まずは皆さん、無事ですか？

あしは今朝、工場の施設点検と軽く掃除をして
帰ってきました・・

掃除の最中、「１４時４６分」で止まった時計を見て
あらためて昨日の恐怖が蘇ってきました。












３．１０


１４時頃・・






前日の同刻頃・・

俺の操作する機械の照明が落ちた・・

「？」


同僚に「なんで？」


「ですかね・・」



結局、ブレーカーにも異常なく
テスター持って走り回るも、原因は解らず・・

気にはなったが、普通に帰宅・・












３．１１

４時頃・・




嫌な夢を見た・・
「ざけんな！ばかやろー！」
と、自分の寝言で目が覚める・・









１４時４３分頃・・




またもや、照明がダウン・・
「まじかよ・・」
「ですね・・」




何か、不吉な・・予感がよぎる・・














ギギャ～・・





！









真上にあった天井クレーンがきしむ・・

















次の瞬間、同僚は表に向かって走っていた・・
俺は頑丈な装置の中に入り様子を伺う・・



でかい工場の鉄骨が大きく歪む・・


同時に、ブレースを接続するハイテンボルトが
次々とブチ切れ飛んでいく・・



真上のクレーンも
今にもレールから外れ落ちそうな・・







（まずい！）





転げ出るように建屋から退避・・
全面の開けた道路に出ると目を疑った・・








地面がうねってる・・
近隣企業の人たちも道路に出てる・・

泣き叫ぶ事務のねーちゃん、
裏が運河なので「津波がくるぞー」と叫ぶ人・・

まず気になったのは家族・・
嫁は大井町、娘は学校・・

飛んで家に帰りたい思いだが
今はこの会社に出向の身・・


社長の指示を待つ・・





１５時２０分頃











全員帰宅の指示。
一目散に車を走らすが
出て直ぐ水道管の破裂で一面水浸し・・

これをクリアーすると
まだ渋滞の起こる前の幹線道路を自宅へ急ぐ・・




途中、災害伝言板にメッセージを入れると
繋がらない携帯からラッキーにも嫁から入電・・
帰宅した娘にも連絡とれたらしく
取り合えず一安心・・



１５時４０分・・

帰宅。あれほどの揺れ、メチャメチャな部屋を想像していたが
拍子抜けするほど平穏な室内・・
耐震には力を入れていた物件だった事にあらためて
感謝・・娘と二人、嫁の帰りを待つ・・








１６時頃・・

目の前の線路に電車停車している・・
やはり電車は駄目か・・
さらにバルコニーから見える鶴見川が逆流している・・
（まさか、こんな日に釣行くバカいねーだろーな？）
少し心配になる・・



つか、

地震の時行ってもつれねーし！(マジ）






１６時３０分頃







嫁の携帯から入電・・
大井町からバスで池上まで到着。
徒歩で帰宅中・・頑張れ！ママちゃん！





２０時頃・・

川崎付近と嫁から入電・・
ゴールはもうすぐだ！





２１時過ぎ・・
「足がいた～い！」と、嫁無事帰宅！よかった・・
あらためて家族で現在の被害の状況や
今後の対策、行動について話し合う・・






２３時過ぎ・・

長い、長かった、それぞれが、それぞれの
３．１１・・

泥のように眠りに就く・・










３．１２　５時・・

起床。文頭に至る・・



色々な事態が起きてるけど、冷静に安全に行動しようぜ！
俺も落ち着くまでは釣りは自粛！皆もモラルをもった行動をするようにね！くれぐれも無理しないでよ！


ウチの会社の原発チームの安否が心配・・
新潟、福島、どっちも無事でいてくれ！
青森、岩手の出身の連中も
多数居るんで家族や知人が無事である事を
祈ってます！


頑張ろう！
皆！

頑張ろう！fimo!



頑張ろう！
日本！