キジハタゲームについては、殆どの場合が、「他魚を釣るために作られた製品の流用」で・・・「フック（シンカー）はバス用の○○が最強で・・・云々」。ワームも既存品を「キジハタカラー」と銘打ったものが殆どです。

勿論、それで実際そんなに不便もないし、結構釣れるから「問題」ではありません。が・・・やっぱり「代用」なので・・・「もっとこうなら！！！」と思うことは僕でさえあるし、突き詰めれば突き詰めるほど「その対象魚を捕る為の理想」は、「代用」という枠を超えて行くんだとも思うのです。

例えばバス用の一般的なバレットシンカーを使用したキジハタテキサス・・・勿論困りはしないし・・・実際にホイホイ釣れます。

でも・・・
もっと浮き上がりをハイアピールにできたら・・・
もっとヒラヒラゆっくりフォールしてくれれば・・・
もっと岩に挟まらなければ・・・
藻をすり抜けさせるとき、もうちょっとシンカーに形状工夫あればワームのエッジに藻がひっかからないのに・・・・
バス用代用でも「困り」はしないけど・・・この魚の為に煮詰めたモノならもっと釣れるかもしれない！！！

シンカーにも、もっと対象魚を獲る為のエッセンスをぶち込めば、ただの「ワーム沈める重り」ではない「もっと素敵なモノ」になると思うのです。
ただ実際、「キジハタ専用」に開発し、「キジハタ専用」と銘打つのは商売的には（市場的には）厳しいという現実もあるのでしょう。
 
ショアキジハタ専用スイミングヘッド「アコウ浪士B型（仮）」
とりあえず、7ｇ　15ｇ　20ｇの「プロト出来たよ」との事で早速テストです。

テーマ①シンカー自体がウォブンロールする。
リフト時にワームがよりハイアピールに！また巻いて獲る時も有効！
テーマ②バレットシンカーよりゆっくり沈む。
キジハタは基本的にリフトで見せてフォールで獲る！よね。
テーマ③藻のすり抜け　障害物のすり抜け。
底物釣りの永遠のテーマです。


うーんどうせ実釣テストなら、使いやすい10ｇ位も欲しかったのですが、なぜかありません。その辺に会社の悪意も感じつつ・・・

10/14PM10：30名古屋出発
10/15AM3：00能登某所到着
　　 　AM3：30頃、実釣開始
シンカーの動き見なきゃいけないのですが・・・暗くて全く見えません。
都合がいいので、「釣り」に集中いたしましょう。

とは言えですね・・・
もういい加減・・・北陸のテスター募集しないとダメですね。
「この辺良さそうだけど車停められないし。」から始まって・・・
「本当に魚居るのか？」と疑心暗鬼になったり・・・
ポイント開拓は釣り人としては非常に楽しいのですが、「メーカーテスト」としては非効率極まりないってもんです。

とかなんとか感じ良い小漁港でやってたら・・・

フォールでゴゴッっと来ました来ました！
 
キジハタってこんな顔だったけ(；´ﾟдﾟ｀)ｴｴｰ