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▼ 純淡水域川鱸外伝 ”氷雨の合間に…”

  • ジャンル:釣行記
つい先日、今季唯一のランカーを獲って自分の中で一旦締めた今季の清流鱸ゲーム。

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しかしその晩に他にも得た高反応に止められる訳も無く翌日も同じシャローフラット系のポイントへ短時間勝負で入る。

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結果は２バイト乗せられずに終了。
掴む事は出来なかったが晩秋の清流域にまだ本命の気配を感じる事が出来た。

そしてまた翌日。
氷雨が降ったり止んだりといった天候が続く中、翌朝からの激務を考え休釣しようか迷ったが残り少ないチャンスを考え再び日暮れと同時に短時間勝負で同ポイントへ。
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雨上がりで放射冷却も無い夜だが走り出すと車の外気温は一桁台を示す…

流石にこの夜はインナーも含め冬装備。
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降雨があっても水位は先日より約１０cm程の低下。
それでも例年のこの時期と比べたら１０月末の連続台風の影響で高水位。

そして狙いの筋にシャローランナー撃ち込む事２投目。
先日ランカーを獲ったラインと同じ所で”ヌンッ”としたバイトと同時に重みが乗った。
”ガババババーッ”と闇夜に薄ら見える鰓洗いのシルエット。
水面で暴れさせないように寄せて来てグリップランディング。

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再び晩秋の清流鱸。

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65cmの暴れん坊フッコサイズ。

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流石に内陸部完全淡水域のこの外気温に魚も反り返る。

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体は反り鰓を広げたまま固まってしまった魚はまるで仮死状態のように全く動かない…
撮影を終え水の中に戻しても暫くこの状態で動かないのだが瞳孔や体色は元気そのもの。

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そして何も無かったように急にスイッチが入った途端水飛沫を上げ暴れながら大河へ帰って行った。
以前も十一月の気温の低い晩に釣り上げた魚がまるっきり同じような状態になった。
春〜秋までは見られない姿を考えるとそれだけ既に寒いと言う事なのだろう…

この後は流石に反応が無く一時間弱の釣行で納竿。

そして天気予報を見ると寒気が更に入り週末に掛けて更なる冷え込みになるという。

流石に今季はこれで終わりの予感がするが終わりを決めるのは自分自身。
納得いくまであと数回は本命狙いで大河へ向かう事になるだろう…

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