE!!!

少し風があって、あまり釣れそうだなぁという天気ではありませんでしたが、彼女と散歩がてらにまた近所のカナルに行ってきました。メインは釣りですが、、。毎日僕を見かける人が多々いるのでしょう、色々な人と話をする様になってきた今日この頃。
そんなことを考えていた昨日、ある釣り人に出会い、その後2人+通りがかりのおっさん(自称漁師町出身)と一緒に、パイクを相手に知恵比べの長期戦を繰り広げることになるのです。

最初彼が釣りをしている椅子の横を通りながら軽く挨拶をかわし、そのまま釣り歩いていると丁度5分後ぐらいに、彼が何か叫んでいる。

  『来い!来い!お前だ!!』

え、俺らに言ってんのか?聞こえる?2人で首をかしげます。何かパイクとか言ってない?
耳を澄ますと、、、


  『来い!おい、お前だ!パイク!!でかいパイクがここにいるんだ!!』

猛ダッシュです。見えたからって釣れないとわかっていても、そこは釣り人の性と言いうか、思考回路は小学生並みに戻ってしまう訳です。話を聞くと、彼が釣れたパーチを逃がした瞬間、それを待っていたかの様にバクっと食べて、まだうろうろして魚を待ってると言うのです。それなら釣れそうだな。
パーチカラーのビッグベイトを壁際すれすれに泳がせてみます。すぐに足元でくねくね、糸なんて1mも出しているかいないか。するともう一人のおっさんも参戦、釣りしているおっさんからこれまでのあらすじをレクチャーされています。僕はすでにその話を3回は聞いた。


足元でポイ、パックンチョ作戦開始


  『今そっちに向かったぞ』 

おっさんが言った瞬間、竿に衝撃が走ります。いかんせん近すぎる!うまくアワせたつもりでしたが、数秒してすぐにバラしてしまいました。多少警戒はするにしてもまた絶対に食ってくるはず、おっさんも激しく同意して作戦続行です。時々パイクが泳ぐのが見えます、80cmあるかないかでしょうか。おっさんは大げさなのでめちゃめちゃでかい魚がいる様なはなしをもう一人に吹き込んでいます。

自称漁師町出身のおっさん、ブランクがあるのか的外れなことを連発するので僕とおっさん両方に否定され続けるというでこぼこトリオ状態を呈していた時、なんと僕のラインを素手でつかんで、僕の町では~とか言いながらアクションを付けています。この人も相当釣りバカだったんだなぁ。

  『また見えた!』 

おっさんの興奮状態のボルテージは上がっていきます。その時今度は、水からルアーを離そうとした瞬間、ルアーに向かってジャンプしてくるパイク、がスカるパイクを尻目におっさんは極度の興奮状態で飛んで叫んでいます。
まだそこにいるから静かにして!そう言いながらふらふら泳がすとまたついてきますが、残念ながらノーバイト、、、。その後もあの手この手で試しましたが、おっさん曰く、魚を何匹か食べて、完全に呑み込んで胃の方に行き始めると食べるのを休むらしい。本当にそうかわかりませんが、何となく合ってる気がしてきます。


あきらめきれないいい大人たち

結局そこで1時間以上粘ったものの、残念ながら仕留められず。そろそろ時間だと言って漁師町に帰っていくおっさん、そして残りの時間はあっちの橋の方で釣って帰るよと、移動を始めるおっさん。あきらめきれずにもう少しやってみますが、暗くなってきてしまい無念のタイムアップです。2人が去った後も、おっさんが釣って逃がしたと思われる、弱った魚を手づかみして、それを餌にしたり、形振り構わず攻めましたw

いやいや、釣れなかったけど楽しかった。普段はそんなでもない普通の友達が、突然何かの拍子にケミストを起こしその日は仲良し、けど次の日学校で会っても意外と普通みたいな。なんだかそんな懐かしい感覚を思い出した夜でした。相棒が横でムービーとかも撮影してくれていたらしい。もしも掛かっていたら面白い映像だったろうなぁ。字幕とかも付けて(笑)
いつかパイクのキャッチの瞬間を動画で届けられたらいいですね。

ではまた。

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