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キジハタ/ランカ-列伝 Ⅱ

  • ジャンル:日記/一般
今回のキジハタ/ランカ-列伝Ⅱは「間」のお話。
一般的に「間」と言うとアクション時のポ-ズとなるが・・・
アコウを狙ってのボトムゲ-ムは、この「間」のさじ加減で
釣れる釣れないを大きく左右するゲ-ムとボクは感じている。
流れの速いエリアでの間。流れがない時の間。
マズメでの間。激戦区エリアでの間。などなど・・・・。


(この写真は下記成功例の写真とは異なります。2012年手中の50です)
特に10年を越える生存競争の中で、
その体長と地位を手中にしたランカ-ともなると
積み重ねたイ-ト・ロジックを持ち備え、なかなか計算道理には
行かない独特な間が存在する。

この間をマッチさせた時、ボクが歩んだロッカ-人生で
もっとも幸福な時となるんですヨ(笑)。

この間はポ-ズと言う言葉に置き換えれば
「ルア-の動きを止める」と言う行為になります。

ボクの考える「間」は物理的には止めていますが、
ルア-を魚に「どう見せるか?」なんです。

それは食わせる場所(居場所)をあらかじめ想定し
どのような形でルア-をその場所まで運び
いかに「見せるか」。
この事を「間」と呼んでいます。



さて、上記は2010年度50アップをヒットさせた成功例の「間」です。
居場所の想定は?防波堤の敷石エンドの崩れ。
水深10m前後で流れは3ノットのち1ノット程度。
潮のタイミングは潮どまり付近。

これまで、このエリアへのアプロ-チはピッチングでの前撃ちが主。
アクションはフォ-ル後ポ-ズを入れボトムパンプする。
同エリアでは図のような敷石崩れが点在し大場所となる
険しいエリアは3箇所(3クズレと呼んでいます)。
ジアイのタイミングはやはり潮どまり。
このやり方では数は稼げたが40アップまでにはいたらなかった。

しかし、キジハタを専門で狙うエサ師さん方(浮き釣り)は毎年この3クズレで50アップを出していると聞いていた。

こんなシチュエ-ションで迎えた2010年のある日。
ボクはその3クズレの間を目の当たりにした。

エサ師さんがボクの目の前で50を釣り上げたのである。
そのキャストからランディングまで一部始終を見たことから
想像するとキャスト位置はずいぶん離れた位置にキャスト。
浮き下は、つらいちと言っていた。
浮きが、なじんだら、ラインを巻き取り居る場所の3クズレへ移動。
そして浮きをシェイクして誘い。長~いポ-ズを入れ再びシェイク。
そんなイメ-ジだった。

それをモチ-フにしたのがこのアプロ-チと「間」。
シェイクは長め10カウントにし
ポ-ズは短めの3カウント。
ボクが釣ったときは、そんな間だった。

シャイク後のポ-ズで「コン」と言う鈍いバイト劇だった。

このバイト理論の解説は?
ちょっぴり長くなってしまいますので、またどこかのメディアで
お話ししていきたいと思っています・・・・。

その後その場所では毎年と言っていいほど
この「間」でランカ-をしとめています。

参考になれば光栄です。





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