いやあ、タイトルがGLAYですよ、奥様。

みんなが「春が来た」的写真ばっかり貼ってるので、
一枚だけ対抗してみました。
「まだ春は来ない」



★★★

今日はビッグバス連発の予感がした。

今日デカイの釣れなかったら、一生釣りしなくていいです。

引きこもりデューク田窪がウダウダして全然出てこないため
三田で釣りをしているベーカリー藤原を無理矢理東播(播磨・社のほう)に呼び出し。
ベーカリーは大学現役の後輩で、
「パンを焼いてそうな(温厚な)顔つきだからベーカリー」と名付けられた、池田在住のかわいそうなヤツだ。
そのネーミングの覚えやすさから、
オプシ村上(ハプニング時の口癖が『ｵﾌﾟｼ』)とともにミツバチ軍団にも愛されるキャラ。

さて、まだ明るいうちに出発したわけだが、
夕方になれば南東風、6m/s、月光の当たる護岸。
プリスポーン。
その池にいるヌシを釣るための最大条件を満たしているこの今。
「50up4尾は出るよ。今日なら。」
と偉そうに講釈をたれつつ、加西方面へ。
つい先日デューク田窪が50を出したところで、期待濃厚。

ところが、全然である。

まず、夕方には起きるはずの水面炸裂祭りが起きない。
無理矢理Jacoで釣れた小さいヤツやら
Knife・Floatingで釣れた小さいヤツ程度。
その後、暮れなずむ最もいい時間にもサイズが40cm未満連発。
これはおかしい。
ということで、超高速・池巡り開始。

最悪なことに池を変えるとどこもかしこもノーヒット。

このとき思い出した。
一年前、ボディブロウで釣った60upのことを！
http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=22909&log=20060418

そういえばさっきの加西も南東風の当たる護岸だけヒットが集中していたな、と。

相変わらずビッグバスの予感が消えない。
苦手な満月にもかかわらず。

ということで、60を釣った池に速攻で向かい、
ベーカリーにRC1.5というクランクベイトを投げさせる。
月光を逆手に取って、明るい色のモノをチョイス。
さんざん黒と白で試していたので、
白系や黄色系が来るのはわかっている。

「うわ！デカイ！無理ッス」
なにが？
「はずれました…」
もしや！60？
「わかりません、55は確実あると思いますけど。」
あーあ。60だ…。
「さっきのはもう食わないと思うんで、その先のほうに行ってみます。」
ということで、護岸の延長先でリベンジ。
今度はあっさり52cm。



ほうら。もう50アップ2本は出てますよ。と心の中で思いながら
とりあえずベーカリーが釣ったので自分の番にする。
護岸は打ち尽くしたので、4月のポイントへ、春・先取り。

同じくRC1.5の黄色。岸ギリギリでヒット。
これはデカイわ。と思ったら目の前でジャンプ。
これも55cmちょい超え。
夕方ローライトと月明かりで照らされてカッコいい。
サイズもはっきりわかる。
が、その次のジャンプでルアーだけが帰って来た…。

これはきっと、さっきのベーカリーの病が伝染したのだ。
家帰ってパンを焼く仕込みするしかない…。

音を聞きつけてベーカリーが来るが、
投げる場所がないので隣の池にダッシュで移動。
多少距離があるが、これ以上ないくらいの効率で走る。
風当たっとんがな！10m/s近い暴風やけど…。

さて、ここは秋に水が減った姿を見て以来、バスの反応がない池だ。
完全に水がなかったらノーヒットのはず。
護岸の真ん中から入って、左をベーカリー、右をﾜｼが撃とうということで、さっきより大きいRC2.5というクランクをお先にキャスト…。
「飛ぶけど、糸が風に押されるわ～」という話をしようとした瞬間！
あ…来ちゃった。

またデカイ。引きは明らかにさっきの55と同じ横っ走り。
今度は真っ白に近いカラーなので丸呑み。

今度こそ確実に取り込んで試合終了！
宣言通り50アップ4尾…取れたのは2尾ですが。
でもそれぞれ、池の中ではヌシサイズであることは間違いない。
こういう読みが四季折々できるワシって、
もしかして釣りで食って行けるんちゃうん！
と勘違いしそうになったというお話。





ちなみにその後、
期待に満ちあふれた我々はすっかり暮れてしまったこの池で
懐中電灯片手に左右二手に分かれて旅立ったが

左も右もノーバイツ(笑)。左右確認異常なし!!
この池どないなっとんねん！