マスカラスズキ

  • カテゴリー:釣行記
桜散るなか、サクラ狩りに……


沿道の桜吹雪を浴びながら、ポイントへ急ぎます。陽も長くなった4月の第3日曜日。日没二時間前に入水します。


生命力溢れる新緑の春。
まさにパワースポットです。


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日に日に成長する雑林の草木達が、静寂な川への侵入を妨げる。


川辺には通いなれた、イタチやタヌキの足跡があります。その上をたどり、存在を消すように静かにウェードイン。


トロ瀬に狙いを絞り、アップからジャークで刻んできます。同じコースをしつこく通しますが、時間が過ぎていくばかり。


少しレンジを下げようと、MDに変えた一投目にスラッグを拾い、ハンドルを回した3回転目………


☆グ☆ゴ☆ッ☆


久しぶりのアタリに、本命か外道か半信半疑だったにも関わらず、既にあわせを入れている悲しい習性。


水面を割った銀鱗に、本命サクラマスであることを確認。


一気に緊張が走ると同時に、鱒も一気にダウンへ走り出し、激しいローリングで抵抗してきます。


持久戦に持ち込むべきか……

絶対にバラシたくない……


お互いにアドレナリン全開の中、流れに乗られる前に、ローリングもお構いなしに強引に勝負に出た。


ベンド状態のロッドを更に煽り、暴れまわる鱒の頭を水中から引きずり出した。


フッキングの状態を一瞬で確認し、尾びれを叩きつける最後の抵抗も、もはや頭の出た状態では勝ち目はなかった。


これは「もらった」と、確信してからネットに入るまでの僅か2メートル、僅か5秒がスローモーションのように、とてつもなく長く感じられた。




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この一本が、今までの苦労を一瞬で打ち消し、次への希望を与えてくれる。


ありがとう´15サクラマス。


あけて翌週、チェリブラをチェイスしてきたのは、久しぶりのイケメンな鱸。
足元で気配を感じ、ターンして行く際に、完全に目と目が合った。マスカラをつけたような、くっきりとした目。あの顔を見ると、メラメラと闘志が湧いてくる。もうこんな所まで入ってきてるのか。


そろそろマスカラスズキ(鱒から鱸)に、狙いを変える時が近いようです……

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