昨日、親父が肺炎により76歳で他界しました。

オイラが子供の頃に釣りを教えてくれて流れの読み方、その中を如何に流していくかを教えてくれた。

今のオイラが釣りにハマることを予期していたかのように厳しく教わった。

思えば五年前、日曜の深夜に親父がトイレに行こうとした時に脳梗塞を発症、そこからお袋は献身的に介護をし、オイラは力仕事メインで補助を行っていたが・・・・昨日の早朝眠っているかのように静かな最期を迎えた。

そこまでの経緯は・・・・

4/3のAPIA試投会から帰宅すると親父が発熱していたので風邪かと思い気にも留めず風邪薬を服用させ寝かせた。

日曜は多少熱が下がるも食べれなくなっていた。

月曜も変わらず、火曜日仕事から帰宅するとお袋から「今、往診に来てもらっている」と。

部屋に行くと点滴を打っていた。

しばらくしてPM20:00くらいに在宅ドクターが来て診察すると「肺炎の疑いが強くまだ何とも言えませんがそう長くはないと思いますので覚悟だけはしておいてください」と言われ、そこから休みをいただく。

病院から酸素吸入器を借りる。

水曜日、休み一日目

午後から在宅ドクターの定期診療

そこでも「いつお見送りするかは断言できませんが、延命してもこのままだと思いますし、入院させても同じだと思います」と宣告された。

医療機器のレンタル会社から酸素吸入器を借りる。

木曜日、様子は変わらず・・・・お袋から「葬儀屋の資料貰ってきてくれ」と。

お袋も覚悟したらしい。

間違いないお店に行く時、前を通る葬儀屋へ資料をもらいに行く。

夜、呼吸が変だったので往診してもらうと痰が気道に溜まって呼吸困難になっているので吸引器で痰を取り除いてもらう。

呼吸が安定して一安心したが・・・・

木曜日から訪問看護士と契約し、少しは負担が減るかと安心して仕事復帰をするため早くに寝るも・・・・

金曜日、出社すると「えっ?今日もお休みじゃなかったっけ?」と言われ帰宅。　その後担当から電話があり事情を話すと「明日もお休みにしておきますか?」と言われ土曜日もお休みにしてもらい親父の看護に勤めた。この時すでに呼吸の仕方が虫の息状態だがまだ頑張っていると訪問看護士からの一言をもらい安心する。

ケアマネージャーに電話し、吸引器を借りる。

そして4/10の早朝、爆睡中のオイラをお袋が起こす。

「親父息をしていないから今先生を呼んだ」と言われ・・・・最期を看取った。

そこからは義理の妹に電話→葬儀屋に電話→派遣会社の営業に電話をし、午後、葬儀屋が来るまでの間少しだけ間違いないお店へ(不謹慎だけど)店長にしばらく喪中で釣りに行きにくくなることを伝えに行きつつシマノの新製品を少し見てきた。

午後、葬儀屋の主任さんがやって来て葬儀の手続きをする。

通夜、告別式なし、身内のみの火葬にしてもらい安くしてもらえた。

ご時世がこんなんじゃ人も呼べないし、少ない人数でやるのが一番だと感じたから。

そして今日・・・・昼前に叔父、叔母、義理の妹と姪だけで親父を見送った。

親父の介護に携わってくれた包括支援センター長から始まりたくさんの方たちが親父の身の回りを助けてくれたことに感謝し、最後の葬儀を執り行ってくれた葬儀屋の主任さんといい、人の生き死にに携わる人たちの優しさをかんじた。

いい人たちと出会えて親父も幸せだったんだろうな。

またFBでお悔やみの言葉を送ってくれたAPIAの濱本さん、永島さんをはじめ安城のじーじ、I貝さん、遠州サーフハンターズのK上さんにはまた会うことがあればきちんとお礼を言いたいし、親父の死の直前まで心配してくれた友人二人にもお礼を言いたい。

これからはお袋と二人で生活することになり大変な毎日になるし、明日からの遺品整理やら役所に手続きに行ったりするので多分・・・・だけど今の派遣先から解雇食らうかもしれないけどここからは夜勤もできるし、喪中とはいえお袋の親族の菩提寺の住職が昔話してくれた「お見送りしたなら釣りに行っても良し」との言葉どおり釣りに行こうと思う。

だって・・・・親父も釣り好きだったしね

自宅に戻り、オイラは精進落とし・・・・疲れて爆睡しました（笑）

これからはお袋、叔父、叔母が他界した場合喪主になるんで大変です。