夜のうちに現地へ向かい
きちんと休息をしてから、明日全力を尽くそうと







狭いながらも寝ることに慣れた車内泊

目を閉じればすぐに意識が薄れた






今までの中で最大の荷物量で磯歩きは不可能ということで
足場の良い場所一択　時間制限無しで攻めてみよう！

 


朝一番

無風と高湿度でまとわりつくような暑さ

潮止まりからの下げ始め

体に熱がこもり、汗びっしょり

ＡＭ７：００
ヒット　目測４０ｃｍのシオ
しかし、バラシてしまった

ヒットルアー　オッタークラフト　ビゴット６４






まだまだ、勝負はもっと後だ

ここは無理せず行こう

１時間　２時間経ち


そろそろだと・・・・

 

風向き
前後の天気図
潮まわり

何度か通ううちにタイミングがわかってきた


そう、下げ濁流

 

 

沖合いに見えてきた


来たぞ


あれはここへ到達すれば、勝負タイム。







 

到達３０分で消えるか、それとも数時間に及ぶか、それとも全くここへ寄らないかは
上記の条件次第


勢いは弱まること無く順調に押し寄せ
「こっからだ！」と気合を入れた










そして到達

濁流がぶつかり、目の前の海は渦潮になる
僕らの中では「洗濯機」と呼んでます

 

 






勝負タイムは最悪１０分　良くあるのは３０分
今日は３時間だった


渦潮第一波

ダメか。


第ニ波

ここで来なければ諦め心


第三波

イワシが落ちて波に揉まれはじめたが


ポップクイーン
ローデッド
ピンテール４８
メタルジグ
湾バイブ
オモクルドメスティー
ビゴット

できることはどんどん試す　時間が残り僅かだ


ＺＺヘッド１オンス
アイスジグ１オンス


渦が・・・消えた・・・ＡＭ７：００の偶然のヒットから５時間
何も魚が触れなかった















この炎天下　５時間続けて疲労感がひどく

体の調子も悪くなる

もし魚がヒットしてもファイトできないよねと、何度も思いながら
キャストをしていた

足がもう動かない　　しゃがんで立ち上がればすぐに直立できない


限界かなぁ

 

潮止まり

ここの唯一の日陰
熱いコンクリの上に横になり３０分寝た

 







日時計のように陰が移動していき、寝ている間に直射日光にさらされ
うなされ汗だくで目覚める

コンクリには人型のにじみ　汗が人型になっていた・・・








僕が居なくなった影にまた別の釣り人

餌師の方も相当頑張っておられ、
ここでこんな釣りをやりにくるのは狂人かもしれんなあって

釣り方はみんな様々でも思いは同じなんだなって思った

 

 


一人　二人と　倒れるように横たわり、すぐに寝息を立てていく

たぶん皆熱中症になりかけてたんだと思う

おぇっという声も聞こえた

 















 

沖へ　表層　中層　ボトム
スピーディーに　スローに
ジャーク　ダート　


際へキャスト

潮目と暗部から３尾　目測５０ｃｍ　灰色の高速で泳ぐ魚が


ルアーを見つけ　急加速してくる


ルアーは魚の口から４０ｃｍ程の距離まで詰めている


食え！

アクション！

 

 

 

即座に１８０度反転し　沖へ消えた・・・・

 

ダメだった

 


もう他に引き出しはないし

体も動かなかった

 


でも、心は晴れ









使用タックル

クロスブリード９６Ｈ
バイオマスターＳＷ８０００ＨＧ

パワーマスター１００ＭＫ
セルテート３０１２Ｈ

ポップクイーン
ガンズスプラッシュ
ドラドスライダー
ドラドペンシル
ローデッド
ＢＫＦ１７５
魚道ヘビーサーファー
ハードコアヘビーシンキング
カリボソジグ７５ｇ
ナゴメタル６５ｇ
ムーチョルチア６０ｇ
ビゴット６４
湾バイブ
インパルス
ビッグバッカー
ベイソニック
アイスジグ２８ｇ
ＺＺヘッド＋マナティー
ＰＢ３０
オモクルドメスティー